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15日 新国立 蝶々夫人・カリーネ・ババジャニアン ・ピンカートン、マッシミリアーノ・ピサピア

2009-01-17 | 新国立オペラ・・


蝶々夫人     新国立・5回公演2回目 4F4-33・3,150円・超・(蝶)安い

 昨年の後半から,新国立の公演は外れが無いですね・・素晴らしい出来です
一幕 蝶々さんの立ち振る舞い,和服・白無垢が良く似合い,お顔も東洋的で綺麗、
 何と言っても歌唱力が素晴らしいです・・外国人から見れば・・その寄港地・長崎の現地妻、若き15歳で、僅か100円で契約結婚とは・・

 蝶々さんの純真な想い・・仏から神に改宗し・・契約結婚ではない、純真な愛を
 amore[男][アモーレ][英:love]愛、恋愛、愛する人・
【蝶々夫人】カリーネ・ババジャニアン
【ピンカートン】マッシミリアーノ・ピサピア
の 愛 愛 アモーレ アモーレの二重唱が素晴らしいですね、ご両者の声質も好みですね・・ピンの一刺しは 心へ刺され・・蝶々の心 愛 と ピンの心・・愛
 指揮の感性でしょうか、旋律観が良いのでオケ旋律の流れに歌唱がその上にのる感じで・・流れが良いですね・・新国の蝶々さんは過去に2回ほど観てますが今回が一番の出来では・・イタオペは歌唱力のある主役が揃うと一段と楽しめます。

 二幕では、時が流れ・・子を授かり早三年も経過し、一途にピンカートンの帰りを待ち望むが・・現地妻の悲劇ですね・・時は流れピンカートンには本妻が・・蝶々さんの行く末は・・芸者 か 死 か・・~ irrealizzabile:かなわぬ恋、il primo ~:初恋、[宗]聖霊・・
【スズキ】大林 智子・・・好演ですね,感性,存在感がありますね、前回も唄っていた様ですが,印象が・・
 今回初めて気が付きましたが・・オケ・弦の配置が右にチェロ、コントラバスが
左側から弦が良く聞こえると思い・・天井桟敷から見てました・・

G.Puccini:MADAMA BUTTERFLY
G.プッチーニ/全2幕【イタリア語上演/字幕付】 オペラ劇場
【作 曲】ジャコモ・プッチーニ
【台 本】ジュゼッペ・ジャコーザ/ルイージ・イッリカ
【指 揮】カルロ・モンタナーロ
【演 出】栗山 民也
【美 術】島 次郎
【衣 裳】前田 文子
【照 明】勝柴 次朗
【芸術監督】若杉 弘
キャスト
【蝶々夫人】カリーネ・ババジャニアン
【ピンカートン】マッシミリアーノ・ピサピア
【シャープレス】アレス・イェニス
【スズキ】大林 智子
【ゴロー】松浦 健 【ボンゾ】島村 武男 【神官】龍 進一郎
【ヤマドリ】工藤 博 【ケート】山下牧子
【合唱】新国立劇場合唱団  【管弦楽】東京交響楽団
ものがたり
【第1幕】1900年代の長崎。米国の海軍士官ピンカートン(T)が結婚斡旋人のゴロー(T)と2人で花嫁を待つ。領事シャープレス(Br)が彼の軽率な心を諌める。親戚たちを連れて蝶々さん(S)が登場、身の上話のなかで「昨日一人で教会に行きました」と語る。
結婚式が終わると、僧侶のボンゾが激怒して現れ、彼女の改宗をなじり、人々も怒って立ち去る。ピンカートンは蝶々さんを慰める〈愛の二重唱〉。
【第2幕】帰国した夫から便りがなくても、蝶々さんはお手伝いのスズキ(Ms)の前で、彼を信じる心を歌い上げる〈ある晴れた日に〉。領事が訪ねてきて、ピンカートンからの手紙を読んで聞かせ、状況を知らせようとするが、蝶々さんが連れてきた子供を前に、何も言えずに帰る。ピンカートンの乗せた軍艦の砲声が聞こえる。蝶々さんはスズキと一緒に庭の花を集めて部屋に撒き、夫の帰りを待つ。朝になり、ピンカートンが妻のケイトと領事と共に姿を見せ、子供を引き取るため、スズキに間に入ってほしいと頼み、アリア〈さらば愛の家よ〉で後悔の心を歌う。その成り行きを知らされた蝶々さんは、絶望して、亡父の形見の短剣を取り出す。子供に〈おまえ、小さい神様!〉と切々と語りかけた彼女は、屏風の陰で自害して果てる。

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