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音楽鑑賞の感想雑文と、相場から経済情勢を
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チューリッヒ歌劇場 指揮 メスト 2日8日ばらの騎士 7日椿姫

2007-09-03 | 音楽鑑賞 外来オペラ・・


 指揮者とヴェッセリーナ・カサロヴァ が目当に観に行きました。
 今も、放心状態です・・1幕から歌唱、オケ力、精緻なアンサンブルが・・凄いです
1幕終幕の侯爵夫人(S)/ ニーナ・シュテンメ の孤独感、恋、低声域の美しさ,弦の刹那、陰影、陰陽に富んだ旋律が美しい オクタヴィアン(Ms)/ ヴェッセリーナ・カサロヴァ との恋,愛の重唱も素晴らしい・・惹きこまれます 乳白の格子が明と闇をその暗さは伯爵夫人の心の投影であり・・孤独感、人は時とともに・・年輪を重ね・・顔に刻まれていく しわが・・
 2幕が舞台設定が??かな
3幕、伯爵夫人の存在感が際立ってますね
オクタヴィアン(Ms)/ ヴェッセリーナ・カサロヴァ ゾフィー(S)/ マリン・ハルテリウスとの若き恋に 伯爵夫人の諦め・・この対称観がたまらないですね・・
 二重唱、三重唱の見事さ・・旋律が,実に美しい・・バラの香りは 心を悩まし,心を豊かにし・・顔に,心に しわを刻む
 テノール歌手でピョートル・ベチャーラが歌ってました アルフレード・ジェルモンで本領発揮かな・・

R. シュトラウス作曲  歌劇「ばらの騎士」 / Der Rosenkavalier
全3幕 原語上演日本語字幕付 / 1F38-26 23,000円・安い

公演日時 2007年9月2日(日)14:00開演 / 18:20終演予定
2007年9月8日(土)14:00開演 / 18:20終演予定
会 場 Bunkamuraオーチャードホール

陸軍元帥ヴェルデンベルク侯爵夫人(S)/ ニーナ・シュテンメ
 オクタヴィアン(Ms)/ ヴェッセリーナ・カサロヴァ
 ゾフィー(S)/ マリン・ハルテリウス
 レルヒェナウのオックス男爵(Br)/ アレフレッド・ムフ
指揮 フランツ・ウェルザー=メスト
管弦楽 チューリッヒ歌劇場管弦楽団
合唱 チューリッヒ歌劇場合唱団    演出 スヴェン・エリック・べヒトルフ
装置 ロルフ・グリテンベルク     衣装 マリアンヌ・グリテンベル
照明 ユルゲン・ホフマン
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 G.ヴェルディ作曲 歌劇「椿姫」/ LA TRAVIATA
全3幕 原語上演日本語字幕付 / 2時間50分上演予定
2007年9月7日(金)19:00開演 / 21:50終演予定
会 場 Bunkamuraオーチャードホール
ヴィオレッタ・ヴァレリー(S)/ エヴァ・メイ
アルフレード・ジェルモン(T)/ ピョートル・ベチャーラ
ジョルジョ・ジェルモン(Br)/ レオ・ヌッチ

指揮 フランツ・ウェルザー=メスト
管弦楽 チューリッヒ歌劇場管弦楽団
合唱 チューリッヒ歌劇場合唱団
演出 ユルゲン・フリム
舞台進行 クラウディア・ブラーシュ    装置 エーリッヒ・ヴォンダー
衣装 フローレンス・フォン・ゲルカン   照明 ヤコブ・シュロスタイン
振付 カタリーナ・リュア

