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とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

[フェアリーS(G3)]ライラック、大外差し切りで桜切符ゲット!

2022-01-10 16:23:38 | JRA G1・重賞戦線

ZBAT!競馬『【フェアリーS】桜候補浮上!ライラックが切れ味発揮し重賞初V』
第38回フェアリーステークス(3歳、G3、牝、芝1600m)は、ミルコ・デムーロ騎手の5番人気ライラック(美浦・相沢郁厩舎)がゲートをゆっくりと出て最後方からレースを進めると、3~4コーナーにかけて大外を回って直線へ。鮮やかな切れ味を発揮すると内から伸びたスターズオンアースを競り落として先頭でゴール。前走の京都2歳S8着からの巻き返しに成功するとともに、桜の有力候補に名乗りをあげた。タイムは1分35秒2(良)。
クビ差の2着にはスターズオンアース(1番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にビジュノワール(7番人気)が入った。なお、ルメール騎手のエリカヴィータ(2番人気)は10着、エバーシャドネー(3番人気)は9着に敗れた。

◆ミルコ・デムーロ騎手(1着 ライラック)「すごいですね。いい脚。(昨年のターコイズSを勝った)ミスニューヨークみたいだった。気が難しいところがあって急にテンションが上がったりする。きょうもゲートに入るときは大人しかったけど、入ったらイライラして出遅れたし、二の脚も遅かった。ただ、こないだ(京都2歳S8着)は(前に行って)脚がなくなってしまったので、今回はじっくり脚をためていこうと。流れも良かったし、3コーナーではものすごい手応えでこれなら負けないと思った。早く先頭に立ちたくないから少し追い出しを我慢してだいぶ外を回ることになったけど、直線に向いてからの脚はすごかったね。クラシックでもやれるんじゃないかな。小さい馬だけど、心が強い馬だから。落ち着いて走れればいい脚を使うし、これからも楽しみ」

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勝ったライラックはスタート後から向こう正面にかけては最後方の位置取り。3角手前から徐々にポジションを上げ、4角で大外を回りながら、勢いをつけての末脚勝負が見事にハマりました。ゴール前、1番人気のスターズオンアースが内をさばいて伸びてきたものの、直線早々にスピードに乗っていた分の貯金がモノを言った感じですね。

ライラックはデビュー戦で1800m戦を勝ち、2戦目は京都2歳S(芝2000m)を使って8着、3戦目でマイルに距離を短縮して重賞を勝ちました。今日は、桜花賞出走を確定的にする非常に大きな1勝になりましたが、馬体重が434→424→420kgと減り続けていますので、今後はそのあたりが課題になるのかもしれません。

ということなのですが、今日のフェアリーSは出走全馬が1勝馬という、正直、『あえて重賞にしなくてもイイんじゃないの?』的なレースになっていました。(冗談抜きで、牝馬が2kgもらって出られるシンザン記念との関係とか、整理した方が…)

とにかく、そうなるとエリカヴィータ、エバーシャドネー、スクルトゥーラといった『1戦1勝馬』たちが上位人気に推されるわけですが、今回は、それぞれ10着、9着、6着と期待を裏切る結果に…。昨日のシンザン記念同様に、やはり、この時期の1戦1勝馬の評価は(キャリアが浅くても強い馬がいるのも事実なので)とても難しいですね(^^;)

 

**2022/1/10中山11R フェアリーステークス(牝/G3/芝2000m)・良**

 

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[シンザン記念(G3)]マテンロウオリオン、ソツない競馬で重賞V!

