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3日・コルボ指揮 J.S.バッハ:ヨハネ受難曲  ・ローザンヌ声楽器楽アンサンブル

2015-05-04 | 熱狂の日 ラ・フォル・ジュルネ 有楽町
                              Aホール 4-26・4500円

声楽人も充実でした、特にテノール、バス・・
コルボ指揮は今年は今回公演一回のみでした・・
毎年愉しみにしてました・・今年も聴けて幸せでした・・2時間弱がアットの間で充実演奏は短く感じます・・ソリストの対話、コラールと・・音楽が全細胞に染みこみますね・・素晴らしい

ヨハネ福音書を骨子として、自由詩によるアリアとレチタティーヴォ、さらに種々のコラールで構成される。旧バッハ全集では68曲とカウントしていたが、新バッハ全集では40曲に改めた。場面は第一部14曲(捕縛からペテロの否みまで)、第二部26曲(ピラトの審問から埋葬まで)、の二部構成である。特に第二部については、曲の配置がシンメトリーになっていることが知られている。

バッハの大作“ヨハネ”を、大家コルボ&ローザンヌ声楽器楽アンサンブルの演奏で。“マタイ”に比べ、イエスを糾弾する群集などを担う“合唱”の役割がより重視されている。

曲目
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV245

一部対訳
Nr.11 Choral 第 11 曲 コラール
Wer hat dich so geschlagen, 我が救い主よ、誰があなたをそのように打ったのですか。
Mein Heil,und dich mit Plagen 誰があなたを苦しめ。
So übel zugericht'? このようなひどい目に合わせたのですか?
Du bist ja nicht ein Sünder, あなたは、私たちや、私たちの子供らのような
Wie wir und unsre Kinder, 罪びとでは決してありません。
Von Missetaten weißt du nicht. 悪事を知らない御方であるのに。
Ich, ich und meine Sünden, 私と私の罪、


二部対訳第 40 曲 コラール
Ach Herr, las dein lieb Engelein ああ 主よ、あなたの愛する天使を遣わされ、
Am letzten End die Seele mein 最期の時にわが魂を、
In Abrahams Schoß tragen. アブラハムの懐へ連れて行ってください。
Den Leib in seim Schlafkämmerlein わが肉体をその小さなに、
Gar sanft ohn einge Qual und Pein 苦しみも痛みも無く安らかに、

指揮:ニコラウス・アーノンクール
動画

楽器編成[フルート2、オーボエ2(それぞれオーボエ・ダモーレとオーボエ・ダ・カッチャに持ち替え)、弦5部、ヴィオラ・ダモーレ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音、オルガン、リュートまたはチェンバロ・混声合唱
ソリスト群:ソプラノ、アルト(カウンターネナー)、テノール(福音史家)、バス(イエス)

作曲・改訂]1724年4月7日の初演である。全文はこの日はバッハがライプツィヒのトーマス・カントルに着任して初めて迎える聖金曜日である。ライプツィヒでは四旬節から復活祭までの40日間、教会でのカンタータ演奏をはじめとして歌舞音曲を自粛し、厳粛な態度で復活祭を迎える習慣があった。バッハもこの年の2月13日の礼拝を最後に、カンタータの作曲を休止して受難曲の作曲に充てた。ただし、1717年頃に亡失した受難曲を作曲していた可能性が強く、このヨハネが受難曲1号であるとする旧来の説は揺らぎつつある。

その後、少なくとも1725年、1732年頃、1749年の3回、ヨハネを改訂しつつ再演している


「熱狂の日」フレンズのみなさま、こんにちは。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2015は、
大手町・丸の内・有楽町エリアの関連イベントを合わせて
約42万7千人のお客様にご来場いただきました。

ご来場いただいた皆様、そして音楽祭にご協力頂いた皆様に、主催者一同
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