1834年にチューリッヒに初の常設劇場が誕生。
アクツィエン劇場である。ここは、当時チューリッヒに亡命中だったリヒャルト・ワーグナーの活動の場になった。後に、この劇場は火災のために焼失してしまい、1891年になってからベルヴュー宮殿の近くに、現在の建物が完成。
チューリッヒ歌劇場の歴史は、華やかなハイライトに彩られている。ヴィルヘルム・フルトヴェングラーのキャリアはここからスタートし、リヒャルト・ワーグナーの「パルジファル」が、初めてバイロイト以外で上演されたのは、1913年のこと。ブゾーニ、ヒンデミット、R.シュトラウスなど著名な作曲家たちが、チューリッヒの音楽と劇場の発展に大きな影響を与え、ベルク作曲「ルル」、ヒンデミット作曲「画家マティス」、シェーンベルク作曲「モーゼとアロン」など、多くの作品の初演や世界初演が行われた場所でもある。
1975~86年まで総裁を務めたDr.クラウス・ヘルムート・ドレーゼのもとで、チューリッヒ歌劇場の水準は著しく向上。中でも、ニコラウス・アーノンクールを指揮、ジャン=ピエール・ポネルを演出家兼舞台美術家として招いて開催した、「モンテヴェルディ・チクルス」は国際的に高く評価されている。
1991/92年のシーズンからは、アレクサンダー・ペレイラが総裁に就任。そのシーズン・オープニングは、ロバート・ウィルソン演出による「ローエングリン」。この作品はちょうど100年前に市立劇場のオープニングを飾った演目でもある。
チューリッヒ歌劇場は1995年に州立劇場になった。このシーズンから、それまでロンドン・フィルの首席を努めていた、フランツ・ウェルザー=メストが歌劇場の首席指揮者に就任。
2002年9月から、ウェルザー=メストは、クリーヴランド管弦楽団の首席指揮者を兼任しているが、チューリッヒ歌劇場との結びつきは変わることなく、2005年9月には音楽総監督に就任。 2007年9月に、待望の初来日公演を行う。

チューリッヒ歌劇場

許光俊氏のばら批評
eプラス
サイトウキネン リハ

パレルモ・マッシモ劇場 カヴァレリア・ルスティカーナ」道化師

2007-06-27 | 音楽鑑賞 外来オペラ・・
     26日 オーチャードホール 3F3-40 1万8千円・妥当な額  

 生演奏特有の出来のバラツキが、指揮、オケ、歌手と中々揃うのは大変ですね
席は最上階3F右端で前回の新国と同じで私の嫌いなPA強い?凄い声量が
特に合唱が良さを消していた様な??・・
 カヴァレリア・ルスティカーナ、間奏曲から後半が歌手陣も体が温まり全快ですね・・テノール、ソプラノと素晴らしい歌唱が・・
ママ歌手 メゾですか・・気持ち良い声質で好みの声ですね

「道化師」・・開演前劇場関係者が・・ヤナ予感ピエロ・ジュリアッチ・・体調悪し、でも歌いますと・・何で盛大な拍手が???

カニオ(テノール):ピエロ・ジュリアッチ・・
☆トニオ(バリトン):アルベルト・マストロマリーノ・・存在感が高いですね
☆ネッダ(ソプラノ):スザンナ・ブランキーニ   ・・上手い、性格俳優、歌唱と想いました・・

 東京公演は此れからですね・・聴きに、観に行かれる方は、お楽しみに

ピエトロ・マスカーニ作曲「カヴァレリア・ルスティカーナ」
(2007年4月初演される新プロダクション版)
【指揮】マウリツィオ・アレーナ 【演出】ロレンツォ・マリアーニ
【装置・衣装】マウリツィオ・バロ
☆サントゥッツァ(ソプラノ):マリアーナ・ペンチェーヴァ
☆トゥリッドゥ(テノール):フランチェスコ・アニーレ
☆アルフィオ(バリトン):アルベルト・マストロマリーノ

▼ルッジェーロ・レオンカヴァッロ作曲「道化師」
(2007年4月初演される新プロダクション版)
【指揮】マウリツィオ・アレーナ 【演出】ロレンツォ・マリアーニ
【装置・衣装】マウリツィオ・バロ
☆カニオ(テノール):ピエロ・ジュリアッチ
☆トニオ(バリトン):アルベルト・マストロマリーノ
☆ネッダ(ソプラノ):スザンナ・ブランキーニ
☆シルヴィオ(バリトン):ファビオ・プレヴィアーティ
【演奏】パレルモ・マッシモ劇場管弦楽団・合唱団


6日 エディタ・グルベローヴァ   ハイダー指揮

2007-04-07 | 音楽鑑賞 外来オペラ・・

              文化会館 4F L2-17・8千円 安い
 上野公園は夜桜見学に宴も花盛り・・

グルベローヴァ 絶好調ですね、衰えをしらない・・痺れました、何しろ素晴らしいです
長い期間、心技体、度のような、自己管理をなさっているのでしょう驚嘆ですね
 愛知・大阪と公演が・・聞き逃すな

