パーカッション・エレクトロニクス・映像による
日本の色 日本の時間
THE COLORS OF TIME: PERCUSSIONS, ELECTRONICS, AND IMAGES

日 時
2009年7月14日 午後7時開演
場 所
東京オペラシティ リサイタルホール (京王線初台駅徒歩5分)
全席自由●一般4000円●学生3500円 (前売 各-500円)
チケット販売サイト・カンフェッティ 03-5215-1903 http://confetti-web.com/
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
フォニックス・プロモート concertphonix@home.nifty.jp
出 演
マルチパーカッション:上野信一
作曲・映像・エレクトロニクス:ジャン・バティスト・バリエール
プログラム
●六つの日本庭園/ SIX JAPANESE GARDENS (Kajya Saariaho)
改訂日本初演
●三つの川/ TROIS RIVIERES DELTA (Kaija Saariaho)
パーカッション・ソロバージョン 日本初演
●タイム・ダスト/ TIME DUSTS (Jean-Baptiste Barrière)
日本初演
解 説
―アコースティック、エレクトロニクス、映像―
若くしてIRCAM(イルカム)*の寵児となったエレクトロニクス音楽の鬼才ジャン・バティスト・バリエールのマルチメディア・アート作品。独走するマルチ・パーカッショニスト上野信一とバリエール本人とのコラボレーションにより日本で初公開!
電子音楽の作曲家・映像作家にして、舞台芸術やインタレーションでも各界のトップ・アーティストとのコラボレーションで活躍するバリエールが、カイヤ・サーリアホの名作「六つの日本庭園」「三つの川」、そしてピーター・グリーナウェイのインスタレーションのために作られた、バリエール自身によるマルチメディア作品「タイム・ダスト」を、パーカッション・ソロを中心としたマルチメディア作品としてプロデュースし、自らエンジニアを担当する。パーカッションは「六つの日本庭園」「三つの川」の作曲、レコーディングに協力、初演をおこなった上野信一。マルチメディア作品としてバージョン・アップされた名曲が、オリジナルの舞台である日本で改訂初演され、新たな生命を得る。
1992年、作曲家カイヤ・サーリアホは、パートナーで作曲家のジャン・バティスト・バリエールとともに来日し、「六つの日本庭園」「三つの川」を作曲した。バリエールがエレクトロニクスおよびコンピュータ・プログラミングを担当し、プレ・レコーディングの音源をマルチ・パーカッショニストの上野信一が担当。今回のプロジェクトは、サーリアホがこよなく信頼するバリエールがこの2作品に映像を加え改訂したバージョンの、上野信一演奏による日本初演である。ピーター・グリーナウェイのインスタレーション作品「世界を表現するための100のオブジェ」のために作曲された「タイム・ダスト」は今回バリエールによるオリジナル映像を加えた日本初演となる。
*IRCAM フランス国立音響音楽研究所。ピエール・ブーレーズにより創立され、フランスのみならず世界の現代音楽に多大な影響を与えている。
●ジャン・バティスト・バリエール(Jean-Baptiste Barrière)
作曲 編曲 コンピュータ・プログラミング エンジニアリング
フランスの作曲家、批評家、コンピュータ音楽の先駆者的な作曲家として、また映像アーティスト等とのコラボレーションによるアート作品の作者として活躍中。フランス・IRCAM教育、製作部長を務めたのち、創作に専念すべくフリー。1998年にアルス・エレクトロニカでインタラクティブ部門大賞、2000年にCD-ROM作品『プリズマ:カイヤ・サーリアホの世界』でマルチメディア・シャルル・クロ大賞等、受賞歴多数。特に作曲家カイヤ・サーリアホとのコラボレーションでは、作品のエレクトロニクス部門のエンジニアや、ビジュアル部門の監督などを長年にわたって担当している。今回日本初演する彼の作品「タイム・ダスト」は、1993年に映画監督ピーター・グリーナウェイのインスタレーション作品「世界を表現するための100のオブジェ」のために作曲したオリジナルを改訂し、映像・マルチメディア作品として完成させたもの。
●上野信一(Shiniti Ueno)
マルチ・パーカッション
国立音楽大学首席卒業、フランス音楽学院連合コンクール最上級課程第一位。パリ国際現代音楽コンクール打楽器部門、特別賞等、受賞歴多数。国立ストラスブール・フィルハーモニー打楽器奏者、国立トゥールーズ・キャピトル管弦楽団の首席打楽器奏者、ティンパニ奏者を歴任。ジョリベ「打楽器協奏曲」クレストン「マリンバ協奏曲」をトゥールーズ・キャピタル管弦楽団と共演、クラフト「ティンパニ協奏曲」をドレスデン・フィルハーモニーと共演、ともに好評を得る。2007年、国際打楽器芸術学会アメリカ大会(PASIC)に、同欧州パリ大会にて招待演奏。ソリストとして、内外の作曲家の新作初演は40曲以上。現在国立音楽大学非常勤講師。パーカッショングループ「上野信一&フォニックス・レフレクション」主宰。