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17日  ジークフリート ・クリスティアン・フランツ 新国立

2010-02-20 | 新国立オペラ・・
        五回公演の3回目17日(・20日・23日) 4F1-11・8,400円妥当な額

 長い・・16時から(休憩2回50分40分程)22時05分・・急いで帰宅・途中のバス停から20分程歩いて帰宅、疲れた・・23時30分帰宅

 長く、肉体、精神も根気が切れますね・・楽劇波動に慣れません?・・そんな中、
ジークフリート・クリスティアン・フランツ、強靭な声域で調子も良いと聞こえた様な・・ミーメ・ヴォルフガング・シュミット
さすらい人・ユッカ・ラジライネン    アルベリヒ・ユルゲン・リンとも好調では
 1幕後半から、2幕とへ歌唱、演技に惹き込まれました・・前回公演から5年が経過とか
今回のが歌手陣も良かった印象が・・

2幕、・・冒険で、恐れ、不安の体験を乗り終えて・・成長する・・大蛇の変身したファフナー巨人・妻屋秀和素晴らしい歌唱ですね・・

終幕の目覚め・・ブリュンヒルデ・イレーネ・テオリン・・に投影する母像をジークフリートが ・・長大な二重唱ですが・・間延び?何かが不足していたような?・・  

17日 ジークフリート新国立HP
リヒャルト・ワーグナー/全3幕
【ドイツ語上演/字幕付】
オペラ劇場
スタッフ
【指 揮】ダン・エッティンガー
<初演スタッフ>
 【演 出】キース・ウォーナー
 【装置・衣裳】デヴィッド・フィールディング
 【照 明】ヴォルフガング・ゲッベル
 【振 付】クレア・グラスキン
【企 画】若杉 弘
【芸術監督代行】尾高忠明
【主 催】新国立劇場写真
(指 揮)ダン・エッティンガー
(演 出)キース・ウォーナー
【ジークフリート】クリスティアン・フランツ【ミーメ】ヴォルフガング・シュミット
【さすらい人】ユッカ・ラジライネン    【アルベリヒ】ユルゲン・リン
【ファフナー】妻屋秀和          【エルダ】シモーネ・シュローダー
【ブリュンヒルデ】イレーネ・テオリン   【森の小鳥】安井陽子
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

登場人物
声役も含めて登場人物は8人。『指環』四部作中では最も少ない。また、『ラインの黄金』、『ワルキューレ』同様、従来のオペラ作品に必ず用いられた合唱が採用されない。
ジークフリート(テノール) ジークムントとジークリンデの子。ニーベルンゲンの歌の英雄。
ミーメ(テノール) ニーベルング族でアルベリヒの弟。ジークフリートを養育する。北欧神話ではレギンに当たる。
さすらい人(バス) 神々の長ヴォータンの地上における変装姿。北欧神話のオーディンに当たる。
アルベリヒ(バス) ニーベルング族でミーメの兄。世界を支配する力を持つ指環を奪回しようと機会を窺っている。
ファーフナー(バリトン) 巨人族。大蛇に姿を変え、財宝とともに指環を護っている。

ブリュンヒルデ(ソプラノ) かつてヴァルキューレの筆頭だった、ヴォータンとエルダの娘。
エルダ(アルト) 知恵の女神。ブリュンヒルデの母。
森の小鳥(ソプラノ) 声役。鳥の言葉でジ-クフリートに助言する。もっぱらコロラトゥーラ・ソプラノが演じるが、作曲者の指定ではボーイソプラノである。

