**2023/11/18京都8R 3歳以上2勝クラス(芝1600m)14:00発走**
◎ テラステラ
○ アルジーヌ
▲ ディオ
△ プッシュオン
△ セーヌドゥレーヴ
△ ニホンピロキープ
テラステラは6枠9番になりました。
コースは前走同様、京都外回りのマイル戦ですからね。最内以外はどこでも良いと思っていましたので6枠9番は大歓迎です。あとは前走のように出遅れず、うまく中団前目に収まってくれたら言うことありません。
展開的にはどうなんでしょうか、あまり速くなるイメージはないのですが、かと言って前走ほどスローにはならない気もします。おそらく平均ペースにはなるでしょうし、一度使った上積みも含めて折り合い面ではそれほど苦労がないと思います。
となると、やはり前半はリズム重視で、4角までにある程度の位置をとり、長く脚を使って押し切るイメージかなと。何の変哲もない正攻法の競馬ではありますが、それができれば今後のためにも一番イイですからね。
相手は前走で先着されている馬を含めてなかなか良いメンバーが揃っていて、平場にしては全くお得感がありません。でも、こういうメンバー相手に勝ってこそテラステラの価値も上がるワケで、今の実力をキッチリ出して欲しいです。
鞍上の団野大成騎手はテン乗りですが、あまり難しく考えずあくまで正攻法でOK! まずはテラステラを気分良く走らせてもらえればと思います。そうすればチャンスは充分のハズですが、そうでもないのかな(^^ゞ
栗東トレセン在厩のパンサラッサは、15日、Cウッドを3頭併せで追い切られています。
- 23.11.15 助 手 栗東CW稍 6F 81.8-66.7-52.9-38.1-11.8(8) 一杯に追う
ホウオウフウジン(古馬3勝)強めの内1.7秒追走0.4秒先着
- 23.11.12 助 手 栗東CW稍 4F 60.5-43.5-14.5(7) 馬ナリ余力
- 23.11.09 助 手 栗東坂良 1回 53.7-39.0-25.7-13.0 馬ナリ余力
リーゼントフラム(古馬3勝)一杯に0.2秒先行同入
◇矢作調教師のコメント 「今週はしっかりとやるつもりでしたからね。現段階では調教後の息の戻りがまだ良化途上といった様子ですが、『乗った感触は力強く』(岡助手)、動きも良かったです。ひとまず帰厩からここまで何の不安もなくこられているのは何より。ジャパンカップが2000mなら迷わず使うのですが…。日本のダートへの適性に不安がないわけではなく、距離かサーフェスか、どちらを選択するかになってきます。あとは来週追い切ってみての仕上がり具合がどうか。稽古と馬の状態を踏まえて、慎重に判断していきたいと考えます」
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JRAの動画で15日の追い切りを見ましたが、直線に入っても持ったままで先行2頭の間に入り、ゴール前で追い出されるとアッという間に抜き去り引き離す、まさに圧巻のデモンストレーションだったと思います。パンサラッサが今さら差し馬になることはないでしょうが、追い切りだけの印象で言えば、単なる好調アピール以上に何かを企んでいる可能性すら感じました(^^ゞ
その上で、「息の戻りはまだ良化途上」であることも含め、来週のJCか再来週のチャンピオンズCかはまだ判断保留の状態です。個人的には、『国内G1を勝つチャンス』で言えばそりゃあチャンピオンズカップだろうと思いますし、当初の予定通りでお願いしたい気持ちがあるものの、現状、どちらになるかは50:50という気がしています。(相手関係や長期休養明けの負担を考慮しても、府中の2400m戦の方がいろいろややこしいでしょうから…)
そうですねぇ、何のしがらみもなく結果度外視で妄想するとしたら、一番ドキドキするのはチャンピオンズCからサウジカップ連覇をめざすルートかなぁ…。最後にバスラットレオンと2頭で遠征するのも良い思い出になりますし…。
いずれにしても、現段階でこれだけの追い切りができるという、そのことが確認できたのは良かったです。
JCかチャンピオンズCか、さらには次走のあとはどうするのか…などなどパンサラッサの今後については気になること満載ながら、まずはここまでの状態に戻ってくれたことが嬉しいですし、元気一杯の走りを応援するのが楽しみです!
美浦トレセン在厩のセントアイヴスは11月19日福島9R 磐梯山特別(1勝クラス・芝2600m)に出走を予定していましたが、未勝利馬に出走の余地はなく除外となっています。
- 23.11.15 助 手 美南W良 6F 82.0-66.3-52.8-38.9-12.8(6) 馬ナリ余力
アルマジャック(新馬)一杯の外0.6秒先行同入
- 23.11.12 助 手 美南坂良 1回 59.3-43.7-28.3-13.9 馬ナリ余力
- 23.11.09 助 手 美南W良 5F 69.6-53.7-38.6-12.2(8) 馬ナリ余力
チェルシー(二未勝)馬ナリの外0.5秒先行同入
◇中舘調教師のコメント 「15日にウッドで併せ馬。今頃になってようやく成長が追いついて良くなってきた感じもありますし、一週待ったことで硬さも取れてきていただけに、この除外は残念でなりません。今後はこのままトレセンで調整を続け、第4回中京開催へ。12月2日中京12R 1勝クラス(芝2000m)や3日中京12R 栄特別(1勝クラス・芝2200m)、そこがダメそうならダート1900m戦など、使えるところに入れていければと考えます」
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磐梯山特別出走を目論んでいたセントアイヴスはあえなく除外。1勝クラスの馬だけでフルゲートになるは登録時点で分かっていたとはいえ、4~5頭の回避馬が出れば…と一縷の望みを持っていただけに残念です。
しかも、15日の追い切りでマークした82.0-66.3-52.8-38.9-12.8秒’は6Fとしては過去最速。中舘先生の「ようやく成長が追いついて良くなってきた」との言葉を裏付ける内容でしたから尚更です。
こうなると、どうしても『先週のレース(11日福島8R)に出ていれば…』と考えてしまいますが、一週待ったことで取れた硬さがどの程度のモノだったかは分かりませんし、先週のレースがチャンスなことは百も承知の中舘先生が『使わない方が良い』と判断されたのですから致し方ありません。さすがに、後がどうなろうと使うべき…とは言いにくいですからね(^^;)
ただ、次のターゲットである中京開催の混み具合が分からないこと、栄特別の芝2200mならまだしも、2000m戦、ましてやダート1900m戦となると今までの条件とはガラッと変わりますので心配です。未勝利馬の格上挑戦は(調整の難しさを含めて)こうした状況からグダグダになる可能性をはらんでいるだけに、何とか上手く対応して欲しいと祈るのみです。
いやぁ… ここを乗り越えられたら面白い気がするんですけどねぇ。。いよいよ年明けからは入障の準備とかになるのかなぁ…(それはそれでとても面白い挑戦になると思いますけれど(^^ゞ)
【美浦トレセン在厩のセントアイヴス:公式HP(2023/11/9更新)より】