2022-01-09 17:03:16 | JRA G1・重賞戦線

ZBAT!競馬『【シンザン記念】マテンロウオリオンが好位から最内抜け出し出世レース制す!』
第56回シンザン記念(3歳、G3、芝1600m)は、横山典弘騎手の4番人気マテンロウオリオン(牡、栗東・昆貢厩舎)が、五分のスタートから3、4番手のインをロスなく追走。直線でも最内を突き、早めに抜け出すとソリタリオの追撃をクビ差振り切ってゴール。ジェンティルドンナやアーモンドアイ、ピクシーナイトらG1ウイナーを多数輩出している出世レースを制した。横山典騎手は同レース初騎乗で初勝利を果たした。タイムは1分34秒1(良)。
クビ差の2着にはソリタリオ(2番人気)、さらに1馬身3/4差遅れた3着にレッドベルアーム(3番人気)が入った。なお、1番人気に支持されたルメール騎手のラスールは、スタート出遅れ中団追走から直線で脚を伸ばすも届かず7着に敗れた。
シンザン記念を勝ったマテンロウオリオンは、父ダイワメジャー、母パルテノン、母の父キングカメハメハという血統。通算成績は3戦2勝。重賞は初制覇。シンザン記念は昆貢調教師、横山典弘騎手ともに初勝利。

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昨年はバスラットレオンが出走し、ピクシーナイト、ルークズネストに続く3着となったシンザン記念は、多くの重賞勝ち馬を輩出してきた出世レースとして知られています。(今年は中京での開催なので、例年とは求められる要素が違うでしょうが…) そして今年のシンザン記念にも、ラスール、ソリタリオ、レッドベルアームといった期待馬、素質馬たちが揃っていましたので、『ひょっとすると、この世代をリードする馬が出るかも?』といった期待を持ちつつのテレビ観戦となりました。

そんな中、今年のシンザン記念を制したのは、ダイワメジャー産駒のマテンロウオリオン(4番人気)でした。

マテンロウオリオンは好位のインで折り合いに専念、3~4角でもラチ沿いピッタリ回り、直線では一頭分だけ開いた最内の進路を突いて見事に抜け出すという、これ以上ないほど効率良い勝ち方だったと思います。勝ち方としては、大外ブッコ抜きのような派手さはないのですが、いやホント、明け3歳でああいう競馬ができるだけでも大したものですし、レースセンスの高さ、堅実な末脚は今後も大きな武器になるでしょう。(ある意味、キングエルメスの京王杯2歳Sより難しい勝ち方で(^^;))

ちなみに、単勝1.8倍という断然の人気を集めたラスールは7着。。キャリア一戦で3ヶ月ぶりの競馬ですから、さすがにカブリ過ぎだったと思いますが、この馬に関しては、どうやらルメール騎手が『グランアレグリアの再来』と言ったとか言わなかったとか…。

まあ、そもそもキャリアの浅い馬を名馬に例えるというのはファンサービス、リップサービスみたいなものでしょうが、実際に名馬に跨ってきたトップジョッキーにそう言われると、例えば出資者だったら信じたくなっちゃいますしね(^^;) (その手の質問が来たとき、武豊騎手などは、『現時点で比べるのは可哀相』的なコメントでかわしていたような…)

実際、今日のラスールは出遅れて折り合いを欠き、直線でも狭いところに入ってバテず伸びずという、キャリアの浅さがモロに出た競馬でしたから、これから鍛えられ、経験を積んでいけば、全然巻き返せるだろうと思いますm(_ _)m

 

**2022/1/8中京11R シンザン記念(G3/芝1600m)・良**

 

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[東京大賞典(G1)]オメガパユフューム4連覇! すごい(^^;)

2021-12-29 17:09:41 | JRA G1・重賞戦線

ZBAT!競馬『【東京大賞典】オメガパフュームが力でねじ伏せ4連覇の偉業達成!』
第67回東京大賞典(G1、3歳以上、ダート・右2000m)は、ミルコ・デムーロ騎手の1番人気オメガパフューム(牡6歳、栗東・安田翔伍厩舎)が中団追走から馬群が固まると、一気に前を射程圏にとらえ、4コーナーで大きく外にふくれながらもクリンチャーとの競り合いを力でねじ伏せ先頭ゴール。2021年を締めくくるダート頂上決戦を制し、史上初の同レース4連覇の偉業を達成した。タイムは2分4秒1(良)。
半馬身差の2着にはクリンチャー(3番人気)、さらに2馬身遅れた3着にウェスタールンド(7番人気)が入った。
◆M.デムーロ騎手(1着 オメガパフューム)「ものすごく緊張しました。とても気持ちいい、感謝しています。馬に“ありがとう”の気持ちが大きいです。状態バッチリです。翔吾先生が良い仕事をしてくれました。競馬場に着いたとき馬主さんに会って、緊張しました。スタート出遅れないように(笑)。直線で斜行したから危なかったけど、馬の気持ちが強かった。4連覇することはものすごく強い馬じゃないと出来ないから素晴らしいことです」

