日頃の何氣ない風景 ・音楽鑑賞・株投資、感じた事を

音楽鑑賞の感想雑文と、相場から経済情勢を
御礼
7年間 総閲覧数2,907,866  

15日 蝶々夫人・オルガ・グリャコヴァ ・シャープレス:甲斐栄次郎 新国立

2011-06-18 | 新国立オペラ・・
        5公演4回目 3F/R7-3・3150円

 良かったです、積極的な演奏者が、オケの弦、木管と劇性があり、指揮者の旋律感、感性が素晴らしい、終幕にかけ・・泣けるとは・・

蝶々夫人:オルガ・グリャコヴァ、ピンカートン:ゾラン・トドロヴィッチと感情移入が優れていて、歌唱、演技と良かった・・・出足はテノール声量不足?と感じましたが・・・メトのテノール・ソプラノの残像、声量が残っていたせいで・・ 

蝶々夫人・・15歳で見受け僅か100円で日本人現地妻が・・此処から歯車が狂う人生が・・・待てど待てど、ピンカートンは帰らない・・・時は4年が経過し、子供も成長し・・・品、立ち振る舞い、内股で歩く姿と美しい・・蝶々さんが
 魂は待つ心・・船の寄港を観て・・時の流れ現実を直視できない蝶々さんが19歳の乙女には・・米国人妻を伴い、子供も奪われ・・生きる希望も失せた蝶々さんは・・自害へ・・演出的に子供が自害を看取るのは??・・
 子の行く末は、混血・・母の顔はおぼろげ・・愛は・・産みの親、育ての親・・

新国の蝶々さんは過去に2度ほど観てますが、今回が最高と想います、何と泣けた・・
オケで低弦黒木さんが弾いてました、オーボエ、フルートも巧い・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 指 揮】イヴ・アベル Conductor : Yves Abel
トロント出身。ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、ベルリン・ドイツ・オペラ、パリ・オペラ座、バルセロナのリセウ劇場、メトロポリタン歌劇場、グラインドボーン音楽祭、ロッシーニ・オペラ・フェスティバルなどで指揮。『フィガロの結婚』『コジ・ファン・トゥッテ』『ドン・ジョヴァンニ』『セビリアの理髪師』『チェネレントラ』『愛の妙薬』『連隊の娘』『ドン・カルロ』『椿姫』『蝶々夫人』『ウェルテル』『カルメル派修道女との対話』『ペレアスとメリザンド』など定評のあるフランスものを中心に幅広いレパートリーを誇る。現在、ベルリン・ドイツ・オペラの常任客演指揮者。今後の予定として、ベルリン・ドイツ・オペラで『カルメル派修道女との対話』『椿姫』『低地』、英国ロイヤルオペラで『椿姫』、バイエルン州立歌劇場で『カプレーティとモンテッキ』などがある。2013年にはメトロポリタン歌劇場で『セビリアの理髪師』を振る予定。新国立劇場初登場。
 【演 出】栗山民也 Production : Kuriyama Tamiya
早稲田大学文学部演劇科卒業。主な演出作品に、『ゴドーを待ちながら』『阿国』『獅子を飼う』『GHETTO /ゲットー』『海の沸点』『エヴァ、帰りのない旅』『太鼓たたいて笛ふいて』『マリー・アントワネット』「私はだれでしょう」『ロマンス』『かもめ』『闇に咲く花』『赤い城 黒い砂』『きらめく星座』『BLACK BIRD』『炎の人』『組曲虐殺』『海をゆく者』などがある。紀伊國屋演劇賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞、芸術選奨文部大臣新人賞、毎日芸術賞第1回千田是也賞、第1回朝日舞台芸術賞などを受賞。新国立劇場では『今宵限りは……』『ブッダ』『キーン』『夜への長い旅路』『欲望という名の電車』『ピカドン・キジムナー』『夢の裂け目』『ワーニャおじさん』『櫻の園』『浮標』『夢の泪』『涙の谷、銀河の丘』『世阿彌』『胎内』『喪服の似合うエレクトラ』『箱根強羅ホテル』『母・胆っ玉とその子供たち』『夢の痂』『CLEANSKINS /きれいな肌』『氷屋来たる』『まほろば』、オペラ『夕鶴』『蝶々夫人』を演出。新国立劇場演劇前芸術監督、現在、新国立劇場演劇研修所所長。
 蝶々夫人:オルガ・グリャコヴァ Madama Butterfly : Olga Guryakova  
ロシア中部のノヴォクズネツク生まれ。モスクワ音楽院で学ぶ。
1994年にモスクワのスタニスラフスキー・ネミローヴィチ・ダンチェンコ劇場に所属。これまでにメトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、マリインスキー劇場、バイエルン州立歌劇場、英国ロイヤルオペラ、ザルツブルク音楽祭などに出演。「エフゲニ・オネーギン」タチヤーナ、「スペードの女王」リーザ、「ラ・ボエーム」ミミ、「蝶々夫人」タイトルロール、「オテロ」デズデーモナ、「シモン・ボッカネグラ」アメーリア、「エルナーニ」ドンナ・エルヴィーラ、「カルメン」ミカエラ、「マノン・レスコー」タイトルロールなどを歌っている。日本では2007年8月にサイトウ・キネン・フェスティバルで「スペードの女王」に出演した。今後の予定としては、ウィーン国立歌劇場(蝶々夫人)、パリ・オペラ座(スペードの女王)などがある。新国立劇場初登場。
 ピンカートン:ゾラン・トドロヴィッチ Pinkerton : Zoran Todorovich
ベオグラード生まれ。これまでにウィーン国立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ベルリン州立歌劇場、ザクセン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、モネ劇場、マドリッドのレアル劇場、チューリッヒ歌劇場、ブレゲンツ音楽祭、サンフランシスコ・オペラなどに出演。『ドン・カルロ』タイトルロール、『オテロ』タイトルロール、『リゴレット』マントヴァ公爵、『椿姫』アルフレード、『運命の力』ドン・アルヴァーロ、『蝶々夫人』ピンカートン、『トゥーランドット』カラフ、『ノルマ』ポリオーネ、『カルメン』ドン・ホセ、『カヴァレリア・ルスティカーナ』トゥリッドゥなどをレパートリーとする。新国立劇場には2000年『エウゲニ・オネーギン』、01年『蝶々夫人』、07年『カルメン』に出演している。
 シャープレス:甲斐栄次郎 Sharpless : Kai Eijiro
熊本市生まれ。東京芸術大学卒業、同大学院修了。イタリアにおいて、ザンドナイ・コンクール第3位、ティト・スキーパ・コンクール第1位入賞。五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。文化庁派遣芸術家在外研修員としてニューヨークへ、五島記念文化財団の助成によりボローニャへ留学。二期会『フィガロの結婚』タイトルロール、小澤征爾音楽塾特別演奏会『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロール、小澤征爾オペラプロジェクト『ジャンニ・スキッキ』ベットで出演。2008年NHKニューイヤーオペラコンサート、N響『第九』に出演。03年9月ウィーン国立歌劇場デビュー。マルチェッロ、レスコー、シャープレス、ベルコーレ、エンリーコなどの35役で260回以上の舞台に出演中。09年サヴォンリンナ・オペラ・フェスティバル(フィンランド)『トゥーランドット』にピン役で出演。新国立劇場には04年『鳴神』鳴神上人役で初登場。二期会会員、ウィーン国立歌劇場専属ソリスト。
 スズキ:大林智子 Suzuki : Obayashi Tomoko
東京芸術大学卒業、同大学大学院修了。二期会オペラスタジオ第31期修了。1986年日伊声楽コンソルソ入賞、二期会公演『ワルキューレ』のグリムゲルデ役でデビュー。その後『ヘンデルとグレーテル』『神々の黄昏』『蝶々夫人』などに出演。『戴冠ミサ』『第九』などのソリストとしても活躍し、NHK 交響楽団定期公演『エレクトラ』などに出演している。新国立劇場には、2001年、09年『ラインの黄金』フロスヒルデ、02年、09年『ワルキューレ』ヴァルトラウテ、03年『神々の黄昏』フロスヒルデ、07年『ファルスタッフ』ページ夫人メグ、『蝶々夫人』スズキのほか、こどものためのオペラ劇場『ジークフリートの冒険』などに出演。10年『神々の黄昏』にもフロスヒルデで出演予定。二期会会員。各ブログ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8 日 新国立 コジ・ファン・トゥッテ・・・
                    五公演4回目3F/L8-1・4,200円
・3幕の歌手陣の歌唱は素晴らしい・・特に女声3人が良かったのでは
私は気持ち良く・・1,2幕は子守唄で・・後半は集中して聴けました、演出と装置もそれほど驚く箇所もなく観てましたが・・
池で男性の裸より、女性の?音楽聞くよりも、目線が点に・・笑い・・
 総じて全体の音楽は平坦で・・観終わっての幸福感、高揚感は受けなかった・・
【指揮】ミゲル・A・ゴメル=マルティネス
【演出】ダミアーノ・ミキエレット【美術・衣裳】パオロ・ファンティン
【フィオルディリージ】マリア・ルイジア・ポルシ
【ドラベッラ】ダニエラ・ピーニ
【デスピーナ】エレナ・ツァラゴワ→タリア・オール
【フェルランド】グレゴリー・ウォーレン
【グリエルモ】アドリアン・エレート
【ドン・アルフォンソ】ローマン・トレーケル
【合唱】新国立劇場合唱団【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
   節電で・・電車もお休みタイム・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 私の中では美和子さんの蝶々さんが・・最高でした

