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碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

1612- 希望の持てる国

2016-11-30 | 日記
 「人は将来に展望を持って生きる存在だ」・・最近読んだWEB ニューズウィーク日本版の記事にあった教育社会学 舞田敏彦氏の記事の見出しだ。
 その中に2013年と言うから少し古いが「20代の若者が将来に希望を持っているか」と言う質問の世界にアンケートした表が載せられていた。
 それによると、日本の若者は未来に希望を持つ人が少なく 現状に満足しているのだそうだ。正社員にもなれず、生活も貧しいのになんで現状で満足していると言うか分からないが筆者の推測では 将来に希望が持てないので「今が一番良いと自分に納得させている」その裏返しなのだと言う。

 しかし、将来に希望がないと言うのは世界一の20代の自殺率にも現れているそうだ。1990年は、若者は貧乏だったと思うが主要国の同じ年代の自殺率は最低だったと言うからそうかもしれない。今日の食べ物がなくても、明日に希望があるなら頑張れる・・と言うのが正常なのだと思うのだが・・。

 過去好調な家電のシャープが台湾企業に売られ、家電大手の東芝も中国企業に売られると報道されている。世界の知名度の高いブランドはそのまま使われるそうだが 主体は国外に移るのは確定しているらしい。
経済の降下と、若者意識もここ四半世紀で気が付かないうちに大きく変わっているのが今は それが顕在化して国民生活にもいろいろ影響が出始めている。

 国も企業も産業も、歴史が示す様に 浮き沈みがあるのは仕方がないのだが 沈むのではなくせめて転換する程度に留めて欲しい所だ。今は強いリーダーもいなくなり世の世代交代の中で、政治・教育・経済も ここ四半世紀 全て良い結果になっていない。政治は中長期の政策より短期効果ばかりの拙速的な方向が強くなっているのも気になる。若者が希望を失っているばかリでなく、国政も未来と世界の動きを良く見て考える識者もいなくなったようだ。

 たかがアンケート結果だか、日本の若者は世界主要国の若者に比べ希望を持っていない。
 


1611- ダイアリーを購入

2016-11-28 | 日記
 東急ハンズ最上階売り場に マンモス文具売り場がある。理科化学の、玩具も並べてあるので エレベーターで最上階から降りて回るのが習慣に。
先日、来年のダイアリーをここで購入した。仕事もしていないのに・・と思うが、これがないと落ち着かないのは 一種の職業病だろう。

 現役の時は、分厚い手帳を真っ黒になるまで使い 年末には黒いレザー風の表紙もボロボロになるほど 身から離さず持ち歩いて仕事をしていたが 先日購入したのは30ページ程の薄くて軽いものだ。近年は、記入する項目も少ないのでこれで充分で別に無くても良い位のものだが 無いと落ち着かない。
 パソコンにも、携帯のipod もダイアリーはあるのだが電子カレンダーではなく手書きと修正が簡単にできるアナログ手帳に限るのは何なんだろうか・・・。

 多分、手書きで記帳する意味は 同時に自身の脳内にも 予定が記録されているからなのと文字を読むのが良いのだろう。
手帳など、既に過去のものだと思っていたが何故か 手帳売り場は「能率手帳」の老舗も健在で種類も多様だ。今年の新製品に 「おじさん用」と言うのに引っ掛かった。
 叔父さん達は、過去の習慣で使っているのだろうが スマホ若者も隠し持っていているので売れているのかも知れない。

 しかし、手帳文化が残っているのは日本人だけらしいが・・・これも謎の一つだ。


1611- 新聞の比較読み

2016-11-26 | 日記
 神戸の新聞は、契約購読せずに毎朝 コンビニで購入するのが習慣になった。
昔から・・と言うか子供の頃から、親父の読む新聞は一紙に決まっていて 親父の読んだ後を拾い読みして社会の情報を得ていた様な気がするので新聞は不可欠な存在だった。
 テレビが、生まれた後も 社会人になってからも その時の新聞を義務のようにして読むのが 一日の始まりだった気がする。

 それが、ここ10年にそんな新聞の読み方になったのは ちょっとした変革だが 今は10種類ほど店頭にある物から 興味ある見出しの新聞を選択している。
ところが、新聞によって同じニュースを伝えるのにも見方が相当違うのに気になってきた。何か、自分が考えた受け止め方とは違う論点で解説されると 気に入らない感じがするが そんな見方もあるのかと思わぬ発見もあり 各誌を日によって変えて読むのも楽しい事を実感したし世の中の反対意見も少しは理解できた。

 昔の新聞は少ないページでも、読む場所が多かった気がするのが 今は厚みが40ページの週刊誌に匹敵する量でも 広告ばかりで情報量はあまり変わらず 寧ろ内容が薄い感じだ。ネット流行りで若者が新聞を必要とせず、そう言えば若者が朝 新聞を買うのも読むのも見たことがない。コンビニ新聞も僅かだが、多分購入者はマンション住まいの高齢者だけらしい。

 記事の内容も、新聞社の主張的な意見より 大衆迎合的になり以前のように 一部を切り抜いて残したい記事など皆無になってしまった。現在は新聞も軟化してしまい NHK-TVも朝早くから バラェテイ番組で視聴率を取れるものに重点を移し、本来の国内・世界で起こるニュース・事件をいち早く伝える本来の役目が弱く 読む人・見る人もそれを既に期待していない。真面目なニュースはネット情報の方が、同じ時間をかけるなら海外ニュースとか国内の著名人発信の方が 遥かに信頼できる物が多い。

 今の新聞記者の資質も、いろいろ取り沙汰されているが 気骨のある論調を展開できる 本来のマスコミに戻るなら 国の方向を憂慮する人々が読むだろうが 今のままでは 企業としての存在も危うい気がする。


