自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

san marco Rolls サンマルコ ロールス

2011年11月20日 17時34分23秒 | パーツ


一年に数度しか乗らないロードですが、最近のスチールフレームブーム、旧車ブームもあって乗る回数が増えました。都内のショップに行く時やそれほど距離を走らない時が主な出番です。
ところが、乗っているとポジションで妙におさまりが悪い気がし始めました。
サドル上でお尻が前にズルような感じです。数台保有している自転車のポジションと比べても大きく異なるわけではありません。それでも何とか改善しようと、サドルを前後に5mm、10mmと動かしてみました。
それでもズル感覚は変わりません。ズル感覚は、「沈む」ようにも感じられます。
ひょっとするとサドルのパットが柔らかいから?それはパッドがヘタっているということ?
指で押して、他の自転車に装着しているRollsと比べてみると、やはりいく分柔らかいことに気づきました。
このサドル、1989年3月から使用しています。実に22年!これだけ使っていれば中のパッドが劣化してもおかしくありません。交換の必要な時期だったのです。

サドルの交換でスタイリングを変えたくありません。できるだけこれまでのスタイリングを保つために交換はRollsが前提です。そしてRollsは、今も販売されています。
現在販売されているRollsには、表皮の違いでもかなりの数があります。同じブラックでもツルツルしたもの、型押ししたもの。またその中にも数種類。
選んだものは、これまで使っていたものにいちばん近いもです。







購入した新しいRolls。チタンベースです。
さすがに20年前のものとは、まったく同じではありません。









交換前のサドル。



交換後のサドル。

交換後、乗ってみると乗り心地は全く別物に。やはりパッドのヘタリが原因だったようです。
お尻のおさまり、ホールド感共に違和感がなくなりました。
取説には、「当製品の寿命を4年以下あるいは16,000Kmキロメートルと見なし、その期間を過ぎた時点で製品の交換をお勧めいたします」とありました。サドルは金属製品とは異なり経年劣化が早いもの。やはり定期的な交換が必要ということでした。



コメント (2)
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