自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

Cinelli チネリ用 チタン製 シートピン

2014年12月07日 22時13分10秒 | パーツ
以前、手持ちのシートピンで「チネリ製?」というのを確かめるためにネット検索していると、純正ではないサードパーティー製のステンレスやチタン製のシートピンが多く出てきました。

ネットでは、「チネリの純正シートピンは、必ず折れる」とのこと。
私は折ったことはありませんが、色々な方のブログを読んでいると折れるような気がしてきます。
折れないのは、たまたま当たりが良いからだとか。
チネリユーザーは、遠出をする時、スペアタイヤと一緒にスペアのシートピンも携行するとか。
本当でしょうか?
しかし、シートピラーを触ることもほとんどなく、差し迫った不自由も感じなかったのでそのまま忘れていました。

たまたま見つけた「FRESH & FLY TOKYO」さんが、サードパーティー製のチネリ用シートピンを扱っていたのを思い出したのは、その店名がサイクルショップらしくなく印象に残っていたからです。

チートピンのことを尋ねると、在庫があるとのこと。
そして出して頂いたのが、チタン製のシートピン。


袋の金額を見て、ビックリ!!
てっきりステンレス製を扱っていると思っていたので心の準備はできていません。

このチタン製シートピンがいかに秀逸であるか、なぜ純正が折れやすいか等々を説明され、心が揺れ動き、気の弱い私は購入することにしました。

このシートピンは、いわゆる64チタンといわれる硬く強度はあるが、反面加工が非常に大変な素材でできています。
加工は、β-Titanium のブランドを持つ 日本特殊螺旋工業 が行っているとのこと。
モーターサイクルやカーレースにもパーツを供給するその筋では有名な企業らしいです。

さて、私にはオーバースペック?かもしれないチタン製シートピン。
オリジナル(純正)と比べてみました。

これは、オリジナル(純正)



こちらが、チタン製



並べてみると・・・(左:チタン、右:オリジナル)



非常に良くできています。
加工が難しいといわれる64チタンをこれだけ加工するにはそれなりのコストも掛かっているものと思われます。


取り付けた様子。
オリジナル



チタン製



オリジナルとチタン製の違いは、アーレンキーのサイズが異なること。
オリジナルが 5mm なのに対し、チタン製は 4mm。
ちょっと雰囲気が変わります。
本当に折れるのであれば、その心配を避けるために使うことにしました。
コメント
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