函館11レース TVh賞(3勝C/芝1200m)で14着となったプライムラインの関係者コメントです。
◇北村友一騎手のコメント 「調教で乗せてもらった時はオン、オフがしっかりしていて、いい感じでしたが、実戦に行くとオンのまま。ずっと行きたがる分、いざ追い出してもトモがついてこない感じで伸びあぐねてしまいました」
◇田中克典調教師のコメント 「調教では問題ないのですが、実戦になると心身のバランスが良くないのでしょうか・・・。それでも、この時季に二度もレースに使えるのは去勢の効果だと思いますし、そこは褒めてあげたいですね。芝の走り自体は悪くないものの、まだ馬が芯から良くなっていないのかもしれません」
◆クラブのコメント 「前半は鞍上に宥められながら、中団の直後につける形。直線で内を突いて差を詰めにかかったものの道中で脚が溜まっていなかった分、伸びあぐねてしまいました。なお、このあとは、「もう札幌には適鞍がありませんので、上がりを確認してから本州に戻しましょうか」と調教師。「移動後の様子も見て、また次を考えていく」予定となっています」
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なるほどそうですか、見た目には道中は無難な走りに見えたのですが、北村友騎手によると、道中でずっとオンのまま行きたがった分だけ終いで伸びなかった…とのこと。もしもそうだとすると、やりようによっては短距離戦でも…。
その一方で、田中克先生は「芝の走り自体は悪くないものの、まだ馬が芯から良くなっていないのかも」と、状態面がまだ本物ではない可能性について言及されています。まあ、そのあたりは『絶対にコレだけが正解…』みたいな話でもないでしょうし、レースをしながら、そして様子を見ながら立て直していくしかないでしょう。
ちなみに次はと言いますと、「もう札幌には適鞍がありません…」ということで、どうやら栗東に戻ることになりそうです。去勢によって体質が変わったとは言え、正直、本州の酷暑は心配ですが、まあ、現状であまり贅沢も言えませんしね。
まずは無事に移動をして、少し休ませてから次走についても考えて頂ければと思いますm(_ _)m
札幌11レース TVh賞(3勝C/芝1200m)に出走したプライムラインは14着でした。
【レース内容】スタートはギリギリ互角といったところ。ジワッと出して中団やや後ろの位置からになりました。その後もラチ沿いを無難に進み、3~4角でもインをピッタリを回って内を突く作戦に出ましたが…。開幕週の芝ゆえか、前の各馬も全く脚が衰えず、おまけにコチラもビュンと切れるタイプではないので…。決してバテているわけではないものの、先行勢を交わすことができずに着順を落とし、14着での入線となりました。
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うーん。。今日は経済コースを回ったんですけどねぇ…。
洋芝は悪くないけれど、やはり距離が短くないですかね(^^;)
単純にスピードが不足しているとか、そういうことは言いたくないので言いません(^^ゞ
ただしスタート後、そして直線での動きを見ていると、どうしてもプライムラインが短距離仕様のスピードタイプとは思えなくて…。田中克先生が洋芝挑戦を表明した時にも書いた気がするのですが、同じ芝でも1200mじゃなくて1800mとかの方が、プライムラインは競馬がし易いと思うんですよね。(素人が思っただけなのでアレですけれど…)
詳しくは関係者コメントを聞いてみないと分かりませんが、今後も(結果的に)ワンペースで走り切る競馬になるようだと、短距離戦での上位入線は結構厳しいのかもしれません。(大外枠からでも内枠からでも0.6秒差の負けですし(^^;))
ということで、せっかく洋芝を求めて北海道に来たのですから、ダメもとで距離を延ばしてみませんかね…と思ったら、3勝クラスの芝のレースには意外にイイ感じのがありませんでした(^^;)
まあ、距離延長策は私の勝手な思い込みなので、多分そういう話にはならないでしょう、と思います、残念!m(_ _)m
**2024/7/20札幌11R TVh賞(3勝C/芝1200m)・良**
TVh賞【2024年7月20日札幌11R】:競馬ラボ
メリタテスは19日付けで競走馬登録を抹消いたしました。なお、出資会員の皆様には詳細をオフィシャルサイト等にてご案内いたしますので、ご確認のほどお願いいたします。皆様からのご支援に対しまして心より御礼申し上げますとともに、アクシデントによる急な引退となりましたこと、深くお詫び申し上げます。温かいご声援をいただき、誠に有難うございました。
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メリタテスが登録抹消になりました。
思い返すと、2歳10月のトレセン入厩直後に僅かな骨剥離を発症し、結局、デビューは3歳6月まで遅れたんですよね。しかも、最初は芝のレースを使われて13、3、6着と勝利をあげられず…。
それでも札幌ダート1700mに条件を変えた4戦目は、古川奈穂騎手の思い切った逃げ戦法が功を奏して8馬身差の圧勝劇。先月に挙げた通算2勝目が函館ダート1700m戦で、古川奈穂騎手での逃げ切りだったことを考えると、余ほど北海道のダート1700mが好きで、斤量の軽い古川奈穂騎手との相性が良かったのだと思います。
そして、ここ2走は菱田騎手が乗って『逃げないメリタテス』の強さを確認することもできました。正直、順調ならまだまだ強くなりそうでしたし、小さい身体で準オープン、オープンと上り詰めていく姿を応援したかったです。
このあとは繁殖入りになるハズですが、母としての成功を考えると、通算15戦で引退できたのは却ってプラスなのかなと…。メリタテスは気持も強いしタフなので、油断すると30、いや、4~50戦ぐらい走っちゃいそうでしたからね(^^ゞ
繁殖入り後のことについてはどうなるかわかりませんが、できることなら産駒を募集して欲しいですし、チャンスがあればパンサラッサとの配合も…。屈腱炎での引退はとても残念ではありますが、様々なカタチで夢の続きが見られたら嬉しいです!