 余分な男声が??と思いましたが、息抜きにはと??・・
オケも一生懸命さは伝わりました

エディタ・グルベローヴァ、ハイダー指揮・・正しく相思相愛ですね。
【曲目】
■ウォルフガング・A. モーツァルト
歌劇「劇場支配人」序曲 (オーケストラ)
歌劇「後宮からの逃走」より“あらゆる苦しみが”(グルベローヴァ)
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より“窓辺にいでよ”(パレイ)
■ガエターノ・ドニゼッティ
歌劇「ロベルト・デヴリュー」序曲 (オーケストラ)

歌劇「ランメルモールのルチア」より 
       狂乱の場“苦しい涙を流せ”(グルベローヴァ)・・華丸歌唱
■ヴィンチェンツォ・ベッリーニ
歌劇「ノルマ」より 序曲 (オーケストラ)
歌劇「ノルマ」より“清らかな女神よ”(グルベローヴァ)・・華丸歌唱

■エルマンノ・ヴォルフ・フェラーリ
歌劇「4人の田舎娘」より 序曲と間奏曲  (オーケストラ)
歌劇「スザンナの秘密」より 間奏曲と序曲 (オーケストラ)
■ガエターノ・ドニゼッティ
歌劇「ドン・パスクァーレ」より“天使のように美しい”(パレイ)
■ヴィンチェンツォ・ベッリーニ
歌劇「テンダのベアトリーチェ」より “もし私に墓をたてることが許されても”(グルベ
会場:東京文化会館  2007年4月6日(金)

2007年4月10日(火) 愛知県芸術劇場コンサートホール(名古屋)
            TEL:052-241-8118
2007年4月14日(土)  ザ・シンフォニーホール(大阪) TEL:06-6453
              (大阪) TEL:06-6453-6000
グルベローヴァ
 ブラティスラバ(旧チェコスロヴァキア)に生まれ、1968年に生地の歌劇場で『セビリアの理髪師』のロジーナを歌ってデビューした後、70年にウィーン国立歌劇場の『魔笛』を歌い、本格的なデビューを飾る。 その後、73年にグライドボーン音楽祭、74年にザルツブルグ音楽祭でも夜の女王を歌って、一躍注目を集めることになった。カール・ベーム指揮によるシュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』のツェルベネッタは、国際的な注目を集める契機となり、以後、ミラノ・スカラ座、コヴェントガーデン、メトロポリタン歌劇場をはじめ、ミュンヘン、ハンブルグ、ジュネーブ、チューリッヒ、フィレンツェ、パリ、およびベルリン国立歌劇場など、一流オペラハウスで演じたツェルビネッタ、ドンナ・アンナ(『ドン・カルロ』)、ロジーナ、ジルダ(『リゴレット』)、ヴィオレッタ(『椿姫』)、そしてルチア(『ランメルモールのルチア』)は、世界中から賞賛を浴びている。
 また、これらの歌劇場の多くが、特にグルベローヴァのために次のような珍しいオペラ
ハイダー指揮
 1984年クラーゲンフルトでの『ウィーン気質』で指揮者としてデビュー。以後、バルセロナでの『さまよえるオランダ人』、『ローエングリン』、『ナクソス島のアチアドネ』および数々のベル・カント・オペラ、ストックホルムでの『ラ・ボエーム』、エクサン・プロヴァンスでの『フィガロの結婚』、リスボンでの『サロメ』、ボンでの『後宮からの逃走』、『愛の妙薬』、『カプレーティとモンテッキ』、モンペリエでの『ナクソス島のアリアドネ』、『魔笛』など、幅広いレパートリーで活躍。

