参考
01、自然科学と自然弁証法とは一つのものという風には言えません。自然弁証法は自然科学の骨組をあらわすものであります。しかし自然弁証法は自然科学以外によって把(つか?)まれるものではありません。(武谷三男『続弁証法の諸問題』理論社、96頁)
02、エンゲルスの計画した「自然弁証法」の著述は、遺稿を一見すればあきらかなごとく、人間の社会における自然科学、「あるいは」社会的人間の自然認識を実践(実験と産業)のうえに歴史的=論理的に扱おうとしたものであって、これがマルクス主義でいう「自然弁証法」の確立である。(田中吉六『主体的唯物論への途』季節社、99頁)
03、エンゲルスが『自然の弁証法』の名において試みたものは、当時の三大発見(細胞の発見、進化論、エネルギー転化の法則)を利用して、この歴史主義の立場を論証することにあった、といえるであろう。(許萬元「弁証法」、芝田編集「マルクス主義研究入門」第1巻、青木書店、107頁)
関連項目
自然と社会
01、自然科学と自然弁証法とは一つのものという風には言えません。自然弁証法は自然科学の骨組をあらわすものであります。しかし自然弁証法は自然科学以外によって把(つか?)まれるものではありません。(武谷三男『続弁証法の諸問題』理論社、96頁)
02、エンゲルスの計画した「自然弁証法」の著述は、遺稿を一見すればあきらかなごとく、人間の社会における自然科学、「あるいは」社会的人間の自然認識を実践(実験と産業)のうえに歴史的=論理的に扱おうとしたものであって、これがマルクス主義でいう「自然弁証法」の確立である。(田中吉六『主体的唯物論への途』季節社、99頁)
03、エンゲルスが『自然の弁証法』の名において試みたものは、当時の三大発見(細胞の発見、進化論、エネルギー転化の法則)を利用して、この歴史主義の立場を論証することにあった、といえるであろう。(許萬元「弁証法」、芝田編集「マルクス主義研究入門」第1巻、青木書店、107頁)
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自然と社会