道彦の散歩道

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08/03 クロカンブッシュ&クリスマスプディング

2014年08月03日 | スイ-ツ・お菓子

【クロカンブッシュ】

「クロカンブッシュ」は、フランスの菓子。
台の上に、カスタードクリームを入れた小さなシューを飴などの糖衣で貼り付けながら円錐形に積み上げた飾り菓子。フランスではウエディングケーキとして使われる。

シューはキャベツを表し、子孫繁栄の願いと豊かな収穫を願うものである。二人で持った木槌で割りながら分けて参列客に配る。
「クロカンブッシュ」頂上には夫婦の像や
ドラジェや飴細工のバラを飾る。シューが祝福してくれる人々を表すとも言われ、出来る限り高くする傾向がある。また洗礼式や結婚式以外のお祝いにも使われる祝い菓子である。「ビエスモンテ」の一種とされれる。

名称はフランス語で糖衣やシューが口の中でカリッと崩れる様子を表す。

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【クリスマスプディング】

「クリスマスプディング」は、イギリスの伝統的なクリスマスケーキ。具材にプラムが使われることが多いため、「プラム・プティング」とも呼ばれる。

味や食感、外見は日本人が想像するケーキや一般に「プリン」と呼ばれるカスタードプディングとは大きく異なる。
味は濃厚で芳醇、その食感は「ドライフルーツが舌に絡む」とも言われる。

『歴史』

中世のクリスマスに作られた濃厚なスープ、あるいは肉と果物が入ったポリッジが「クリスマスプディング」の起源とされている。この粥はケルト神話の収穫の神ダグザに肖って作られたものが起源とする説もある。

16世紀までにクリスマスのシンボルとしての地位を確立し、清教徒革命中のクリスマスでは、「クリスマスプディング」はミンスパイと共に製作を禁止された。
チャールズ2世の時代に、材料に増粘剤が加えられて現在のような固形の料理になり、チャールズ・ディケンズが著した「クリスマス・キャロル」にも固形状の「クリスマスプディング」が登場する。
そしてヴィクトリア女王が「クリスマスプディング」を英国王室のデザートに採用して以降、イギリス国民のクリスマスに欠かせないデザートとして定着した。

各家庭ごとに異なる味とレシピがあり、イギリス人にはこれについて一家言持つ人が多い。しかし、今日では手製の「クリスマスプディング」の代わりに市販のものを購入する家庭が多くなっている。

『製法』

生パン粉と小麦粉、ミンスミートと呼ばれる牛脂、卵、砂糖、ブランデーなどにつけて柔らかくしたドライフルーツ、クルミなどのナッツ類、香辛料(ナツメグ、シナモン、クローブ等)、ラム酒などの材料を混ぜ合わせて一晩寝かせる。「クリスマスプディング」の材料についての迷信に、13種類の材料が使われていなければならないというものが存在する。
生地をオーブンで焼き上げると、イギリス風クリスマスケーキになる。

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