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オメガパフューム、3歳から6歳まで4連覇って、とにかくスゴイですね(°◇°;) 

ちょうど1年前の東京大賞典(広尾TCからはハンズレジェンドが出走していました)の時にも、『3連覇スゴイ!』という記事を書いたのですが、今度はなんと4連覇ですからね。当然、これは史上初の快挙ですし、いくらダート馬は息が長いと言っても、ちょっとやそっとでは破れない記録になったと思います。

しかも今年の勝ちっぷりは、4角で大きく外に振られながらも、パワーと勝負根性で内から抜けてきたクリンチャーを捻じ伏せるという、非常に強い内容でした。完全に地方交流の中距離に的を絞ったローテで活躍しているので、普通の馬だと思わない方が良いのかもしれませんが、こういう勝ち方を見てしまうと、つい、ダート馬に出資するのも悪くない…と考えたりしちゃいます(^^ゞ

今のところ、ダート中距離で交流競走に出られそうな出資馬はいませんが、もしかしたら、レトロクラシック’20あたりはそういう路線で活躍する可能性があるのかも…。いや、それを言うならステラエージェント’21にも… みたいな話はこの辺にして、とにかくオメガパフュームの大賞典競走4連覇を称えたいと思います!m(_ _)m

 

**2021/12/29大井9R 東京大賞典競走(G1/ダ2000m)・良**

 

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[ホープフルS(G1)]キラーアビリティ完璧な勝利、ディープ産駒ワンツー!

2021-12-28 17:24:49 | JRA G1・重賞戦線

ZBAT!競馬『【ホープフルS】キラーアビリティが2歳中距離王!横山武はG1年間5勝目』
第38回ホープフルステークス(2歳、牡・牝、G1、芝2000m)は、横山武史騎手の2番人気キラーアビリティ(牡、栗東・斉藤崇史厩舎)が勝ち、世代の主役へ一気に躍り出た。また、キラーアビリティに初騎乗だった横山武騎手はエフフォーリアで制した有馬記念に続くJRA・G1連勝で、年間では5勝目を挙げた。タイムは2分00秒6(良)。
1馬身半差の2着はジャスティンパレス(4番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にはラーグルフ(8番人気)が入った。なお、1番人気に支持されたC・ルメール騎手のコマンドラインは12着、JRA平地G1完全制覇がかかった武豊騎手のアスクワイルドモアは10着に敗れた。
◆横山武史騎手(1着 キラーアビリティ)「2週連続で調教に乗せていただき、走る馬と感じていました。口向きの難しさの不安もありましたが、リラックスしていいポジションで走ってくれました。1、2コーナーで(ハミを)噛んだけど、向こう正面で思ったより早く(力みが)抜けてくれて、これなら…と思いました。(有馬記念を勝ったエフフォーリアと)同じオーナーさんで、エフフォーリアも強かったけど、この馬も強かったです。感謝しています。まだ子供で後ろ脚(の力)もまだまだで、気持ちだけで走っているところもあるのでオンとオフがはっきりしてくれば、もっともっと走れる馬だと思います。(自身は今年G1・5勝目)年間100勝とG1制覇を目標にしていましたが、想像以上に勝たせていただき、関係者のみなさん、頑張ってくれた馬に感謝しています」

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キラーアビリティさん、お見事でした!

