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28日「春の舞姫の間コンサート 上野・水月ホテル

2007-03-17 | 音楽鑑賞 感想・指揮者と
 上野でオペラを観て、帰宅が遅くなる為・・上野で泊まりました、意外と良いホテルで・・お風呂が良かった・・後、私はお茶好きで、美味い日本茶を使ってます

 鴎外の旧宅が内装が素晴らしい、文化財としての価値も・・
此処で演奏会も行っているのですね
 上野公園で美術館巡り、文化会館への行き、帰りに、お勧めホテルかな
 ホテルー上野駅、送迎バスもあり便利ですね・・公園内歩く場合は精養軒を左に急坂を下りて右側に約4,5分です・・鴎外旧宅内見学だけでも価値がありますね。
 
●演奏日:、4週目の水曜日・・4月1、2日も演奏会がある様です・・
 フルート:赤木香菜子 ハープ:堀米綾 3月は 、28日(水)
       フルート:赤木香菜子 ヴァイオリン:管野朝子
「春の舞姫の間コンサート」~フェアリーたちの二重奏~と 題し、
森鴎外旧邸に艶やかに響く画期的な演奏をお楽しみください。
 明治の文豪、森鴎外の旧居「舞姫の間」で、京の食材や吟味した旬の食材を用いて、その季節ならではの趣ある「京懐石料理」と、風情ある庭園を眺めながらの生演奏を
お楽しみいただける特別企画です。、3月限定。 
 ※奏者は予定です。変更の場合もあります。
  ご了承ください。

●開演時間:開場10:30~ 開演11:00~
                ※開演開始前に入場をお願います
●コンサートチケット(お一人様) 2,300円(税込) 頂戴いたします
 ※レストラン「沙羅の木」にて
  抹茶と和菓子またはソフトドリンク付き  ●25名様限定です

 浪漫の香りを残す 鴎外ゆかりの「舞姫の間」
鴎外がその文壇処女作「舞姫」を執筆した部屋です。今もなお文学の香りを残すこの部屋は、宴席などにご利用いただけます。
----------------------------------- 鴎外は、明治22年3月に海軍中将赤松則良の
写真左より 森 鴎外、幸田露伴、齋藤緑雨
長女登志子と西周氏の媒酌で結婚。赤松家の持家であるこの家に根岸から移り住みました。
 明治23年(1890)この地において文壇処女作の舞姫を発表しました。鴎外はこの家より無縁坂を登り不忍池をまわって帰ってきておりました。
このことが、後に小説“雁”の舞台と言われております。

上野・水月ホテル
鴎外荘・・水月ホテル写真
舞姫・鴎外

15日 東京のオペラの森 ・小澤征爾指揮  タンホイザー

2007-03-17 | 水戸室内 ・サイトウキネン

【オペラ公演】(計3公演)
2007年3月15日(木)17:30開演     4F R2-31 23000円ヤヤ高い
2007年3月18日(日) /21日(水・祝)15:00    東京文化会館

 一言、印象は 演出カーセン、指揮者小澤のタンホイザーかな・・
1幕から、想定外、予想外の演出が・・眼が・視線が点に成る??笑い
後、二回公演がありますね・・観に行かれる方、其れなりの覚悟が必要かな?
 1幕・・ナゼ ナゼ・・から3幕で 納得と思わせる・・

歌手陣、合唱に細かい動き、演技を要求する感じが・・肝心な歌唱に、まだ初日で
バランスが悪いかな・・2回、3回と練れた動き、演技に成ると思われます・・
 小澤指揮も生聴きは2年振りかな・・指揮振りも元氣でした・・

ワーグナー:『タンホイザー』(全3幕)【原語上演・字幕付】
※新演出:パリ・オペラ座、バルセロナ・リセウ歌劇場との共同制作
指揮:小澤征爾
演出:ロバート・カーセン
出演:タンホイザー/ステファン・グールド
   エリーザベト/ムラーダ・フドレイ
   ヴェーヌス/ミシェル・デ・ヤング・・華◎◎◎◎◎
   ヴォルフラム/ルーカス・ミーチェム
   領主へルマン/アンドレア・シルベストレッリ
   ヴァルター/ジェイ・ハンター・モリス
   ビーテロルフ/マーク・シュネイブル
   ハインリッヒ/平尾憲嗣
   ラインマール/山下浩司/他
演奏:東京のオペラの森管弦楽団・・
    ティンパニがベルリンフィルの?切れ味最高ですね
合唱:東京のオペラの森合唱団
※当初エリーザベト役で出演を予定しておりましたクリスティーン・ゴーキーは、来春出産のため、来日できなくなりました。
ゴーキーに代わり、エリーザベト役はムラーダ・フドレイが演じます。(2006/10/3 更新)
※当初ヴォルフラム役で出演を予定しておりました、リュドヴィク・テジエは本人の都合により、来日できなくなりました。
テジエに代わり、ヴォルフラム役はルーカス・ミーチェムが演じます。(2007/2/7 更新)

