懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車 播但線寺前駅

2014年10月16日 | 蒸気機関車
撮影場所 兵庫県 播但線寺前駅

駅に停車している風景を撮った。鉄道ファンは駅で停車の風景は好まない。列車主体の走行写真でないといけない風潮がある。
私は駅の風景が人や駅、周囲の建物が写り込んでいて時代がわかり好きだ。
鉄道は人や人が使う荷物を運ぶためにあるので人が写るのは当然だと思っていた。
写真のなかから時代とともに消えた風景ばかりである。
蒸気機関車はもとよりこんな客車も姿を消した。
スハニ60と客車に書いてある。
スハニは鉄道ファンならば常識とばかりに専門用語を並べてたがるが素人には分かりにくい言葉ばかりだ。
スハニはスが積重荷重37.5トンから42.5トン、ハは普通車、二は荷物車
客車と荷物車の機能を持つ客車です。
これを撮ってから20年後には国鉄も客車も貨物もすべて解体された。
そんな事が予想できたであろうか
先読み出来た人ならば予想できたであろうが私は鉄道の興味も薄れ予測できなかった。
国鉄の累積赤字、モータリゼーションにる鉄道離れ、トラック輸送の台頭

写真の駅の乗客の服装も若い人はミニスカート、。年寄りは着物、駅周辺の建物も古く感じる、まさしく昭和の情景である。





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