スタートしてスッと好位のインを確保、道中をロスなく立ち回って直線入り口で先行2頭に並びかけ、あとは抜け出すタイミングを計るだけという、どこかの教科書に載っていそうなほど、全てがうまくいった完璧な勝利でした。

新馬戦でレッドベルアームの5着、萩Sでも朝日杯FS3着のダノンスコーピオンに負けているように、安定して走るという点ではこれからなのかもしれませんが、今日はレースセンスの高さ、操縦性の良さも見せましたし、横山武史騎手がコメントしているように、今後の成長次第でかなりの活躍が期待できそうです。(さすがに2番人気に推されるだけのことはありますね)

1番人気のコマンドラインはスタート後にポジションを失い、かなり後方でゴチャついたように見えました。ハッキリとはわかりませんでしたが、もしかしたら他馬と接触していたような…。いずれにしても、経験の浅い2歳馬には厳しいレースになってしまったわけで、ダメージが残っていなければ、いずれ巻き返してくるでしょう。

ちなみに2着にはジャスティンパレスが入り、(コマンドラインは大敗したものの)終わってみればディープインパクト産駒のワンツーフィニッシュ。エピファネイア産駒のサトノヘリオスは13着でしたから、結局、2歳リーディングは逆転しちゃいましたかねぇ。。何となくそんな気がしていたんですよねぇ。。別に悪いことではないのですが、どうせなら若手に頑張って欲しかったかも…です(^^;)

最後に少し余計な事を書きますが、この世代の中距離路線はまだ混戦が続くかもしれません。だからアシタカにもチャンスがあるとは言いませんが、昨年のエフフォーリアやシャフリヤール同様、年が明けてから一気に台頭する馬が出てきそうな気がします(^^ゞ

 

**2021/12/28中山11R ホープフルステークス(G1/芝2000m)・良**

 

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[朝日杯FS(G1)]ドウデュース快勝、武豊完全制覇にリーチ!!

2021-12-19 16:39:34 | JRA G1・重賞戦線

ZBAT!競馬『【朝日杯FS】武豊22度目の挑戦で初V!ドウデュースが無傷3連勝で2歳マイル王』
第73回朝日杯フューチュリティステークス(2歳、牡・牝、G1、芝1600m)は、武豊騎手の3番人気ドウデュース(牡、栗東・友道康夫厩舎)が勝利。セリフォス、ジオグリフの無敗重賞ウイナーらを撃破し、デビューから無傷の3連勝で2歳マイル王の座に就いた。武豊騎手は、22度目の挑戦で同レース初制覇を遂げ、JRA・G1完全制覇へ残すは「ホープフルS」のみとなった。タイムは1分33秒5(良)。
半馬身差の2着はセリフォス(1番人気)、さらに半馬身遅れた3着にはダノンスコーピオン(4番人気)が入った。なお、ジオグリフ(2番人気)は5着に敗れた。
朝日杯FSを勝ったドウデュースは、父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズ、母の父Vindicationという血統。通算成績は3戦3勝。重賞は初制覇。朝日杯FSは友道康夫調教師は18年アドマイヤマーズに次いで2勝目、武豊騎手は初勝利。

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レジェンド武豊騎手が朝日杯FSを勝っていないのは、もはや競馬界の七不思議とも言われていましたが、3番人気のドウデュースで見事な勝利を飾ってくれました。JRA・G1完全制覇にはホープフルSが残っているものの、そもそもホープフルは歴史の浅い新設G1ですから、昭和のファン感覚で言えば、実質完全制覇達成みたいなものですよね(^^ゞ

勝ったドウデュースはハーツクライ産駒で、今日のレースぶりを見ると折り合いもバッチリ、レースセンスが高い上に勝負どころで使う脚もしっかりしていましたので、来春に向けても非常に楽しみだと思います。武さんの落ち着きぶりはさすがのひと言ながら、馬自身の操縦性の良さ、全体的なレベルの高さがあったからこその好騎乗とも言えそうで、距離が伸びるクラシックでも相当大きな期待ができるでしょう。(ホープフルS組がどんな競馬をするのかに注目したいと思います)

1番人気のセリフォスは先行勢の後ろ5番手からレースを進め、最後まで粘って2着を死守。前半でやや行きたがっていたことを差し引けば、実力の高さは充分に証明してくれたと思います。ただし、ドウデュースと違ってこちらはダイワメジャー産駒ですので、おそらく今後もマイルが主戦場。。どうやら、復活めざして休養中のキングエルメスにとって、最大の強敵はこの馬になりそうです。

