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碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

2003- 生物学のベストセラー

2020-03-02 | 学習

 毎週の様に、本屋さんに通ってしまうが 本は好きだが最近は 加齢で目疲れするので 読み進まないのに それでもやめられない本の虫程でもないのだが。先週は「人生の諸問題 ・・小田嶋隆」と言う、早稲田同窓の東大紛争時代の同窓同志で会話する内容を記録したものだが 昔の東京の描写が面白くて まだ読み終わらないのに 生物学解説の本が山積みされているのを見かけ買ってしまった。

 4刊目増刊と言うベストセラーなのが今更「生物学」にのも変なのだが 開くと「直立二足走行の利点」とか「 人はそんなに偉いのだろうか」を 他の動物と比べた講座風の読み易さになっている。これも、最近のコロナウイルス問題の 政府の右往左往に見える様な 指示判断の影響で日本中が過剰反応とか 拙速な取り締まりで混乱気味な事象を比べて考えるの良いと思ったのとコロナ感染の「飛沫感染→接触感染」・・ここまでは兎も角 「→空気感染→空気感染・」と言う予測の流れになると少し疑って見たくなる。

 判断には事実・出来事に忠実に仮説する「演繹法-えんえきほう」と多数の類似した出来事から仮設する「帰納法-きのうほう」・・推測と言う結論の出し方があるそうだ。例えば「タコは足は10本なのでタコ」であると言うのと「足が10本ならそれはタコである」と言う仮説が正しいと言うような間違いを言うらしい。帰納法では「10本足はタコ」となれば「エビも机」も私は違うと反論される・・・コロナ感染も、マスクは風邪を人に感染させないか→ 風邪を貰わないように・・と正常の人までもが着用し →集団は感染しやすい→幼稚園は休校→保育園に駆け込む→保育園も閉園となる・・・とか もう際限なく広がっているようだ。

 国内も最近はマスク増産となり、マスクで紙不足 →トイレットペーパー買溜め →テッシュペーパーも・・と将棋倒しになっているけれど 西洋人は今も、正常ならマスクはしないのが正常だと言う。

 世の中の人の判断とか、論議・論議は個人の 間違った偏った考え・解釈のズレが 無駄な論争とかそれが実行されて混乱が進むらしい。生物学の注目は、この混乱が広がる現代を見直そうと思った人々が増えて ベスト・セラーになっているのだろうか。遅ればせながら、私もこの世界も少し勉強して見たいと・・。

 


2001- ノートを使うと

2020-01-26 | 学習
 英語学習が30日間も、連続受講で 順位も少し上がってきた。記憶容量の関係か、前に覚えたワードも忘れるのでノートを買って 単語帳を作っている。
会話文も、構成基準もあるのだが、特殊なものが多すぎてこれも 新しいフレーズがあるとメモしてノートに記憶をサポートさせる。ワードの記憶は、パソコンでも作っていたのだが 早いのと整理も簡単なのだが 記憶と言う点ではノート記帳には劣る気がした。
 逆にノート記帳は、特に綴り英字は字が下手なので見難いし 間違いスペルも多いし 時間も掛かり非能率的で とてもパソコンの比ではないのだが 私の場合は急ぐ意味も無いし この方が良さそうなのだ。
若い人も今時は、キーボード入力で 文字を記帳する非効率は 駆逐されているのだろうと思っていたが そうでもないらしい。私が現職の頃は、会議議事録とか 報告など得意で 業務ノートも年間に何冊も持っていたから パソコンもあったが 文字を書いて記録することが結構好きだったのだが・・・。

 久しぶりにノートを買いに行って、気が付いた事がある。昔ながらの、ホッチキス止めの普及ノートの他に 欧米で見かけた変形サイズの小型リング・ノート(スプリングリング年綴じ)が多くなっていた。コンビニにも同じ種類の新しい形のノートが増えている。デザイン・ブックの小型版だが、ミシン目が入っていて書いた後にページ切り離し貼ったり、人に渡したり、書き損じたら外しても ページが減るだけ体裁は崩れない スタイルなのだ。使って見ると両開きしても平面で2ページでも使えるし書きやすいので気に入ってしまった。

