聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

踊る大捜査線(平均視聴率18.2%)

2012-09-15 16:12:33 | 邦画ヒューマン
ついに15年の幕を閉じる
最後の劇場版が公開されたので
最大限楽しむために、TV版もチェ~ック


すごいね~、このシリーズ。
改めてしっかり見ると
確実に歴史に名を刻んだドラマだって判りますよね。


#1″サラリーマン刑事と最初の難事件″でセブン(95)
モーガン・フリーマンブラピに例えられたら
それだけで、やられた~って感じです


踊る大捜査線



しかもこのシリーズがすごいのは
連ドラを見ていなくっても、映画が面白いって事

当時は珍しかった有名人のゲストも取り入れているし、
アメリカンドラマ


思わず、CSI:クリ・マイ
混ざっちゃってるねって突っ込んだけど


本広 克行監督(演出)の下には
今や海猿シリーズをヒットさせている
羽住 英一郎さんがADについていて
こんな所からもフジテレビは
21世紀型メジャーの成功例だと感じます




サラリーマンから刑事になった
元東京都知事と同じ名前の
青島 俊作(織田 裕二)は
湾岸署、通称"空き地署"刑事課強行犯係に赴任してきます。

やる気満々で来たにも関わらず
所内には盗犯係の恩田 すみれ(深津 絵里)しかいなく
少々拍子抜け


とりあえず現場に向かうのですが
警視庁(=本庁)のエリート刑事に馬鹿にされるわ
捜査一課管理官室井 慎次(柳葉 敏郎)の
運転手をさせられるわで、納得のいかない状況。


挙げ句、同じ所轄(=支店)の巡査長
和久 平八郎(いかりや長介)からも
余計な事に首を突っ込むなと釘を刺されてしまいます


人に感謝されたいから、
人の役に立ちたいからと転職してきたのに
これじゃあサラリーマンと同じじゃないかあ


所轄の現実直面し、戸惑い、
政治的な縦割り社会に反発を覚えながらも
成長していく刑事ドラマ。

現在も歴代興行実写収入No.1の座を守るシリーズの幕開けです













このドラマの魅力の1つは一杯あるけれど
1つは間違いなく
青臭青島刑事の熱さですよね


若干押し付けがましい"正義"を
これでもか~と説くから引きそうになるんだけど
もうひと押しくるから、感動する。
ああ、あなたは本当に純粋な人なのねと。



でも、そんな人だからこそ触発される部分もあって
ずっと青島に大人しくしろと言っていた
副署長までもが、室井に思わず
「人の部下をなんだと思ってるんだ」と
啖呵を切っちゃうんだよね

こういうユーモアを持たせつつ
ジーンとさせるのがこのドラマの真骨頂ですよね



個人的にはストーカーの件【くだり】が好きだな~


ストーカー規制法が制定されたの自体2000年なので
いち早く、世の中の流れを取り入れている事になりますが、
つまりはまだ認知されていない概念ですよね。


それを視聴者に解らせるために
スリーアミーゴスに
青島と真下(ユースケ・サンタマリア)が
説明する形式をとるのですが…



最高


織田裕二さん以外″ストーカー″のアクセントも違うし
ストーカー役の伊集院 光さんも
気持ち悪くて良かったです


ちなみにこのエピのタイトルは
#5″彼女の悲鳴が聞こえない″

毎回個性的な副題が付けられていますが
今月1日にO.A.されたTHE LAST TVのタイトルは
″サラリーマン刑事と最後の難事件″

第1話の″最初″が″最後″になっているんですね~。
このタイトルを見ただけでも、ジーンとしてしまいました


今は亡きいかりや長介さんの
「だめだ、こりゃ」にも


拳銃社会ではない日本の警察が
銃を携帯する重みも知られて、興味深かったです



という訳で、準備は万全
満を持して、WARNER MYCAL CINEMASに行きます


同時に、この一連の流れを知って見ると
また違った発見もあるかもしれないので
映画版も鑑賞したくなりました


とりあえず、今日21時からTHE MOVIE3が放送されるので、こちらを見ようかな



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