キングエルメスつながりで言うと、京王杯2歳S2着のトウシンマカオが6着に頑張ったことにも少し触れておきたいです。。と言いますのは、勝ったドウデュース、3着ダノンスコーピオン、4着アルナシーム、5着ジオグリフはいずれもセリフォスより後ろにいた馬たち。そんな差し有利の流れの中を、3番手先行から4着と同タイムの6着に粘ったのですから、これも力があるところは見せてくれたと思います。先週のラブリイユアアイズもそうでしたが、やはり、京王杯2歳S組はそれなりにレベルが高いと言って良いでしょう。

いや、どうしてもキングエルメスに結び付けて考えてしまうのは、まあ、一口馬主の宿命みたいなものですかね(^^;) 正直、実際にこのメンバーとやって通用したかは分かりませんが、ついつい『もしも出走していたら…』と考えてしまう私なのでしたm(_ _)m

 

**2021/12/19阪神11R 朝日杯フューチュリティステークス(G1/芝1600m)・良**

 

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[阪神JF(G1)]サークルオブライフ豪脚一閃、2歳女王戴冠!

2021-12-12 17:08:17 | JRA G1・重賞戦線

ZBAT!競馬『【阪神JF】驚異の末脚披露!サークルオブライフが2歳女王に輝く』
第73回阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳、牝馬、G1、芝1600m)は、ミルコ・デムーロ騎手の3番人気サークルオブライフ(美浦・国枝栄厩舎)が驚異的な末脚を披露し勝利。来春のクラシックに直結する2歳牝馬のナンバーワン決定戦を制し、女王の座に輝いた。タイムは1分33秒8(良)。
半馬身差の2着にはラブリイユアアイズ(8番人気)、さらに半馬身遅れた3着にウォーターナビレラ(4番人気)が入った。なお、ステルナティーア(2番人気)は7着に敗れた。
阪神JFを勝ったサークルオブライフは、父エピファネイア、母シーブリーズライフ、母の父アドマイヤジャパンという血統。通算成績は4戦3勝。重賞は今年のアルテミスS(G3)に次いで2勝目。阪神JFは国枝栄調教師は09年アパパネに次いで2勝目、M・デムーロ騎手は初勝利。

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早めに抜け出したレジェンド騎乗のウォーターナビレラ、追い縋るラブリイユアアイズを外から強襲、半馬身交わして勝ったのはエピファネイア産駒のサークルオブライフでした。勝ったサークルオブライフの末脚は素晴らしかったですが、それにしてもエピファネイア産駒は大舞台に強いというか、世代ごとにしっかり大モノを出すというか、本当に素晴らしい種牡馬です。

ちなみに、母父サンデー系のエピファネイア産駒で非ノーザン生産馬と言えば、池江厩舎のアスカビレン’20も同じです。もちろん、それだけで同じ活躍を期待するのは大雑把すぎますけれど、血統背景ではアスカビレン’20も全く劣っていないだけに、どうしても大きな期待をかけたくなってしまいます(^^ゞ

それから、キングエルメスがクローバー賞では負けたものの、京王杯2歳Sでは3着に退けてリベンジを果たしたラブリイユアアイズが2着に入ったのも嬉しいです。キングエルメスは骨折除去手術後の休養に入っていますが、京王杯2歳Sのレベルが高かったことを証明してくれたと思いますし、こういう渋い血統の馬が活躍するのも競馬の楽しさですからね。来春、またどこかの舞台で対戦するかもしれませんが、その時は負けないように頑張りたいものです。

 

**2021/12/12阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1/芝1600m)・良**

 

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[チャンピオンズC(G1)]テーオーケインズ圧勝、ソダシは12着に沈む!