楽器編成
『ラインの黄金』とほぼ同じ4管編成。主な違いは舞台上の楽器の有無である。舞台裏にイングリッシュ・ホルンとホルン(F管)などが加わる。弦楽は人数が指定されている。
ピッコロ、フルート 3(第3はピッコロ持ち替え)、オーボエ 3、コーラングレ(オーボエ持ち替え)、クラリネット 3、バス・クラリネット、ファゴット 3(第3はコントラファゴット持ち替え[4])
ホルン 8(第5・第6はテノール・テューバ持ち替え、第7・第8はバス・テューバ持ち替え)、トランペット 3、バス・トランペット、トロンボーン 3、コントラバス・トロンボーン、コントラバス・テューバ
ティンパニ 2対、トライアングル、シンバル 1対、グロッケンシュピール、ハープ 6
弦五部(第1ヴァイオリン 16、第2ヴァイオリン 16、ヴィオラ 12、チェロ 12、コントラバス 8)
構成
全3幕、9場からなる。各場は管弦楽の間奏によって切れ目なく演奏される。
「さすらい人」の姿でミーメのもとに現れるヴォータン(アーサー・ラッカム画、以下同じ) 第1幕 「森の中の洞窟」
舞台は森。
序奏
ミーメの「思案の動機」、「財宝の動機」、「ニーベルング族の動機」、「苦痛の動機」各ライトモティーフが多層的に示される。「指環の動機」に「剣の動機」が加わるが、ともに変形されており、「指環」を手に入れるため、ミーメがノートゥングを鍛え直そうとしている様子が表される。短い序奏のあと幕があがる。
第1場
ミーメは砕かれたノートゥングを鍛え直そうとするが、どうしてもうまくいかない。そこへジークフリートが森から帰ってきて、ミーメに熊をけしかける。慌てふためくミーメを見て嘲笑するジークフリートに、ミーメは「養育の歌」を歌い、ジークフリートを育てた自分にこのような仕打ちは恩知らずだと愚痴をこぼす。
ジークフリートは、水に映った自分の姿がミーメに似ていないことに気づき、自分の両親についてミーメをつかまえて強引に問いつめる。ミーメは、母親のジークリンデが難産のために死んだこと、父親のことは知らないが、形見の剣の破片があると答える[6]。ジークフリートはすぐにその剣を元通り鍛え直すようにミーメに命じ、再び森に入っていく。
ノートゥングを鍛え直したジークフリートを見て驚き恐れるミーメ第2場
ミーメのところへ、「さすらい人」と名乗る紺色のマントを着た旅人が訪ねてくる。さすらい人はミーメに、首をかけて知恵比べをしようと言い出す。早く厄介払いしたいミーメはこれを受ける。ミーメが出した3つの問いに、さすらい人はすべて答える。このやりとりのなかで、ミーメはさすらい人の正体がヴォータンであることに気づく。今度はさすらい人が3つの問いを出す。2つまで答えたミーメだったが、3つ目の問い、「ノートゥングを鍛え直せるのは誰か」に答えられず、うろたえ騒ぐ。さすらい人は「剣を鍛え直せるのは怖れを知らぬ者だ」と予言し、ミーメの首はその者に預けるといって立ち去る。
第3場
戻ってきたジークフリートに、ミーメは「怖れ」を教えようとするが、ジークフリートは一向に理解しない。ミーメはジークフリートに、ファーフナーの洞窟に行けば恐怖を知るだろうという。ジークフリートは、ミーメがいつまで経っても剣を鍛え直せないのに業を煮やし、自分で鍛冶に取りかかる。ジークフリートの「鍛冶の歌」。その間にミーメはジークフリートを殺すために毒汁を煮る。ついにノートゥングは鍛え直され、ジークフリートが剣を振り下ろすと鉄床がまっぷたつに割れる。
ファーフナーを退治するジークフリート 第2幕 「森の奥」
舞台は奥深い森の中。木々の間からは岩壁が見え、舞台は前面から中央が高くなっており、その奥に洞窟の扉が観客から上半分が見える位置にある。舞台は非常に照明が暗い。
序奏
「巨人の動機」、「大蛇の動機」、「呪いの動機」、「怨念の動機」が示される。
第1場
ナイトヘーレ(ファーフナーの洞窟)の前で様子を窺うアルベリヒ。そこへ、「さすらい人」姿のヴォータンが現れる。アルベリヒは憤怒して激しく罵るが、ヴォータンは取り合わず、指環を狙っているのはミーメだと語り、洞窟の奥で眠っているファーフナーにも警告する。アルベリヒもファーフナーに呼びかけるが、ファーフナーは相手にせず再び眠りに落ちる。ヴォータンが去り、アルベリヒも隠れると夜が明ける。
ファーフナーの財宝をめぐって言い争うアルベリヒとミーメ第2場

