採寸を終えるとパイプの選択です。
当時、コロンバス(COLUMBUS)では真円チューブから楕円チューブへのラインナップの広がりと
クロモリ、ニヴァクロームの選択肢の広がりとパイプの種類が増えた時期でした。
楕円パイプでは、MAXやMINI MAXといったものがありました。
ミヤタが販売した「コガミヤタ フルプロリミテッド」はMAXの楕円パイプを採用した上で
ラグ仕様でした。変形パイプをラグで接続するという凝ったフレームをマスプロメーカーが
製作したことに驚きました。
私が選んだのは、結局、TSXというSL、SLXの流れを汲む真円のパイプです。
トップチューブとダウンチューブにらせん状のリブを施し、ねじれに対する強靱さをアップ
しているとのことです。
ラグは、イタリアンカットでお願いしました。細かくラグの種類まで指定はせず、「格好良
く仕上げて下さい」とだけ告げました。
フォーククラウンは、なで肩のチネリを選びこの仕上げもお任せです。
廣崎氏は、フォークラウンの形状、種類によってもフレーム全体の硬さや乗り心地は変わる、
と説明してくれました。
ステムによってもその硬さが異なりステアリングに影響するそうです。そういったパーツ
特性の集合体が自転車であり、乗り心地を決める要素になるようです。
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