2021-12-05 16:12:57 | JRA G1・重賞戦線

ZBAT!競馬『【チャンピオンズC】6馬身差の圧勝!テーオーケインズがダート頂上決戦制す 白毛馬ソダシは12着』
第22回チャンピオンズカップ(3歳以上G1、ダ1800m)は、松山弘平騎手の1番人気テーオーケインズ(牡4歳、栗東・高柳大輔厩舎)が6馬身差の圧勝。芝との“二刀流”G1制覇を狙った白毛の桜花賞馬ソダシや、史上2頭目の連覇に挑んだチュウワウィザードらを撃破。秋のダート頂上決戦を制し、JRA・G1初制覇。2017年ゴールドドリーム以来の4歳馬による優勝で、確たる主役不在のダート界に新王者が誕生した。タイムは1分49秒7(良)。
6馬身差の2着には連覇を狙ったチュウワウィザード(3番人気)、さらに3/4さ遅れた3着にアナザートゥルース(14番人気)が入った。なお、白毛の桜花賞馬ソダシは芝との二刀流Vならず12着に敗れた。
チャンピオンズCを勝ったテーオーケインズは、父シニスターミニスター、母マキシムカフェ、母の父マンハッタンカフェという血統。通算成績は15戦8勝(うち地方3戦1勝)。重賞は今年のアンタレスS(G3)、帝王賞(交流G1)に次いで3勝目。チャンピオンズCは高柳大輔調教師、松山弘平騎手ともに初勝利。

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白毛のアイドルホース、ソダシの参戦で注目を集めたチャンピオンズカップを制したのは、今年に入ってアンタレスS(G3)、帝王賞(交流G1)を勝っている4歳馬テーオーケインズでした。2着には昨年のこのレースを勝ち、ドバイWCでも2着となった実力馬チュウワウィザード、3着以下もアナザートゥルース、インティ、サンライズノヴァとダートで実績を積み重ねてきた馬たちが入り、初ダートだったソダシにこの路線の厳しさを見せつけるかたちになりました。

勝ったテーオーケインズは父シニスターミニスターで、これまで芝を一度も走ったことがない生粋のダート馬。。スローペースを折り合って、直線で満を持して抜け出す横綱相撲、最後は2着に6馬身差の圧勝ですから文句のつけようがありませんでした。管理する高柳大調教師はこれがチャンピオンズC初勝利とのことですが、広尾馬、特にレトロクラシック’20のことも、くれぐれもよろしくお願い致します… のその前に、本当におめでとうございます!ですね(^^ゞ

さて、12着に負けたソダシはどうだったんでしょうねぇ。。最内枠からうまくハナを取り、ペースもスローに落として良い感じに見えましたが、さすがに3歳牝馬にダートの猛者たちをすべて捻じ伏せろ、というのは荷が重かったでしょうか。父クロフネのイメージがあるので、もしかしたらダートでトンデモなく強いかも…との期待を集めていましたが…。敗因は別にして、秋華賞、チャンピオンズCと大敗が続きましたので、ひと息入れて立て直した方が良いのかもしれませんねぇ。。

 

**2021/12/5中京11R チャンピオンズカップ(G1/ダ1800m)・良**

 

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[ジャパンカップ(G1)]3冠馬コントレイル有終飾る圧勝劇!

2021-11-28 16:34:28 | JRA G1・重賞戦線

ZBAT!競馬『【ジャパンC】3冠馬の意地とプライド!コントレイルがG1・5勝目で有終V』
第41回ジャパンカップ(3歳以上オープン、G1、芝2400m)は、福永祐一騎手の1番人気コントレイル(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)が勝利。史上初の4世代ダービー馬対決を制しG1・5勝目。3冠馬の意地とプライドを見せラストランで有終の美を飾り、最高の形で現役生活にピリオドを打った。また、ディープインパクト産駒の牡馬による初の同レース制覇で1着賞金3億円を獲得し、ゼンノロブロイ(11億1560万8000円)を抜き、JRA獲得賞金で歴代トップ10入りを果たした。タイムは2分24秒7(良)。
2馬身差の2着には好位から抜け出しをはかったC.ルメール騎手のオーソリティ(3番人気)、今年のダービー馬で世代交代を狙った川田将雅騎手のシャフリヤール(2番人気)は、先団5番手を追走から直線追いすがるも、2着から1馬身半遅れた3着に敗れた。
ジャパンCを勝ったコントレイルは、父ディープインパクト、母ロードクロサイト、母の父Unbridled's Songという血統。通算成績は11戦8勝。重賞は19年東スポ杯2歳S(G3)、ホープフルS(G1)、20年皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)、神戸新聞杯(G2)、菊花賞(G1)に次いで7勝目。ジャパンCは矢作芳人調教師、福永祐一騎手ともに初勝利。

