自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

National Cycler Proffessional(ナショナル サイクラー プロフェッショナル)その4

2012年12月09日 22時21分46秒 | 完成車
フレームは、1990年に塗り直しを行っています。





オレンジ色は、「メルクス オレンジ」を真似たものです。
この時既に時代遅れのフレームとなっていたので、旧世代の代表的なイメージカラーにしようと考え選んだのがオレンジです。

最近になってスチールのヴィンテージロードが良く取り上げられますが、その際に目するのがDeRosa製のメルクス号。横尾双輪館所蔵のモノだと思いますが、正にあのイメージカラーです。

当時の色を真似てあえて「べたっ」としたオレンジです。
ヘッドラグのメッキも塗装したことで、随分雰囲気が変わりました。
塗装を依頼したのは、当時渋谷にあった「スピカ」。
現在の「Y's Road」です。今は、道玄坂に大きな店舗がありますが、当時はJRの線路脇にそれほど大きくはない店でした。
塗装のついでにフレームの加工もお願いしています。

このフレームのリアエンドは、シマノ製ストレートドロップエンドだったためにカンパの互換がありませんでした。カンパが取り付けられるようにエンドの爪を加工。



もう一つは、シートチューブの内径を27.0mm → 27.2mm に広げることです。





逆に、あえて加工をしなかったのがブレーキアウターカップとWレバーの台座直付けです。
「古さ」を残すためでした。






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ランス)
2012-12-11 02:14:33
シマノSFRエンドがカンパと非互換というのは初めて知りました。でもシマノのRDもカンパエンドと互換ですよね。だとするとSFRのエンドは何用なんでしょうか?検索してエンドの写真を見ましたが、下側の爪はカンパに使えそうなんですけどね。不思議です。
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Unknown (Merak2010)
2012-12-16 22:54:22
ランスさん

回答が遅くなり申し訳ございません。
シマノエンドの件、少しまとめてみました。
いかがでしょうか?
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