自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

DeRosa Titanio (デローサ チタニオ)その15

2013年11月09日 17時59分43秒 | 完成車
フレームとの接点で最重要部分が、ボトムブラケット。
フレーム全体の中で最も負荷のかかる部分です。
反面、素人が加工のしにくい部分でもあります。
購入した状態のBBシェル。
ネジ部、フェースがきちんと仕上げられていることを祈りながら作業を始めます。



見た目は、かなりきれいにネジが切られているようです。
ここでBBが上手く組み上がらなければ、ショップのお世話になることになります。
さすがに、高額なBBシェルのタップ仕上げ工具やフェースカッターを購入する訳にはいきませんから。



TitanioのBB部分。
シートチューブとシートステーはBBの中心に向かって溶接されていますが、ダウンチューブはやや上目に。
溶接部は非常にきれいです。
DeRosaのBBは、イタリアン。
イタリアンは、右側のネジ切りがJISとは逆です。

BBは、Campagnolo Record ウルトラトルククランク用。



カンパBBのネジ部分には、黄色い固形物が付いています。(右側)
恐らくBBを取り付けた時の緩み止めだと思うのですが、このまま取り付け締めつけるのには力と勇気が必要なので削り撮りました。(左側)



緩み止め(?)を削り撮ったBBをシェルにはめ、ゆっくり回すと引っかかり無くねじ込むことができました。
BBも仕上げがなされていたようです。

カンパ ウルトラトルクBBの取付は、「ネジ部に『ロックタイト222』塗布して手で締め付ける」のがマニュアルのようです。
そのつもりで作業を進めていたのですが、ふと気になったのがフレーム素材がチタンであるということ。
「チタンは焼き付きが起こりやすい」と聞いています。
このままロックタイトの塗布で焼き付きを防止できるのか?

素人の私は勝手に判断し、自己責任であることを承知の上でロックタイトで固定せず、焼き付き防止材を塗布し、締めて固定することにしました。



[Finish Line Anti-Seize Assembly Lubricant
フィニッシュ ラインのチタン焼き付き防止材です。
パッケージには、チタンだけでは無くアルミ、ステンレス等にも使えるとあります。
色は、銅色。
一般的なグリスと何が違うのかは分かりませんが、予防策として使用します。

緩み止めを使わないので十分なトルクで締める必要があります。
そこで必要になるのが↓





ウルトラトルクBB用のスパナ。(Campagnolo製)



カップ&コーン時代のBBと同じように締め付けました。

BBの取り付けを終えた写真です。



クランクを装着してBB回りは、終了です。

コメント
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