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神々の黄昏
2009/2010シーズン
2009/2010 Season Opera
Richard Wagner:"Der Ring des Nibelungen" Dritter Tag Götterdämmerung
リヒャルト・ワーグナー/序幕付全3幕
【ドイツ語上演/字幕付】
オペラ劇
【指 揮】ダン・エッティンガー
<初演スタッフ>
 【演 出】キース・ウォーナー
 【装置・衣裳】デヴィッド・フィールディング
 【照 明】ヴォルフガング・ゲッベル
【企 画】若杉 弘
【芸術監督代行】尾高忠明 【主 催】新国立劇場
(指 揮)ダン・エッティンガー (演 出)キース・ウォーナー
キャスト
【ジークフリート】クリスティアン・フランツ
【ブリュンヒルデ】イレーネ・テオリン 【アルベリヒ】島村武男
【グンター】アレクサンダー・マルコ=ブルメスター
【ハーゲン】ダニエル・スメギ 【グートルーネ】横山恵子
【ヴァルトラウテ】カティア・リッティング【ヴォークリンデ】平井香織
【ヴェルグンデ】池田香織【フロスヒルデ】大林智子
【第一のノルン】竹本節子【第二のノルン】清水華澄【第三のノルン】緑川まり
【合 唱】新国立劇場合唱団【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
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この方 ブログ 素晴らしい

新国立劇場(東京・初台)で1月に開かれた来シーズン公演発表に、オペラ、舞踊、演劇の次期芸術監督予定者3人が初めて顔をそろえた。任期は今年9月から2013年8月末まで。
■オペラ部門「専属の楽団を持つ」
 オペラ部門の尾高忠明さんが、劇場の専属楽団をつくるビジョンを示した。オペラハウスに付きものの専属楽団がないことが、1997年の開場以来の懸案事項だったが、尾高さんは「いずれは専属楽団を持つ劇場に」と意欲を示した。現在は東京フィルハーモニー交響楽団と東京交響楽団が交代で演奏しているが、音楽監督のクリスティアン・アルミンク率いる新日本フィルハーモニー交響楽団も、初めてピット入りすることが明らかになった。
 一方、新制作の「トリスタンとイゾルデ」を率いる大野和士のほか、広上淳一、高関健ら日本人指揮者を積極的に起用。6月に池辺晋一郎作曲「鹿鳴館」を振る予定だった故若杉弘監督の代役を、沼尻竜典が務めることも併せて発表した。
 舞踊部門のデビッド・ビントレーさんは、英国バーミンガム・ロイヤルバレエ芸術監督との兼務となる。最初のシーズンでは、新作の代わりに、88年に英国ロイヤルバレエで初演されたロングセラー「ビントレーのペンギン・カフェ」を上演する。様々な舞台のエッセンスを集めたミックスプログラムで「できる限り多くのダンサーに出演の機会を与え、観客にも多くの作品に触れるだいご味を伝えたい」と語った。
 監督人事を巡り一昨年、新国立劇場運営財団(遠山敦子理事長)による不透明な選考過程に対し、演劇界を中心に芸術家から強い反発が起きた。演劇部門の宮田慶子さんは「制作部門とも遠山理事長とも、緊密な話し合いが大事。今はいい感じで進めさせていただいている」と強調した。また、「日本の演劇はいまだ普及状態」との認識からイプセン、T・ウィリアムズ、T・ワイルダー、ベケットの名作を新訳で上演する企画「JAPAN MEETS…」を始め、地方と積極的に交流するなどの方針を示した。高い評価を得た「焼肉ドラゴン」も再演する。
 また、事業仕分けで見直しの対象となった運営財団の韮沢弘志常務理事は「3月の理事会で具体的な削減項目などを決める方針だが、運営財団のやってきたこと、重要性については強く主張したい」と述べた。(米原範彦、吉田純子)