16日 ベルガモ・ドニゼッティ劇場ではアンナ・ボレーナ  テオドッシュウ

2007-01-19 | 音楽鑑賞 外来オペラ・・
「アンナ・ボレーナ」   文化5F1-8 1万4千円・安い

 初見のオペラでした・・アリア、重唱の宝石箱ダァ~・・
一幕から怒涛のアリア、歌唱が・・歌い手冥利と 聴き冥利のオペラです

 ドラマティック・ソプラノ、テオドッシュウ が
究極の歌唱、声質が20年に一度の出会いの歌手と・・素晴らしい、この時に感謝ですね
一瞬の激性、演技 美しさと強靭な声域が 一幕3場の壮絶絶後の歌唱、演技が・・
 会場内が一瞬痺れ、魔法に、カーテンコールが賞賛、感動のブラーヴァーァ・・興奮しました。3幕狂乱の場もフルートにのせ・・夢・狂と正気の狭間の歌唱、声其の物が素晴らしかった。
脇も自己の持ち味を最大限発揮し・・舞台の流れも良く、各存在感を発揮した
素晴らしい舞台に成った。
  アンナ・ボレーナ   ディミトラ・テオドッシュウ華◎◎◎◎◎  
   エンリーコ8世   リッカルド・ザネッラート・・
               バスバリトンの感じかな◎◎◎
ジョヴァンナ・セイモー  ニディア・パレチオス華◎◎◎◎
       スメトン  ホセ・マリア・」ロ・モナコ華◎◎◎
   ロシュフォール卿  マウロ・コルナ◎◎
 リカルド・ペルシー卿  ジャンルーカ・パゾリーニ◎◎◎◎
      エルヴェイ  ルイージ・アルバーニ◎◎
指揮 アントニーノ・フォリアーニ◎◎◎
ベルガモ・ドニゼッティ劇場管弦楽団 合唱団

「アンナ・ボレーナ」
世継ぎに恵まれない英国王エンリーコは、現王妃アンナと離婚し、その侍女ジョヴァンナをめとる口実を探している。
ある日、アンナのかつての恋人ペルシーが久しぶりにロンドンに戻ってきた。ペルシーは、昔の愛を取り戻そうとアンナに言い寄るが拒まれ、絶望から自刃しようとする。部屋に忍び込んで、物陰から成り行きを見ていた楽士スメトンはそれを止めようと飛び出すが、その騒ぎの中、国王もやってきて、アンナは密通の疑いで裁判にかけられる。
監禁中のアンナのもとにジョヴァンナがやって来て、王と離婚すれば命は救われると告げるが、アンナはそれを毅然と拒否する。
エンリーコは、法廷でスメトンから偽証を引き出し、アンナとペルシーは死罪に。アンナは正気を失い、新しい妃の決定を祝う音楽が遠くから聞こえる中、倒れて息絶える。
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強靭な声と抒情的な表現力~21世紀を代表する
 ドラマティック・ソプラノ、テオドッシュウ
ギリシャ出身。96年にバイエルン州立歌劇場≪アンナ・ボレーナ≫題名役を歌い、西側一流オペラ座に本格デビュー。その後、≪オテロ≫デズデーモナ、≪トロヴァトーレ≫レオノーラ、≪ノルマ≫題名役など次々と新しい役柄でも絶賛され、99年春、ボローニャとパルマで歌った≪アッティラ≫オダベッラの成功により、ヴェルディ作品、ベルカント・オペラ双方における最も重要な歌手の一人としての評価を確立した。 2000年には、≪椿姫≫でローマ歌劇場へ、≪アンナ・ボレーナ≫でナポリ・サンカルロ歌劇場へ、≪トロヴァトーレ≫でスカラ座へ、それぞれデビュー。
02年には≪アッティラ≫で英国ロイヤル・オペラにもデビュー。
その後も順調に主要歌劇場での活躍を続けるほか、日本ではフェニーチェ歌劇場の引越公演(2001、05年)、カターニア・ベッリーニ大劇場の引越公演(03年)等で見事な充実ぶりを見せている。
ドニゼッティ(1797~1848)生誕の地ベルガモはミラノの東方約50キロ、文化的薫りを色濃くたたえる古都で、ドビュッシーの『ベルガマスク組曲』ゆかりの地でもあります。オペラ座の創設は1791年と古く、当初リカルディ劇場と名づけられましたが1897年にドニゼッティの生誕100年を記念してドニゼッティ劇場と改称されました。
ベルカント・オペラの大家ドニゼッティは、4歳年下のベッリーニと競うように数々の傑作を世に送り出し、全部で70あまりのオペラを残しましたが、作曲当時に何回か上演された後すっかり顧みられなくなるものも多く、また上演はされても演出家や演奏家の勝手な都合でカットされたり改変されたりして、オリジナルの響きが失われているケースが多いのも事実です。
20世紀半ば以降、ベルガモ・ドニゼッティ劇場では、他のオペラ座が顧みもしなかった多数の作品を、極力オリジナルに近い形で復活上演し再評価する取り組みを続けています