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昨年の3冠馬コントレイルが、素晴らしい走りで有終の美を飾りました。

今日はスタートも決まり、道中はキセキの奇襲に動じることなく中団待機、今年のダービーを制したシャフリヤールの後ろでピタリと折り合っていました。直線では一瞬併せ馬の形になったシャフリヤールを置き去りにし、先に抜け出したオーソリティをアッという間に交わし去って最後は2馬身差の完勝劇。まさに3冠馬の意地を見せつけたレースだったと思います。

コントレイルと言えば、矢作厩舎でパンサラッサやバスラットレオンが一緒にトレーニングをしたこともあるわけですが、結局、無敗で3冠を制する大スターになりましたからね。思い返すと2歳の年末、ホープフルSで逃げたパンサラッサを直線でアッという間に交わす姿を見て、これはモノが違うなぁ…と驚かされたのが懐かしいです。

いやぁ、何と言いますか、他の馬には申し訳ないながら、今日はコントレイルが勝って良かったと思います。3歳秋、菊花賞の疲れがありながら果敢にアーモンドアイに挑んだ昨年のジャパンカップ、悪路に苦しみ唯一連対をはずした大阪杯、上り最速ながら出負分だけエフフォーリアに及ばなかった天皇賞。。3冠制覇後に勝利から遠ざかっていたのは、決して世代間格差的な話ではないと自ら証明してくれた気がしますので。やはり、牡馬3冠ってそんなに軽い話じゃないと思うんですよね(^^)

これで、コントレイルは無事に種牡馬入りとなりますが、何しろディープインパクト産駒で3冠馬ですから、むしろこれからが彼に与えられた使命の本番なのかもしれません。鞍上の福永騎手はもちろん、矢作先生も厩舎の皆さんも、勲章を加えて無事に次のステージに送り出せることに、何よりホッとされているのではないでしょうか。

うーむ。。ところで将来、コントレイル産駒に出資するチャンス、ありますかねぇ(^^ゞ

 

**2021/11/28東京12R ジャパンカップ(G1/芝2400m)・良**

 

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[菊花賞(G1)]タイトルホルダー、してやったりの逃げ切りで菊戴冠!

2021-10-24 17:16:08 | JRA G1・重賞戦線

ZBAT!競馬『【菊花賞】大逃げV!タイトルホルダーがクラシック最後の一冠制す』
第82回菊花賞(3歳牡・牝、G1、芝・3000m)は、横山武史騎手騎乗の4番人気タイトルホルダー(牡、美浦・栗田徹厩舎)がゲートを出ると一気にハナに立ち、そのまま逃げ切って勝利。春2冠の優勝馬が不在のなか、42年ぶりに阪神競馬場で行われた3歳牡馬クラシック最終戦を制し、G1初制覇。皐月賞2着、日本ダービー6着、秋初戦セントライト記念13着大敗からの巻き返しに成功した。タイムは3分04秒6(良)。
5馬身差の2着にはオーソクレース(3番人気)、さらにアタマ差遅れた3着に紅一点のディヴァインラヴ(6番人気)が入った。なお、1番人気のレッドジェネシスは13着、春2冠3着のステラヴェローチェは4着に敗れた。
菊花賞を勝ったタイトルホルダーは、父ドゥラメンテ、母メーヴェ、母の父Motivatorという血統。通算成績は8戦3勝。重賞は今年の弥生賞ディープインパクト記念(G2)に次いで2勝目。菊花賞は管理する栗田徹調教師、騎乗した横山武史騎手ともに初勝利。

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今年の菊花賞は皐月賞馬、ダービー馬が不在。春に京都新聞杯を勝ち、神戸新聞杯で2着になったレッドジェネシスが1番人気に推されるという、昨年とは全く違うレースになっていましたが、4番人気のタイトルホルダーが好枠から果敢な逃げを敢行し、阪神の3000mを見事に逃げ切りました。

