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笙野頼子『水晶内制度』

2006-07-18 16:11:01 | ノンジャンル
 きのうの「コンバット」にゲストでリー・マーヴィンが出ていました。サンダース軍曹の小隊が護衛する爆破専門家の役で、小隊がふがいないと文句ばかり言いますが、最後に軍曹のことを「最高の兵士だ」と讃えるという、おいしい役でした。

 さて、朝日新聞で薦めていたため、笙野頼子さんの「水晶内制度」を読みました。
 最初の50ページ前後は、主人公の意識が混濁しているため、文章も訳が分からず、ただ読むだけの状態。その後、意識が戻り、相手が誰とも分からず話はじめるのですが、延々とウラミズモという、日本から独立した女性だけの国の話が続き、これも話題が急に飛んだり、話の内容が難しかったりで、ただ文字を追うだけで精一杯。とうとう途中で読むことに挫折してしまいました。
 この本、買う人いるんだろうか?(って、買ってる人がここに一人いますが‥‥。)こういう文章が本になり、評価されていることが不思議に思われる、そんな本でした。