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碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

1611- 最近のPCメーカー事情

2016-11-11 | テクニクス
 最近は本屋に立ち寄っても、読みたい本が無いのが残念だ。本は、どんなに仕事が忙しくても 本がないと済まない人だったのだが・・・。
先日も、三宮の紀伊国屋に行き 無理やり買ったのはまた MACの月刊誌。今月、MACのOSアップデート「Sierra-シエラ」解説特集で変更点を確認しようと。
 細かな改良が、多くありもう沢山と言う感じだが2点ほど興味が引かれる記事があった。
 1.PCの修理費用の値上げとなった記事。2.OSで使われるアプリケーションを全てApple認証しか使えなくする制約強化。

 アップル社はPCハードとOSを供給するが、マイクロソフト社はOSのみで PCハードもアプリケーションも他メーカーにライセンスを与えてその依存率が非常に高い。
Appleはその一社管理の強みを、表面に打ち出してきた気がする。
(私は両方持っているが主に使うのは Windowsだ。MACは使い慣れたOfficeが使えないのと、多くのフリー便利アブリは Windowsしか動かないのだ)


 最初の、修理費アップの理由は、毎年新商品・新OSとなっても 以前ほど性能差が感じられずユーザーの買換えのサイクルが延びているのと メーカー修理費が高いので修理専用業者が割安で行われる場合もあるらしい。その結果、メーカー依頼される古い機種の修理費が予想外に嵩み 値上げせざるを得なくなったそうだ。
 その新しい、修理制度は購入価格の30-80%で従来の倍に近い。でも購入時に「Apple Care Protection(2-3万円)」に加入すれば3年間無料修理の選択も出来るとあるが、これからの時代の電子機器は維持費を相当覚悟しないとならないと言うことだろう。(車の車検制度の様なものだ)

 次の、アプリ認証制はSierra に「Gate Keeper」が不正なソフトウェア実行を未然に防ぐ標準セキュリテイがあり PCトラブルからユーザーを守る機能。
便利だから・・と、Windowsでは次々と新アプリが現れ利用してきた。XP/Sevenは安心できたがOS-Eight/Ten辺りから 過去アプリが互換問題が増え 自動アップデートが入る度に シャツとダウンの頻度が増えて不安定な状態になった。Windowsをタブレット併用を加え、膨大な過去を引き継ぐ事が不安定を引き起こしているのではないだろうか。
 安定した道具と言う事が第一義だとするなら 無理なアプリよりPCの信頼性の方が良いに決まっている。つまり、アップルはアップルストア管理に入れてMAC-PCでは認定したソフト以外は入れさせない・・と言う結論らしい。OS-Sierraの段階でも、まだ抜け道もあり完璧では無いらしいが 生活の中で家計簿とか家族アルバムの記録・保存としての重要性が増すほどに 便利さよりも 機器の信頼性を重視するのが正しいのだと思う。

 メーカーが新商品を出すのは事業の未来に賭けているのであり ユーザーもその意図をウォツチして置かないと機種選択の行方を見誤る。メーカーも誤る事もあるので全てが正しいかどうかは分らないが 時々は月刊誌を購入してそれを知る意味でも読み続ける必要はあるのだ。


12月号発売中・・Windows10は相変わらず、MACのSierraを見て今月はMACに