【2024/7/14函館10R 駒場特別(2勝C/ダ1700m)でのメリタテス:公式HP】
【2024/6/9函館12R 3歳以上1勝クラス(ダ1700m)でのメリタテス:公式HPより】
シュウジデイファーム在厩のマードラドは、引き続き、おもにBTCのトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。6月下旬の馬体重は464kgです。
◇岸本担当のコメント 「3F40秒を切るところも交えて登坂。クロス鼻革を着用して我慢の走り、フォームの改善に努めています。調教や成長が進んでいくなかで、持ち前のスピードの使いどころ、操縦性を高めていければと思います。週明けに来場した調教師によれば、『首が高めの走りはもうひとつ変わりませんが、良いスピードがありますね。9月頃のトレセン入厩、秋のデビューを狙っていきましょうか』とのことでした」
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ついに鈴木慎先生から「9月頃のトレセン入厩、秋のデビューを狙っていく」とのコメントが出ました!
ここまでの進み具合から、大体そのぐらいかな?と考えてはいましたが、実際に調教師からコメントが出ると身が引き締まりますし、ましてや王道中の王道、秋の東京開催デビューをめざすのですから尚更です。
ただし我慢を覚えること、頭の高いフォームの改善については道半ばといった印象で。。
まあ、半兄パンサラッサも決して頭が低いタイプではなかったですし、我慢させない時の方が結果が良かったわけですから、もしかしたら『走るミスペン産駒』とはそういうものかもしれませんしね。もちろん、最低限の操縦性、騎手の指示に従うことは覚えなけれないけませんが、それがソコソコ身につけば、あとは持ち前のスピードを活かす方が大事かもしれません。(そりゃあ、パンサラッサのようになるのは簡単ではないですけれど(^^;))
しかしアレですよね、ミスペンバリーの仔は本当にワクワクさせてくれると言いますか、良くも悪くも刺激的で楽しいです。結果はさて置き、これからも一口馬主の楽しさを満喫させてもらいます(^^)
シュウジデイファーム在厩のストラテージュは、おもにBTCのトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めをコンスタントに乗り込まれています。6月下旬の馬体重は481kgです。
◇岸本担当のコメント 「3F40秒を切るところも交えて登坂。以前はチャカチャカして気が散るようなところがありましたが、少しずつ気持ちが入ってくるにつれて、どのコースでも集中して動けるようになりつつありますね。ハミへのモタれ、トモの緩さなども着実に良くなっている印象です」
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前回(6/29)近況では「まだ心身ともに成長途上」との評価をもらいました。もちろん、基本的にそれは変わっていないとは思いますが、今回は集中力、ハミ受け、トモの緩さといった課題について「着実に良くなっている」と、ゆっくりではあるものの、トレーニングが着実に実になっていることを前向きに評価してもらえました。
まあ、最初から何でもできてしまう馬もいれば、本馬のように少しずつ良くなっていく馬もいて、一口馬主的にどちらが楽しいかは一概には言えません。ただ、一番大切なのはケガや病気などをせず順調であることですし、ここまでそれがしっかりできていることは、ストラテージュの大きなセールスポイントと言えそうです。
ということで、これからもバッチリ乗り込みを続け、秋から年末にかけてのデビューをめざしていきたい。。当然、矢作厩舎は順調なだけでは褒めてもらえませんから、その間にボスにアピールする動きを見せるのが必須条件です!
ファンタストクラブ在厩のモダンは、おもにダート周回コースで軽いキャンター2000~3200mを消化。週2回、屋根付き坂路でハロン17~18秒ペースのキャンターを乗られています。
◇佐久間調教補佐のコメント 「飛節はもう分からないぐらいまで良化。馬自身に元気がありますし、動きにも問題はありませんが、15-15に関してはさらに馬体を引き締めてから移行していきたいですね。まずは普通キャンターの継続により、脚部に負担がかかりにくい体づくりから。引き続き慎重に乗り進めていきたいと考えます」
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前回(6/29)近況で「順調に推移している」との報告があった飛節について、それから2週間後の今回は「もう分からないぐらいまで良化」したということですから、これはもう完治したと言っても良いのでしょう。
おそらくは、現状でも15-15をやればできてしまうのでしょうが、そこは前回の失敗も踏まえて慎重に、「さらに馬体を引き締めてから移行していきたい」ということです。普通キャンターをたくさん乗って馬体を引き締め、体力をつけてから…との方針は良いと思いますし、引き続き「脚部に負担がかかりにくい体づくり」をお願いしたいと思います。
そう言えば、先週デビューをしたアスゴッドは5月下旬に520kgあったのが、デビュー時は494kgまで絞れていましたから、イメージ的にはモダンは470kg台でのデビューくらいですかね? いや、馬体重の話はさて置きまして、今の感じであれば十分に『年内デビュー』が狙っていけると思います(^^)