1611- IQが高くてもダメ

2016-11-23 | 日記
 先に、読みたくなった本を書いたが ベストセラー検索で「GRIT」と言う翻訳本を見つけた。
ところが 人気ネット番組「テッド- TED 」に 本の著者のプレゼンがあり 聞いていたら内容は把握出来てしまい この本も買う程の必要はなくなった。
 ネット情報と言うのも本屋さんには困った存在だが、ネットブックも含めて街から本屋さんが消えていくのも良く分かる気がする。

 内容だが、頭の良い人が成功者になれるとは限らない・・良くある話なのだが要は「GRIT-グリット」と言う「やり抜く力」を持っているかどうかが成功の決め手になり IQ値・知識・努力した・・等の次元のものではなくGRITが最も重要なのだと言う話だった。教授なので、多分この方向に教育指導も修正している人だろう。

 やり抜こうとするには動機と情熱が必要だが、そのことに興味とか先ず好きでないと出来ないと言う極 当然の内容だが 現社会は相変わらず学歴と成績重視で人の評価がされているので この内容が目新しく思えるのかもしれない。

 世の中の成功者を観察すれば、それは納得できる。お金儲けに執着し成功するのも、力とやる気で 一点に集中すれば誰でも成功者になれるのだ。
頭の良し悪し、成績の順位など関係なく、それでも知識・礼儀とかそこそこの常識を備えていれば・・頭が優れていなくて誰でも成功できると言う 劣等感を持つ人には 心地よい内容だったのが 多分共感して ベストセラーになったのだろう。


1611- PC起動不能の原因

2016-11-21 | テクニクス
 先月、メインPCの突然故障はHDDコネクターの接触補強で解決出来た・・が、今日また起動すると再び、Windowsが立ち上がらなくなった。修復ツールも読み込まないので、どうにもならない。
 使用7年目のディストトップで、寿命と言われる5年は遥かに過ぎているので仕方がないが それでも原因を究明して直さずにはいられないのが私の性分。
機械部分はHDDと空冷ファンのみで、一番寿命が疑われる電源はフアン起動は正常で動いているらしい。残るはメモリーカード288 pinを4枚も含む、コネクター軍団の接種く不良が怪しい。他コネクターを含めた内部は、二千か所を越える接触で辛うじて機能しているが 4それも40度近い夏を過ごし 錆・埃・自熱もあるのだ。
1.メモリーカードを4枚外して、コネクターを磨いてから差し替えし再起動したが結果変わらず。
2.ビデオカード、USB増設カードを外して磨き、マザーボード電池も清掃し 再起動。すると なんと一発で・修復され起動は成功。
 (本来空調管理すべき機器を、家庭で使える・・と言うメーカーもいい加減な商売だが・・PCなど買って使う方が非常識なのだ)

しかし、どの接触の原因かは確認できなかったので 今後再発の恐れは十分ある・・次は処分するしかなさそうだ。

 機械部品・電子部品の耐久故障は過去仕事で長い経験をしてきた。商品化に成功した記憶より、故障原因を調べ対策できた事件が強烈にある。クレーム処理はかなりの経験・知識がないと解決出来ない 技術要だと思う。しかし、地味で面倒で誰もが嫌がる技術内容だったが 私は何故かこれに挑戦するのがクイズを解く面白さで特技の様にしていたらしい。

 最近は修理より最新の物に買い替える方が安いと言う流れだが、故障原因を突き止めて次の改善に活かさないと 技術力はどんどん劣化する。逆の論理では、クレーム修理を重ねれば ノウハウも蓄積され それにより深い技術力は得られるのだと思う。

 電子機械機器の数年使用中の故障は「金属マイグレーション・金属イオン化傾向の違いによる金属腐食・耐熱部潤滑シリコーンオイルの浸透と導電種・オイル密閉の外内気圧対策・耐候劣化・基盤吸湿変形・金属樹脂成型品の応力クラック・耐震劣化・長期熱劣化変形・・」など設計段階で考慮されなかった事が原因になっていた。機械摩耗と電気・物理・化学などその内容は際限ないが、技術の進んだ今でもこれらの原因が故障原因となっているケースも多い。中には文献などで、調べて解決出来たものとか 自分で考えて解決したものもある。時には、的外れな対策で 多くの社員・顧客迷惑をかけた 思い出など悩み抜いて解決した問題は奥が深くてどれもレポートになりそうだ。
 設計図では読み取れないノウハウなので貴重なブラックボックスで公表は少ない技術だ。しかし、基板製作のマイグレーション対策などは既に業界常識と思うが 私だけが知っているノウハウは、企業内でも古い技術として忘れられてしまったかも知れない。
 しかし、商品使用中トラブルは永遠に繰り返されるのだろう。この接触不良も、大量の部品を頼りないコネクターで接続しただけのPCの品質の低信頼度は 低価格の見返りと思って諦めるしかない。

 今のPC構成部品の多くはアジア製だ。中国製電源5年寿命と言う常識も品質限界から来ているが、技術ノウハウが加わった設計なら永久寿命も夢ではない。
しかし進化続けるPCには 結果的に使い捨てとなり そんな長寿命は必要は無いのかも知れない。今の部品品質は Bestでなく平均点の Betterで良いのだとすれば、技術に関わってきた者としては 技術変遷があるとしても 技術が中途半端で放置されるのは不満だが 個人的に記録に残して完結させて置きたくなった。

 HP-P6120jp Dtop機の内部・・ビデオカード・増設USBカードのPCIソケット部。回復はしたがこれ等カードには、関係は無い筈だ ?