自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

DeRosa Titanio (デローサ チタニオ)その17

2013年11月19日 23時11分15秒 | 完成車
ディレーラーの取付です。
ブラケットのタップ仕上げは済ませていますが、もう一つ作業をこなさなければなりません。
用意したのは↓





このディレーラーハンガー修正ツールは、必要に迫られ購入したもの。
大阪で単身赴任生活を送っていた時のことです。
週末、いつものようにマンションの自室からDeRosa Planetを1Fまで運び、「さて乗ろう」と思った時に、「カシャン!」
運悪くチェーンはスプロケットのトップ側にあり、ディレーラーが地面に接触。
すぐに変速機の調子をみると、上手く変速しなくなっていました。
ディレーラーハンガーを曲げてしまったのです。
「あぁ~。」(心の中で深いため息。)
まだ、出かける前だったのでバイクを替えて出かけることにしました。
その日の目的地は、「ディレーラーハンガー修正ツール」を売っているショップ。
結構特殊な工具で、どこでも売っているものではありません。
いつもの嵐山・渡月橋方面で取り扱っていそうなショップということで、通販カタログで有名な「コセキ」に向かいました。
「コセキ」さんにも何度か伺いましたが、「京都のこんな場所から全国通販を行っているのか」と少し意外な場所にあるショップです。
さすが「コセキ」さん。目的の工具は有りました。
プチプチで包んでトップチューブに縛って持ち帰りました。

曲げてしまったPlanetのディレーラーハンガーは、無事修復。
やはりアルミのエンドは、柔らかかったのかもしれません。
修理で使ったのは、この1回限りです。

最近では見かけなくなりましたが、Campagnoloも同じ工具を用意していました。



非常にシンプルで且つ機能的。
この工具の目的が、レース用バイク(700C)限定だったため非常にシンプル且つ機能的なデザインだったのでしょう。

話が随分脱線しました。
そんなエピソードのある工具で、ディレーラーを取り付ける前に一応ディレーラーハンガーのェックをしておきます。









バッチリ、精度は出ていました。

これでディレーラーの取り付けも完了です。

コメント
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