【オークス】カムニャックがゴール前の接戦をアタマ差制し樫の女王戴冠!:サンスポZBAT!
第86回オークス(G1、3歳オープン、牝馬、芝2400m)は、アンドレアシュ・シュタルケ騎手の4番人気カムニャック(栗東・友道康夫厩舎)が中団を追走すると直線で外から力強く伸びて内のアルマヴェローチェ(2番人気)とのゴール前の接戦をアタマ差制し優勝。サンスポ賞フローラS1着からのステップで、樫の女王に輝いた。51歳4カ月22日のA・シュタルケ騎手はJRA・G1初制覇で、オークス最年長勝利記録(2009年に優勝した安藤勝己元騎手の49歳1カ月27日)を更新。友道康夫調教師はクラシック完全制覇へ残すは桜花賞のみとなった。タイムは2分25秒7(良)。
2着からさらに1馬身1/4差遅れた3着にタガノアビー(10番人気)が入り、桜花賞3着のリンクスティップ(3番人気)は5着、桜花賞馬エンブロイダリー(1番人気)は9着に敗れた。
カムニャックは、父ブラックタイド、母ダンスアミーガ、母の父サクラバクシンオーという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。通算成績は5戦3勝。重賞は今年のサンスポ賞フローラS(G2)に次いで2勝目。友道康夫調教師、A・シュタルケ騎手ともにオークスは初勝利。
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桜花賞の1~3着、エンブロイダリー、アルマヴェローチェ、リンクスティップの三つ巴と目されていた今年のオークスですが、中団待機からの豪快な差し切りで樫の女王に輝いたのは、離れた4番人気(単勝14.3倍)、フローラS勝ちからここに直行してきたカムニャックでした。しかも、ソツのない競馬で抜け出したアルマヴェローチェを差し切ったのですから、これは文句のつけようがない立派な女王戴冠だと思います。
ちなみにカムニャックは父ブラックタイドで母父はサクラバクシンオーと、字面的には分かりやすくキタサンブラックと同じながら、母系にはダンスパートナー×エルコンドルパサーがあって、確かにキタサンブラックより早い時期から走れそうな雰囲気…。レースが終わってみればなるほどですし、今後もとても楽しみな馬だと思います。
2着に入ったアルマヴェローチェは桜花賞に続いての惜しい2着。ほとんど勝利を手中にしかけていただけに、陣営にとっては口惜しい敗戦だと思いますが、この世代で実力ナンバーワンを争う存在なのは変わりませんし、今後も牝馬路線の中心を担っていくだろうと思います。(1番人気だったエンブロイダリーは距離ですかね…)
そして3着に入ったタガノアビー、この馬はなんと矢車賞でエレガンシアに0.6秒勝った馬なんですよね。。いや、矢車賞でエレガンシアが負けた時、『なんかこのメンバー強くないか?』と感じていたので、代表としてオークスに参戦したタガノアビーが(追い込みがハマったとは言え)上位で入線してくれたのは嬉しいです。
ということで、秋の3歳牝馬路線は桜花賞、オークスの上位組と、そこに間に合わなかった別路線組の対決になるはずです。まあ、基本的には春の実績上位組が強いので、そこに別路線組が割って入るのは大変ですが、フローラSから直行のカムニャックがオークスを制し、矢車賞から駆け込んだタガノアビーが3着に入ることもあるわけで、エレガンシアも簡単に諦めず、少なくともまさかの一発を狙う位置には上がっておきたいです(^^ゞ
**2025/5/25東京11R 優駿牝馬(G1/芝2400m)・良**
優駿牝馬(オークス)【2025年5月25日東京11R】:競馬ラボ
私事ですが、競馬にハマり始めた時代です。
ところで、JRA公式にアップされたレース動画のゴール後の実況。
「ダンスパートナーから30年!
踊ってみせたのはカムニャック!!」
いやぁ、ココロオドル実況でした。
ただ、短期免許のジョッキーでクラシック第一弾を制覇したので、
乗り替わりが多くて、迷いました。
カムニャックは単候補だったけど、3着に10人気で撃沈‼️
はい、絶対違うと思いますが、まあ、妄想は自由ですからね!
真の三冠牝馬、良い響きです(^^)
ダンスパートナー、エルコンドルパサー、どちらも名馬、どちらも懐かしい名前です。
それにしてもあれから30年ですか…
歳もとるはずだよなぁ(^^;)
惜しかったですね!
でも、今年の矢車賞はエレガンシアが5着に負けるぐらい、ムチャクチャレベル高かったですからね(^^ゞ
バクシンオーの産駒はほぼスピードが勝ったタイプでしたが、代を経ると優れた持続力を発揮するタイプも出てくるようですね。確かに母はアンバーシャダイと同血ですし、スピードだけを伝える血統ではないということでしょう。
3着にはアイルバヴアナザー肌にアニマルキングダムって何かようわからん(笑)
常識だけで考えたらダメということですか。逆に言えばいろんな血統の馬にチャンスがあるということですね♪
サクラバクシンオーは希代のスピード馬でしたが、母サクラハゴロモは母系にトゥルビヨン、テディ、ボワルセル、それにノーザンテーストという…
そもそもプリンスリーギフトがアレですから、なかなか他国にはない貴重な血統ですよね。
母系のサクラバクシンオーにはこれからも注目していきたいです(^^)