 最近、新聞で読んだ記事に、「ノート記帳の効用」が見直され本も良く売れていると書かれていた。それは手で外部情報を書くと言うのは、人の記憶に定着しやすく、今のキーボードは素早く記録は出来るが どうも脳が働いていないらしい。某大学で、授業をキーボード記録する組と 手書き組に分けてテストした結果 手書き組の方が テスト平均が良かった実験が紹介されていた。これは要点をまとめて、文章を考えるのは同じでも 書き込むのは更にポイントを絞り 文字を簡略化する工夫がいる。
 脳から手に指令を送り、結果をフイードバックして確認する 一連の体内の動きが脳と体で情報を消化するので 記憶に残り知識となる・・・と言う事なのだろう。「記録する」と言う効率でなくて、時間をかけて消化する異に 重きを置く・・以前書いた「穴あけ勉強法」と努力家であるが秀才ではないと言う方と 情報は見たり 聴き流したりでは知識ではないと言うのと 同じ結論。 ノートに記帳し勉強と言うのは今の選択 「便利さ・簡単・高効率・低価格」一辺倒で押し流されたいるが 実は時間と手間が掛かっても その方が正しいルートもあるのだと言う教訓の様なものだろう・・・いろいろ考えると、無暗に前に進んでいるように見えても 実は何も蓄積出来てはいない事が多いのだ。

 私の英単語も転記で間違いもあり、何度か指摘され書き直す内に 覚えた単語綴りも多い。何度か、訂正している内に確実に出来る正解も増えてきたが これもノートの効用かも知れない。情報を知識にする・・今頃になって 受験で暗記する様な勉強方法は大間違いだと思い知るが 少しづつでもレベルアップする感触も楽しくなってきた。

  国内用Bサイズのリングノートは国産だった


 最近のノートはカラフルに



1608- 通信講座 TOEICテスト対策・・挫折

2016-08-03 | 学習
 先月半ばから、受講を始めた講座だが 英語の発音方法の規則が終わると 文構造の主語と動詞の形の選び方のレクチャーになった。
レベルは中学基礎なのだが、前置詞・接続詞の形の選び方・・までのルール記憶になり 勉強していても面白くない。この講座は、Gaccoの大学講座なのだが、民間の英語教育機関が 提携して始めたので 興味の持てる英語講座だろうと 期待して申し込んだが その予想は外れたようだ。別の民間語学会社のCDは 聴き取りとリピート中心で もう少し面白かったので そんな想像をしたのだが この企業方式は文法中心で英語をつまらない授業にした 今までの学校英語に似ていると思った。
 全2か月の最初の1Weekを聴講し、今はテスト提出期限だが早々に 打ち切る事にした。無料教育なのでそんな時は受講停止届も何もせずに続けなければ終わり・・と言う気楽さも良い。少し残念だが講座を開く方は、受講者ニーズを良く調べて勝算ありと開設したのだろうが ・・・。

 島国日本人には英語は難しい。30年ほど前 日本の先端と言われた企業は海外でも人気があり 勤務先にも 欧米から希望する研修生を毎年受け入れていた。彼らは会社の寮に宿泊していたので、日本の住居を体験させようと 一週間から10日ほどホームステイに呼んだのだが 一度始めると いつの間にか我が家の年中行事になってしまった。恐らく5カ国8人位になったと思うが、生活習慣をお互いに確認したりしていて、それぞれの国によって文化が違うのに驚かされたり 珍しい話題も彼らから教えられたりで とても楽しかった。