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過去のテオドッシュウ・・
  25日大宮・ソニックシティ 1F34-17 1万4千円・安い
今回は先ず、合唱が上手いし・・合唱の歌わせ方、使い方、創造性が優れたベッリーニに
感動した・・
アリア、コロラトゥーラと合唱の絡み、旋律美の調和、劇性が優れものですね
その後のヴェルディへ継承された??事が感じえたと
 03年に確か上野文化で観て合唱の素晴らしさは感じえなかったが
今回は合唱が最高でした・・
テオドッシュウのノルマは前回より低声域が綺麗、熟成された演技、歌唱が素晴らしい

『ノルマ』
史上最高の『ノルマ』との前評判どおり、2003年の引越公演ではカレッラの棒が冴え、4人の主役もそれぞれの役割を果たして大喝采を浴びた。ギリシャ出身のテオドッシュウは、同郷のソプラノとして"マリア・カラスの再来"と呼ばれることを意識して同じレパートリーを歌っているが、役作りでは独自のアプローチをみせている。強靭なテクニックを前面に打ち出すより、抒情ゆたかに心理を描き出すことをテオドッシュウはむしろ得意としているのだ。新演出によりさらに興趣を増した『ノルマ』、単なる再演にとどまらず、観どころ聴きどころ満載だ。全2幕(休憩1回、上演時間3時間20分)
指揮=ジュリアーノ・カレッラ
演出=ワルター・パリアーロ(2005年6月新演出)
ポリオーネ=カルロ・ヴェントレ◎◎
オロヴェーゾ=リッカルド・ザネッラート
ノルマ=ディミトラ・テオドッシュウ華◎◎◎
アダルジーザ=ガブリエッラ・コレッキア◎
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過去の感想・・
ノルマ・・三人の・・・          
ノルマ  
      グルベローヴァ   テオドッシュウ   チェドリンス
アダルジーザ
      カサロヴァ      パラチオス    パラチオス
ポリオーネ  
      ラ・スコーラ     ヴェントレ     ラ・スコーラ

演奏家形式(文化会館4月)とオペラ(28日新国立)オケは東フィルが優れもの 
旋律美 歌唱美が 際だち・・楽しめた

ノルマ像は・・・テオドッシュウの激情・気性の激しさが・・もろに通わり・・・
個性豊かな演技歌唱を聴かせた
 グルベローヴァとチェドリンスは 歌唱美 旋律美に台詞を・・・丁寧に 歌い上げ・・・けして無理な大きな声量に頼る事がないと 感じた・・
ベルカント・・美しい唱法

ラ・スコーラは 高音域から低音域まで 素晴らしい声を聴かせた
2003年07月29日 15時16分17秒

6日 ノルマ・ベッリーニ大劇場
ノルマは初めて観る
ノルマ は巫女 神につかえるが・・生身の人間が・・・
激情・気性の激しい人間像が浮き出る?
アダルジーザ
若い巫女で まだ一生を神に捧げる誓いはしていない がポリオーネに誘惑される・・
ポリオーネ
ローマに戻ったら結婚するとノルマに約束しておきながら・・・彼女に飽きてアダルジーザに心が・・・ローマの将軍

ノルマ・テオドッシュウ とアダルジーザ・パラチオス の一幕、二幕の二重唱が絶品であった・・・旋律 歌唱が 何と美しい・・

ベッリーニ 初演・1831年12月26日 ミラノ・スカラ座 
原作・アレクサンドル・スーメ「ノルマ」 台本・ロマーニ

ノルマ・ディミトラ・テオドッシュウ 
 ギリシャ出身 01年 椿姫 日本で絶賛された  
アダルジーザ・ニディア・パラチオス 
 アルゼンチン出身 独・カールスルーエ音楽大学終了
          00年フランクフルト歌劇場と契約
ポリオーネ・カルロ・ヴェントレ 
 01年ベルリン国立歌劇場 02年トリエステ 03年サン・カルロ劇場 など活躍
オロヴェーゾ・リッカルド・ザネッラート
クロティルデ・アントネッラ・グイダ  フラーヴィオ・マルチェッロ・パーチェ
演出・レンツォ・ジャッキエーリ  2003年07月09日 07時35分07秒

