2020年にAndroidから買い換えた妻のiPhoneがiOSのバージョンアップされたが以後 着信電話が取れなくなり 電話は折り返しかけ直す状態が多くなった。原因が分からないので、一旦初期化して 復元しようと実行したがバックアップのステップで進行が停止してしまった。停止位置から、強制終了を何度か試みたが どんな方法でも反応は変わらないので 街の携帯ショツプに電話。
しかし街の店は 相談客が多くて3軒の店は全部 事前予約が必要で 今日も明日も満杯で「 キャンセル待ちで良ければ受け付けます」と言う。更に一部の店では、相談内容を聞かれ「初期化の ロック解除をしたい」と言うとそれは無理で近くの Apple店に行った方が良いと勧められ 問合わせると、ここも予約一杯で 「郵送で修理依頼が早い・・」と言う返事で結局は全滅。
仕方ないのでWeb情報を探りながら、PCに接続していろいろ 試す中に ロック解除する海外アプリの紹介を見つけ 半信半疑で試すと 時間は掛ったが 最初のリセット状態の画面が現れた。同じロックは困るので バック・アップは避けて必要なアプリとデーターは手入力し やっと使える様になったが 本体を買換えしないとダメかと覚悟していたのが救われた。
そこで気が付いた事は この国のスマホ業界は何かおかしい。人々の通信手段は、殆どがスマホになったのに そのサポート体制がまるで出来てなく困っている難民が溢れているらしいと。
私はPCとスマホを接続し 運良く復旧出来たが多少の知識を持ち合わせていたからだが 多くの人は難しい契約とか技術的な事は分からず 都度 店員任せにする人が多いのだろうし ショツプの店員も、何も分からずに使っている顧客ばかりで 売り上げにならない無駄な時間に往生していると言う話を聞く。Appleのサイトも、売上至上で使用上の顧客サービスは不親切で サービス窓口など電話は繋がらないと思う。その結果が、携帯シヨップの相談に予約とか行列が出来てしまうのだ。
街の商店街は百メートル置きにスマホ・ショツプがあり 人気店は常に人が並んでいるが スマホ電話が これだけ普及しているのに この業界は旧態依然で何か間違っている。 電話・メール・カメラしかないガラケーから 仕方なくスマホに変えた多くのユーザーも ゲームと支払いにまで拡大しアプリ満載のスマホは 複雑化しトラブルも増え メーカーも対応出来なくなっているのだろう。少し考えれば、起こるべくして起こっている現象なのだが 相談者を見ると高齢者ばかりでなく若者も多い。
スマホに機能を積込み過ぎた商品が悪いのだが 大昔のガラケーには戻せなくても、電話機としてもっとシンプルでトラブルの出ない機器を作れないのだろうか。
スマホ故障の初期化はマニュアルを探れば簡単だが 事前準備をしないと失敗する(図は iPone)
このアプリが救命士になった