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唱元  一蓮託生・いちれんたくしょう

2008-09-20 | 無能唱元・唯心円成会
一蓮託生・いちれんたくしょう

 私は毎日をどのようにして生きているのだろう。時にそんな疑問にふっと襲われることがある。
 そして、これから私はどのようにして暮らし行くのだろうか?そんな思いが私を悩ませる。
 とかく人間は、こういう考えが進行すると、うつ病になったり、不安神経症に取り付かれたりする。言うなれば、これは人間の常駐的不安なのかもしれない。
 それはマイナス思考である。暗い方の考え方だ。なんとかしなければいけない。
 しばらく考えていたら、ポンとその答えが出てきた。それは次のような答えだった。
 これは、私の体の中の同居人(つまり私の神さま)に質問すればよいことじゃないか。あまり深刻に考えず、ごく気軽に、私の神さまに聞けばいいことだ。
 そこで、神さまに聞いてみた。
「神さま、この生きる不安てやつは、どうやったら消えますか?」すると、即座に返事がかえってきた。
 「それは、今日一日を私に託しておけばいいことさ」なるほど、と私は思った。
「一蓮託生」という言葉がある。これは自分以外の他のものの力にすがって、生かしていただくという仏語の一つである。

「すべて」とは、どういうことか?
 それは、私の心に自然に涌きだした欲望である。そしてそれは湧き出してくるまでは、私には何かは解らなかったものだ。
 この現れたものを、瞬間に処理していただくと、今日一日は終わってしまう。すなわち、これが一蓮託生というものだ。
 こうして、今日一日が暮れて行く。
明日は何が来るのか解らない。あるいは明日は死んでしまっているかも知れない。
 これが意味するところは、私にあるものは「今日一日」だけだということである。
 考えてみれば、これは限りなく貴重な一日だ。素晴らしい一日だ。こんな一日が私に与えられているなんて、これはもう感謝あるのみだ。
 こうりゃもう、生きる不安なんかに悩んでいる場合じゃない。
 
   一蓮托生 一蓮託生 で一切お任せ申し上げます。

感謝 感謝 感謝・・ただもう、ありがたし。 かたじけなし。
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<「神さま、この生きる不安てやつは、どうやったら消えますか?」すると、即座に返事がかえってきた。
 「それは、今日一日を私に託しておけばいいことさ」なるほど、と私は思った。
「一蓮託生」という言葉がある。

 公平に与えられた一日の時間・・明日がある、明日があると・・今の一日を疎かにし・・今も活きている・・明日の幸せを求めて・・今の幸せを築こうとせず・・明日があると

<これは自分以外の他のものの力にすがって、生かしていただくという仏語の一つである。

 他のものの力にすがって・・己の神・仏・・眼に観えない力に・・隣の人に依存せず・・わが いだいなる ものよ

 ゆめみる ちから が あるかぎり きっと なにかが たすけてくれる・己の神・仏