7日 ベルガモ・ドニゼッティ劇場オペラ「ランメルモールのルチア」

2007-01-08 | 音楽鑑賞 外来オペラ・・
2007/01/07(日) 17:00
第24回名古屋クラシックフェスティバル 
ベルガモ・ドニゼッティ劇場オペラ「ランメルモールのルチア」
会場 愛知県芸術劇場 大ホール 5F9ー36 6千円・安い
5階天井桟敷?、で傾斜が強い・・意外と舞台に近い・・
音響は?・・PAは殆ど使用してない声域と感じましたが・・
意外と声、オケの音が良く届きました・・注目のデジレ・ランカトーレ と男声が粒揃いです・・各アリアも素晴らしいのですが、重唱が一段とアップした歌唱が驚きです
 3幕狂乱の場が縦・立体的な導線を上手く使っていたと思いました・・
8日より横浜、東京公演ですね・・観てのお楽しみですね
手頃なお値段で、十分楽しめました。

指揮:アントニーノ・フォリアーニ
演出:フランチェスコ・エスポジート

           ルチア  デジレ・ランカトーレ
  エンリーコ・アシュトン卿  マッシモ・カヴァレッテ
エドガルド・レーヴェンスウッド ロベルト・デ・ビアージオ
           アリーザ ティツィアーナ・ファルコ
 アルトゥーロ・バックロー卿  マッテオ・バルカ,
    ライモンド・ビドベント エンリーコ・ジュゼッペ・ヨーリ
          ノルマンノ ヴィンチェンツォ・サリネッリ
 
演目・曲目 ドニセッティ作曲:「ランメルモールのルチア」
問合せ先 中京テレビ事業
※10日(水)18:30・12日(金)18:30公演のエドガルド役に予定しておりました、ファビオ・サルトーリは病気のため出演不可能となりました。
 代わって、アントニオ・ガンディアが出演いたします。どうぞご了承ください。
※「ランメルモールのルチア」全公演の指揮者は劇場側の都合により当初の発表の指揮者からアントニーノ・フォリアーニに変更となりました。
17世紀のスコットランド。城主エンリーコは傾きかけたアシュトン家の再興を図るため、妹ルチアを権勢さかんな高官アルトゥーロと政略結婚させようと考えている。
しかしルチアは、エンリーコの宿敵エドガルドと恋仲で、兄の意向に従わない。エンリーコは偽の手紙を使って「エドガルドは別の女に心変わりをした」とルチアを騙し、アルトゥーロとの結婚契約書に署名をさせる。ちょうどそこへエドガルドが登場、ルチアの不義を罵る。
エドガルドへの想いを残すルチアは初夜の床で新郎アルトゥーロを刺し殺し、狂乱のうちに祝宴の場へ現れ、愛するエドガルドと祝宴を挙げている妄想にひたり、錯乱状態のまま事切れる。ルチアの死を聞いたエドガルドは、天上でルチアと結ばれようと、短剣で自害する。
世界に冠たる歌劇場を席巻!コケティッシュなヒロイン、ランカトーレ
1996年、弱冠19歳にして『フィガロの結婚』バルバリーナ役でザルツブルク音楽祭デビュー。 2004年12月、スカラ座リニューアル記念公演『見出されたエウロパ』の超難役セメーレにムーティの指名で抜擢され大成功、オペラ界のニュー・ヒロインとして一躍脚光を浴びた。それ以外にスカラ座では彼女の最大の当たり役である『ホフマン物語』オランピアでも登場。

ランカトーレ インタビューより
 尊敬しているルチア歌いは・・マリエッラ・デヴィーアですね、今日までで最も偉大なイタリア人のルチア歌いです

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過去のルチア・・ 2004年09月04日 09時12分16秒
ルチア 3日 ラ ヴォーチェ
ルチア・ドニゼッティ  新国立 3Fー2-48  12,000円 超安い
指揮・ステファノ・ランザーニ 東フィル 藤原歌劇団合唱
ルチア・マリエッラ・デヴィーア 
エドガルド・マルセロ・アルバレス 
エンリーコ・レナード・ブルゾン 
ライモンド・カルロ・コロンバーラ 
アルトゥーロ・中鉢 聡 
アリーザ・エレナ・ベルフィオーレ ノルマンノ・樋口達哉

