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大森新『なぜ君は総理大臣になれないのか』

2020-08-15 07:35:00 | ノンジャンル
 「あつぎの映画館kiki」で大森新監督の2020年作品『なぜ君は総理大臣になれないのか』を観ました。パンレットから最初の部分を転載させていただくと、

衆議院議員・小川淳也(当選5期)、49歳。
2019年の国会で統計不正を質し、
SNSで「統計王子」「こんな政治家がいたのか」と注目を集めた。



彼と初めて出会ったのは、2003年10月10日、衆議院解散の日。
当時32歳、民主党から初出馬する小川にカメラを向けた。
「国民のためという思いなら誰にも負けない自信がある」と
真っすぐに語る無私な姿勢に惹かれ、事あるごとに撮影をするようになる。

地盤・看板・カバンなしで始めた選挙戦。
2005年に初当選し、2009年に政権交代を果たすと、
「日本の政治は変わります。自分たちが変えます」と小川は目を輝かせた。
ところが2012年から安倍政権が始まると、表情は苦悩に満ちていく。
弱い野党の中でも出世できず、
家族も「政治家に向いていないのではないか」と本音を漏らす。
そして2017年の総選挙では、
民進党の希望の党への合流というドタバタ劇に巻き込まれていく。
それは、あまりにも悲壮な選挙戦だった。



17年間、小川を見続けた監督・大島新の目に映ったのは日本政治の希望が絶望か。小川を通して日本の未来を問いかけていく。

 東大を出て、総務省に入省した後、政治家を目指したという小川さん。この映画では政治を国民目線から見て行動する小川さんの姿、声に惹かれます。
 最初の選挙では、妻が選挙応援に行くのを嫌がって、まだ幼い姉妹が祖母に預けられるのですが、最後まで妻の服を離さないで抵抗する姉妹の姿が印象的だったのに対し、2017年の選挙では二人とも大人に成長し、「娘です」と書かれたタスキを掛けて、両親とともに選挙戦を戦う姿にも、その健気さに心を熱くしました。2017年の選挙は結局、弟が新聞社の社長であり、強固な地盤を持つ自民党候補にわずかの差で負けるのですが、白紙票が五千票もあり、小池百合子の「希望の党」の騒ぎがなければ、小川さんが勝てたと想像できるのでした。(それでも自民党候補とは僅差だったため、比例で復活当選はできたのですが……)
今現在、小川さんは立憲民主党の会派に所属し、今までと変わらず、国会で鋭い質問を飛ばしています。
 最後に大森監督に「今すぐに総理大臣になれるとしたら、なりますか?」と聞かれ、真剣に悩んだあと、「それができないようなら議員を辞職します」と力強く語る小川さん。選挙区は香川1区の小川さんですが、今後は全力で応援していきたいと思いますし、小川さんの今後の動向にも注目です!!

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