蝶々さん 松本美和子・・・スズキ 郡愛子・・
二重唱が美しかった・・自害へ泣けました,今もその歌声が・・

2004年・・東京ニューシティ管弦楽団 第34回定期演奏会
蝶々夫人 【簡単な演出付き演奏会形式】
日時・料金【1回公演】:
公演日 開演 会場 1月16日(金) 18:30 東京芸術劇場(東京)
指揮:内藤彰 / 演出:栗山昌良 / 衣装:岸井克己 / 照明:成瀬一裕
管弦楽:東京ニューシティ管弦楽団 / 合唱:東京合唱協会
出演: 蝶々さん 松本美和子・・・スズキ 郡愛子
ピンカートン 小林一男 シャープレス 勝部太 ゴロー 松永国和 僧侶 菅野宏昭

拝読、拝見している、ブログ・HP・です・・敬称略 
島田真千子  
藤村実穂子  
大隅智佳子    
林正子
蔵野蘭子    
樋口達哉     
小山実稚恵
クラシックオ追っかけ日記
大野和士 個人HP
 大野氏、日本復帰指揮・・7月に京都、群馬にて・・8月マーラー復活も
ハーディング

加藤浩子
東条碩夫
山崎浩太郎のはんぶる
棟梁日誌
ロンドンの椿姫
サントリーホール  
二期会  藤原歌劇団
NHKホール  第一生命ホール
東京オペラシティ  新国立劇場 HP
すみだトリフォニーホール  紀尾井ホール
文化村・渋谷  ミューザ川崎
横浜・みなとみらいホール  神奈川県民ホール
チケットぴあ
ジャパン・アーツ eプラス
NBS HP
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村<

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。