 声量/歌唱 演技が絶品のアルパレス 超ブラヴォーと
演技/歌唱 デヴィーアの 狂乱の場 でフルートの 音質と 声・ソプラノの 同質性を感じえたのは 初めてであり 感動であった
コロンバーラ の 慈悲のある 演技歌唱 
ブルゾンの兄・エンリーコ 家・権力者 妹・ルチアを政略結婚へと・・心理描写等
初日から 総歌手陣の歌唱演技と オケ/指揮者との有機的な舞台創造を創りあげた
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※「アンナ・ボレーナ」16日公演の指揮者は劇場側の都合により当初の発表の指揮者からアントニーノ・フォリアーニに変更となりました。
世継ぎに恵まれない英国王エンリーコは、現王妃アンナと離婚し、その侍女ジョヴァンナをめとる口実を探している。
ある日、アンナのかつての恋人ペルシーが久しぶりにロンドンに戻ってきた。ペルシーは、昔の愛を取り戻そうとアンナに言い寄るが拒まれ、絶望から自刃しようとする。部屋に忍び込んで、物陰から成り行きを見ていた楽士スメトンはそれを止めようと飛び出すが、その騒ぎの中、国王もやってきて、アンナは密通の疑いで裁判にかけられる。
監禁中のアンナのもとにジョヴァンナがやって来て、王と離婚すれば命は救われると告げるが、アンナはそれを毅然と拒否する。
エンリーコは、法廷でスメトンから偽証を引き出し、アンナとペルシーは死罪に。アンナは正気を失い、新しい妃の決定を祝う音楽が遠くから聞こえる中、倒れて息絶える。
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強靭な声と抒情的な表現力~21世紀を代表するドラマティック・ソプラノ、テオドッシュウ
ギリシャ出身。96年にバイエルン州立歌劇場≪アンナ・ボレーナ≫題名役を歌い、西側一流オペラ座に本格デビュー。その後、≪オテロ≫デズデーモナ、≪トロヴァトーレ≫レオノーラ、≪ノルマ≫題名役など次々と新しい役柄でも絶賛され、99年春、ボローニャとパルマで歌った≪アッティラ≫オダベッラの成功により、ヴェルディ作品、ベルカント・オペラ双方における最も重要な歌手の一人としての評価を確立した。 2000年には、≪椿姫≫でローマ歌劇場へ、≪アンナ・ボレーナ≫でナポリ・サンカルロ歌劇場へ、≪トロヴァトーレ≫でスカラ座へ、それぞれデビュー。
02年には≪アッティラ≫で英国ロイヤル・オペラにもデビュー。
その後も順調に主要歌劇場での活躍を続けるほか、日本ではフェニーチェ歌劇場の引越公演(2001、05年)、カターニア・ベッリーニ大劇場の引越公演(03年)等で見事な充実ぶりを見せている。
ドニゼッティ(1797~1848)生誕の地ベルガモはミラノの東方約50キロ、文化的薫りを色濃くたたえる古都で、ドビュッシーの『ベルガマスク組曲』ゆかりの地でもあります。オペラ座の創設は1791年と古く、当初リカルディ劇場と名づけられましたが1897年にドニゼッティの生誕100年を記念してドニゼッティ劇場と改称されました。
ベルカント・オペラの大家ドニゼッティは、4歳年下のベッリーニと競うように数々の傑作を世に送り出し、全部で70あまりのオペラを残しましたが、作曲当時に何回か上演された後すっかり顧みられなくなるものも多く、また上演はされても演出家や演奏家の勝手な都合でカットされたり改変されたりして、オリジナルの響きが失われているケースが多いのも事実です。
20世紀半ば以降、ベルガモ・ドニゼッティ劇場では、他のオペラ座が顧みもしなかった多数の作品を、極力オリジナルに近い形で復活上演し再評価する取り組みを続けています。
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