こうしてみると、やはり逃げはハマると破壊力抜群ですね。馬に実力がないとできないこととは言え、自分でペースを作ってそのままゴールをめざすわけですから、(当たり前ですが)最も積極的で迷いがない戦法なのは確かです。

横山武史騎手はエフフォーリアの皐月賞に続き、今年のクラシック2冠目になりました。ダービーではシャフリヤールの強襲に屈しましたが、こういう大舞台で思い切った騎乗ができるのは大したものですね。

2着に入ったオーソクレースは、ホープフルS以来の実戦だったセントライト記念3着からの参戦でしたが、さすがに力のあるところは見せてくれました。ただ、早々にセーフティリードを作られたあと、5馬身後方の2着争いを制した形でしたから、今日はルメール騎手もまんまと横山武史騎手にしてやられたということでしょう。

うーむ。。何と言いますか、菊花賞もいつかは勝ってみたいレースなのですが、やはり出るだけでも大変で…。私の出資馬としては、2012年、エタンダールがゴールドシップの10着だったのが最後だと思いますが、正直、3000m戦を狙って出資をするということ自体、なかなか難しい世の中になっているんですよね(^^;)

 

**2021/10/24阪神11R 菊花賞(G1/芝3000m)・良**

 

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[京都大賞典(G2)]16年ダービー馬マカヒキ、5年ぶりの勝利!

2021-10-10 16:20:20 | JRA G1・重賞戦線

ZBAT!競馬『【京都大賞典】マカヒキ鋭伸!5年1カ月ぶり復活勝利』
第56回京都大賞典(G2、3歳以上オープン、別定、芝・外2400m)は、藤岡康太騎手騎乗で9番人気のマカヒキ(牡8、栗東・友道康夫厩舎)が中団から鋭く伸びて勝利。2016年のダービー馬が、同年秋のニエル賞(仏G2)以来、5年1カ月ぶりとなる復活Vを、史上初となる8歳馬による京都大賞典制覇で飾った。勝ちタイムは2分24秒5(良)。
ハナ差の2着には好位から渋太く伸びたアリストテレス(1番人気)、さらに半馬身差の3着には3番手から粘り込んだキセキ(4番人気)が入線。2番人気に支持されたヒートオンビートは好位から伸び切れず8着、3番人気のアイアンバローズは後方で脚を溜めるも伸び切れず12着に敗れている。
京都大賞典を勝ったマカヒキは、父ディープインパクト、母ウィキウィキ、母の父フレンチデピュティという血統。通算成績は23戦6勝(うち海外2戦1勝)。重賞は16年弥生賞(G2)、日本ダービー(G1)、ニエル賞(仏G2)以来となる4勝目。管理する友道康夫調教師、騎乗した藤岡康太騎手ともに京都大賞典初勝利。

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いやぁ、8歳馬マカヒキの復活優勝、痺れちゃいました。。2016年のダービー馬がフランスにわたってニエル賞を勝ち、凱旋門賞に挑戦した時は、その後5年も勝てないとは思ってもいませんでしたから。今日も単勝32倍の9番人気と、正直、ダービー馬であることが忘れられているかのような扱いでしたし、ある意味、よくここまで現役で頑張っていたよなと…。

それにしても、ゴール前の脚には鬼気迫るものを感じました。簡単に諦めずにG2、G1に出続けて、凱旋門賞から数えて実に18戦目の勝利は、マカヒキ、そしてマカヒキ陣営の執念が実った結果なのだと思います。

もちろん、こんなことが起こるのは珍しいですし、どの馬も諦めずに頑張っていれば…というワケにはいきませんが、実績馬の引き際とか現役への拘りとか、本当にいろいろと考えさせられる勝利ではないでしょうか。いや、難しい話はさて置いて、とにかく今日は、スゴイものを見せて頂きありがとうございましたm(_ _)m

 

**2021/10/10阪神11R 京都大賞典(G2/芝2400m)・良**

 

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