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21日 デズデモナ・日比野幸 ・20日 オテロ・福井敬 ・指揮 ・リッツィ=ブリニョーリ  都響

2010-02-21 | 藤原歌劇団 ・二期会
               上野・文化会館 5F・R1-28・R1-19・2000円・安い
21日
 オテロの演奏に、陽陰、強弱 明影が克明に描写された演奏が、歌手もイヤーゴ、とデズデモナ・日比野さんの歌唱が素晴らしく、全体は成田組キャストの調子が上と感じました・・

 オテロ像は甲乙付け難いですね・・高音の切れ美しさは福井さんでしょうか、成田さんは以前トリスタを聴いていて、すり込まれいますので、声質が重たい感じで、イタリア語の歌唱は?演技は過剰過ぎず・・イアーゴ:大沼 徹さんとの対峙も良く、お互い存在感がありました・・毒を毒を・・オテロ、嫉妬、嫉妬が・・

 1幕の二重唱が素晴らしいですね・・立ち姿もオテロとデズディモナーとの背丈もバランス良く・・愛を歌い上げてました・・
 何と云っても聴き所の柳の歌・・アヴェ・マリアへと・・感情表現、弱音声域での美しさ・・涙が流れますね・・
 今回二度観て、僅か4,000円とは、安くて申し訳ないですね・・大いに楽しみました
私の印象では、新国立オテロより、二期会オテロが総合力では上位ですね・・

 都響の名演、私は、次回大野指揮を楽しみに待ちます。

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20日 都響の演奏が素晴らしい、当然指揮者が引き出した・・特に3幕、4幕が・・
福井・オテロ像が嫉妬に狂う歌唱、演技が凄い・・終幕にかけ・・柳の歌、アヴェマリア・・からデズデモナの死・・オテロの自害へ・・
 低弦にリードされ、何とも云えない・・オテロの苦悩が表現されてました・・
オテロで泣けるとは・・デズデモナで泣けたわけはありません(笑い)

 1,2幕は指揮者の解釈、オケの旋律・メリハリ感に歌手がかみ合わない、ついてゆけない感じが・・オテロ対イアーゴ:大島幾雄? の対峙・・

 柳の歌、アヴェ・マリア・・・アリアを聴きながら・・大隅さんの歌唱を・・想像してました・・今日は日比野さんが、楽しみです

 合唱の動きが良いですね、奥行きがあって、導線が良いと想いますが

20,21日 オテロ すじがき筋書き二期会HP  上野・文化会館
2月20日(土) 14:00開演(13:00開場)
演目 ヴェルディ:オペラ「オテロ」(全4幕・イタリア語上演・日本語字幕付)
指揮 ロベルト・リッツィ=ブリニョーリ
演出 白井晃
出演 オテロ:福井敬   デズデモナ:大山亜紀子HP訳詞アヴェ・マリア
イアーゴ:大島幾雄   エミーリア:金子美香
カッシオ:小原啓楼   ロデリーゴ:松村英行
演奏 東京都交響楽団   合唱 二期会合唱団
 21日
オテロ:成田勝美  デズデモナ:幸さんブログ日比野 幸・・・追っかけしています  
イアーゴ:大沼 徹経歴経歴
エミーリア:加賀ひとみ  カッシオ:岡田尚之
ロデリーゴ:与儀巧    ロドヴィーゴ:三戸大久
モンターノ:鹿又 透伝令:倉本晋児 他

演出は
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幸さんブログ
オテロ
加藤氏ブログ
嫉妬・・この車、一千万円とか・・買えない、車に嫉妬する、モノで良かった・・己の心は・・愛する人への嫉妬でなく良かった・・笑い


BS TBSで放映・・観ましたが・・歌手が不調?ホールの音響が悪い?・・
・音録りが悪い・・私の再生装置が悪い?・・

・・演出・衣裳が・・2幕・・男性人はサングラス、黒の衣裳・・ヴィオレッタまで、めがね・・なんで??マフィア軍団の一員かな??解らない

指揮:飯森範親管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ヴィオレッタ:中丸三千繪
アルフレード:佐野成宏  ジェルモン:堀内康雄 他
放送日時: 2月14日(日) 22:00-24:30