 ボストン交響楽団と 30 年近くにわたり、緊密な関係を保ち、このオーケストラを常に世界最高の楽団として維持するともに、ヨーロッパ、日本、中国、南米とツアーを行い、名声を高める。また、ヨーロッパにおいては、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団や、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団などを定期的に指揮し、ヨーロッパツアーや日本ツアーを成功させた。オペラ活動も精力的に行っており、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座などに数多く出演。 2002 年からは、ウィーン国立歌劇場の音楽監督にも就任した。  小澤征爾

 カナダ出身。世界各地の劇場で幅広く活躍しており、特にヨーロッパ・オペラ界においては、現在、最も人気の高い演出家としてその活動が注目を集めている。最近では、ヴェネツィアの至宝、フェニーチェ歌劇場復活プロダクション『椿姫』の演出も担当。
 日本においては 2001 年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本で小澤征爾指揮のオペラ『イェヌーファ』、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトVのプッチーニ歌劇『ラ・ボエーム』、 2005年の東京のオペラの森のオープニング作品となった『エレクトラ』などの演出を手がけ話題となった。 ロバート・カーセン

タンホイザー:吟遊詩人、騎士
エリーザベト:ヘルマンの姪
ヴェーヌス:ヴェーヌスベルクに住む快楽の女神
ヴォルフラム:吟遊詩人、騎士。タンホイザーの友人
領主へルマン:ヴァルトブルクの領主
 ヴェーヌスベルクでヴェーヌスとギリシア神話の妖精や神々に囲まれて官能の愛の喜びにふけっていたタンホイザーは、ある時夢の中に故郷を見てしまう。強い懐郷の念を抱き、思いに堪えかねたタンホイザーは、ヴェーヌスから離れようと決心する。引き止めるヴェーヌスだが、タンホイザーが「わが救済は聖母マリアにこそ!」と叫ぶと、ヴェーヌスベルクは崩壊し消滅する。タンホイザーは、いつの間にかヴァルトブルクの城を見渡す春の陽ざしに輝く静かな谷にいることに気付く。そこへ、ヴァルトブルクの領主が多くの騎士たちを連れてやって来る。その中にはタンホイザーの親友ヴォルフラムもいた。騎士たちはタンホイザーの帰郷を喜び仲間に入ってくれと懇願するが、官能の世界に溺れた罪の重さを思ったタンホイザーはそれを受け入れることが出来なかった。しかし、ヴォルフラムがタンホイザーの帰りを待つ貞淑なエリーザベトのことを語るとやっと決心し、一行に加わりヴァルトブルクへ向かう。
 ヴァルトブルク城内ではエリーザベトが、タンホイザーが再び歌合戦に参加することに喜び心躍らせていた。そこへヴォルフラムがタンホイザーを連れて現れる。エリーザベトとタンホイザーは、再会を心から祝福し合う。一方、ひそかにエリーザベトに思いを寄せていたヴォルフラムは、複雑な心境で2人を見つめていた。
 歌合戦を見に騎士たちや貴婦人がこぞってやって来る。領主は歌合戦の課題を愛の本質を表現することであると告げる。そして優勝者には、エリーザベトから望むもの何でも褒美として与えると宣言する。くじ引きの結果、最初にヴォルフラムが歌うことになった。竪琴をとともに愛は清らかな泉、恥ずべき情欲で汚してはならないものだと歌って人々の共感を得る。しかし、タンホイザーはその泉を欲求することこそ愛、その泉で渇きをいやす享楽を讃えた。さらには、君は愛の享楽が何であるか分からないのだろうと歌ってしまう。騎士たちは激怒し、剣を抜いてタンホイザーに迫るが、それをエリーザベトが押しとどめる。エリーザベトは、タンホイザーのために命乞いをし、領主はこのような大罪のゆるしを得るためにはローマへ行くより道はない、そして教皇のゆるしが得られなければ決してヴァルトブルクへ帰って来てはならないと告げる。