オペラニュース
東条氏批評

■ ソプラノ 女声の一番高い音域.。
ソプラノ・コロラトゥーラ
 もっとも軽い声のソプラノ。レッジェロとも呼ばれる。細かい装飾的な技巧を使いこなす。
ソプラノ・リリコ
 高音域から中、低音域にわたってムラのない音量で発声し、表情豊かな叙情性を持った声。
 なかでも、比較的軽めの声をリリコ・レッジェーロといい、スーブレットと呼ばれる小間使い役(陰謀的で濃艶な役柄が多い)などが当てはまる。

ソプラノ・リリコ・スピント
 リリコより太く強靭な声で、力強く輝かしい高音域から、豊かな中、低音域を持つ。

ソプラノ・ドラマティコ
 リリコ・スピントより更に太く重く強い声で、劇的な表現に富んだソプラノ。
 役柄によってはコロラトゥーラの技巧を必要とし、それを歌いこなすソプラノをアジリタ(=敏捷さ)を持ったソプラノ・ドラマティコという意味で、ドラマティコ・アジリタともいう。
ソプラノ・スフォガード 力強い表現に適しているソプラノ

■ メゾ・ソプラノ ソプラノとアルトの中間の女声。

■ アルト
 女声の低音域。コントラルトともいう。最初はカウンターテナーのことを指した。
リリコ
 比較的軽めのメゾソプラノ。コロラトゥーラの技巧もこなす。
ドラマティコ
 より太く重く強い声を持ち、劇的な表現に適している。

■ テノール  最高音域の男声。
テノーレ・レッジェーロ 軽い声のテノールで、コロラトゥーラの技巧もこなす。

テノーレ・リリコ 声の表情に富む叙情的な歌唱に適したテノールで、役柄も多い。

テノーレ・リリコ・スピント 輝かしく強靭な声のテノール。

テノーレ・ドラマンティコ より太く重く強い声を持ち、劇的な表現に適している。

テノーレ・エローイコ 英雄役に適したテノール

テノーレ・ロブスト 頑丈でたくましい表現に適した声質のテノール
ヘルデン・テノール
 ワーグナーの英雄役を歌うテノール。トリスタンやジークフリートなど。
■ バリトン
 テノールとバスの中間になる男声。男声のうちもっとも美しいとも言われる。
 高い音域をテノール・バリトンまたはハイ・バリトンと、低い音域をバス・バリトンと分ける場合もある。

カヴァリエ・バリトン 騎士的表現に適した声質のバリトン

■ バス
 男声で、もっとも人声中低い音域を持つ。
バッソ・ドラマティコ
 劇的な表現に適した、太く強靭な声。
バリトノ・ブッフォ
 18.19世紀のオペラ・ブッファの中で、早口で軽妙に歌うバリトンを言う。
バッソ・ドラマティコ
 男声の中でもっとも低音域の太く思い声で、劇的な表現に適している。
 中でも低く壮厳な雰囲気を持つ役柄をバッソ・プロフォンドという。
バッソ・パルランテ よく喋るのに適したバス

バッソ・セリオ 壮重なバス

バッソ・カンタンテ 滑らかな旋律を歌うのに適したバス

■ ベルカント
 『美しい歌』の意味だが、イタリアの歌唱法を差す。
 劇的表現より、音の美しさ、むらのない柔らかさや、なめらかな節回しに重点がおかれる。
 イタリア・オペラや、モーツァルトのオペラにもっとも理想的な唱法。
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五島記念文化賞:受賞者決まる
 ◇第21回五島記念文化賞(五島記念文化財団主催)
 美術新人賞は上田順平(工芸)、田口和奈(現代美術)の2氏に、オペラ新人賞は柴田真郁(指揮)、岡田尚之(テノール)、大沼徹(バリトン)の3氏に決まった。賞金50万円と、1年間の海外研修助成を受ける。贈呈式は4月7日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで。
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日本酒“良・縁”イタリア料理 リゾットに純米大吟醸(産経新聞) - goo ニュース来場者はイタリアンチーズをつまみに燗酒(かんざけ)を味わったり、野菜のオリーブ油漬けやアンチョビーと日本酒との食べ合わせを楽しんだり。レストランでは、ピエモンテ料理と日本酒の賞味会も開かれた。