 エリーザベトは、聖母マリア像の前にひざまずいてタンホイザーが許され、無事に帰ってくるように祈っている。その時、巡礼者たちの合唱が聞こえ、エリーザベトは、その群の中にタンホイザーを探すが見つけられない。彼女は、聖母マリアにタンホイザーの罪がゆるされるのなら、自分の命をすててもいいと強く誓う。 その夜、うちひしがれた姿のタンホイザーがヴォルフラムの前に現れる。ヴォルフラムはやっとのことでタンホイザーからローマ行きの顛末を聞き出すのだが、教皇は、自分の杖に緑の葉が生え出ぬ限り、タンホイザーの救いはないと告げたと言う。教皇からゆるしは得られなかったタンホイザーは、ヴェーヌスに救いを求めようとする。ヴェーヌスが姿を現し、タンホイザーを迎え入れようとした時、ヴォルフラムがエリーザベトの名を呼んだ。これによって突如、タンホイザーは正気に戻る。ヴェーヌスは地中に姿を消して行くが、この瞬間、エリーザベトは神のみもとに召されてしまう……。

 ≪東京のオペラの森≫は、東京文化会館を軸にオペラとオーケストラ・コンサート、室内楽などを含んだ一連の公演を、毎年春に開催する一大プロジェクト。第1回目はリヒャルト・シュトラウスのオペラ『エレクトラ』の上演やアラン・ギルバートによる名演をとどろかせた。第2回目は、テーマを<ヴェルディとその時代>として、オペラ公演『オテロ』と、リッカルド・ムーティのオーケストラ公演『レクイエム』がともに大好評のうちに幕を閉じた。

東京のオペラの森2005『エレクトラ』公演より
 今回、3年目を迎える≪東京のオペラの森≫では、国内でのオペラの指揮は久しぶりとなるマエストロ、小澤征爾がワーグナーの歌劇『タンホイザー』を指揮する。演出には≪東京のオペラの森≫の記念すべき第1回のオペラ『エレクトラ』でも小澤と作品を手がけた、ロバート・カーセンを再度迎える。舞台を"現在"に置き換えて、主人公のタンホイザーの"芸術家"としての葛藤と、彼をめぐる社会との関わりを核とした意欲的な新演出に期待が寄せられる。そのタンホイザー役には、ヨーロッパ・オペラ界を牽引する"ワーグナー歌い"のステファン・グールド、ヴェーヌス役にミシェル・デ・ヤング、ヴォルフラム役にリュドヴィク・テジエなど、現在、世界中の歌劇場で活躍している豪華ソリストたちを集め、これ以上ない布陣で上演する。
 一方、名演を繰り広げ喝采を浴びた前回に続き、ムーティ指揮となるオーケストラ・コンサートでは、ヴェルディの『聖歌四篇』より「スターバト・マーテル」、「テ・デウム」、ロッシーニの『スターバト・マーテル』が演奏される予定となっている。
 毎年、海外の劇場と共同で新演出作品を制作し上演するオペラと、極上のオーケストラ・コンサートが堪能できる≪東京のオペラの森≫。満開の桜とともに春を祝う、この"音楽祭"を心待ちにしたい。
東京のオペラの森

あの世に持ってゆくものは 人に与えた喜びと悲しみ そして秘密だけ

2007-03-17 | ブッダのことば・・北川八郎氏
アジナ長老の警告
 たとえ 修行者が 三種の明知を体現していて 死を捨て去った者であり
汚れが無いとしても 無智なる愚人どもは「かれは人に知れることが少ない」といって
彼を見下す
 ところで この世で食物や飲料を多く所有している人は たとえ悪いことを
行っていても彼は愚かな人々から尊敬される
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 修行や断食しても 聖なる証は薄い透明な わずかな色みたいなものだから・・
欲の色紙を掲げても 神のつけた証に氣がつかない 何も望まない 何も求めない
何も期待しない ひたすら透明感の中にあって 人に知られず修行するならば
まっ白な神を掲げて修行するならば 神の証に氣づく

 修行する姿は 人に見られない方がいい・・知られる事が少ない・・といって愚なる
人々が見下す事があるかも知れないが かわりに揺らぎのない安心感と充実感と
ごく少ない人たちの心地良い尊敬の中に 安住することに

 一切の形成されたものは無常であると明らかな智慧をもって観る時
人は苦しみから遠さかり離れる・・これこそ人が清らかになる道である

 一切の事物は我ならざるものであると明らかな智慧をもって観る時
人は苦しみから遠さかり離れる・・これこそ人が清らかになる道である

 明らかな智慧で観る・みる・・頭で策を考えたり ことばで忠告を受け入れるので
はなくて・・きっぱりと悩みに関する思いを断ち切ることなのだ・・
そうすると もう そのことで 思い患うことなき心境になってゆく・・
 きっぱりと悩みに関する思いを断ち切ることなのだ・・

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 人間歳を重ねる事は・・悩まない事かな・・怒らず 恐れず 悲しまず
   仏・ホトケ・・ほっとけ・・あいてにしない・・
 あるがまま 観て なにもたさない・・なにもひかない