 とは言っても、会話は英語だが これが話し始めて30分も経つと 何だかわからないまま 話は通じて面白くなるのだ。多分、ひと月一緒にいたら簡単な日常会話は無理なくこなせるとその時は思えた位だ。語学は、遊びを通じてネイティブと会話して簡単なことから覚えて それから文法的な知識で正しい知識にするのが 良いのだろう。先ず文法から・・と言うのは日本英語教育だったが、これが英語をつまらない授業にしてしまい 日本人だからではないと 今更ながら思う。

 以前からユーチューブにある、英会話レッスンをアイポッドに入れて聞いている。最近は動画表示のセンテンスを見ながら聞く方式も多いようだ。ネット講座には、センテンスを読上げると、発音状態をチェツクがチェツクされる賢いページもある。語学は、パソコンと同じで先ず 実際に話したり聴いたりする会話を実践して覚えるのが一番だが そんな機会は中々ないのでユーチューブの中には、そんな雰囲気を目指しているレッスンの方が 私には合っているらしい。
 海外の異文化は、興味深いが 全ては英語なのが困る。ともかくこの山は 急がず楽しく、ゆっくりと登るしかなさそうだ。

1607- TOEIC講座の受講開始

2016-07-14 | 学習
 先月、毎年受講している GACCO通信講座に「英会話 TOEICチャレンジ」が加わったので 私にとって不得意代表の様な内容であまり自信は無かったが興味本位で申込みした。
 それが、昨日から開講されて講座メニューが送信されてきた。このメニューも4Week で8/23までの予定となっている。
英語学習は、Listeningが特に難しいが 初期学習ではこの辺り発音の癖を解説してくれている。説明されて出来るものではないが、Speakingを加えた反復練習で それを習得するらしい。
 発音の聴き取り注意点として 日本語の母音・子音の位置により「音の連結・h音の脱落・tの弾音化」だそうだ。こんな場合、WEB講座は映像文字と音声発音を並行して説明されるので解り易いのかも知れないが 何度も聴き返して習得するしか手がなさそうだ。
 しかし、この単語省略は「それって、マジ」などの日本語短縮と同じと考えれば良いのかも知れないが・・。

 TOEICは、企業にいた時に海外からの社員が毎年来ると言うので 社内での講座もあり試験も実は数回 受験したので実力は解っていたが もう少しレベルを上げたいと常々思っていたので 思わず受講申し込みしてしまった。
 しかし、点数を上げ 海外駐在とか 通訳業務に就く人を見ていると 未知の物に会っても「気楽で身構えず 間違っても試して習得する」と言うような性格的な共通点がある気がする。外国文化に興味があるので羨ましくて仕方ないが、逆に私みたいな 「正しく発言しないと恥をかくから」と思う性格は努力しても無駄なのかも知れない。
 今回、その辺りも再度確かめたいが 真夏の熱中症の季節でもあり 先のプログラミング講座の様に 途中下車になりそうだが 兎も角努力はしてみよう。

 中学校から必修科目で続けていて興味はあったのに 全く身につかなかった振り返って考えても 変な学習科目だ。終いには嫌いになってしまったが、海外文化に精通しない英語先生たちは 文法とかスペル間違いばかりに注力して結局詰まらない無駄な科目にしてしまったのかも知れない。


1602- 江戸文化入門の受講が修了

2016-02-10 | 学習
 4週目講座が、数日前に開始され今日 最終テストの提出。
江戸時代は270年の長い平和が続いたが、江戸人口の半分を占める武士・藩士はどうしていたのかと言う内容が 面白い。17世紀頃の江戸人口は30万人前後らしい。

 全国の大名は参勤交代の大名屋敷を置いていた事もあるが、戦争もない武士達 特に浪人は経済的にも大変で傘とか蟲籠作りで生活して 江戸屋敷に詰めている藩士は暇を持て余していたのだろう。
 武士が庶民と一緒に浮世絵・俳句を学び、基礎知識もあったので 小説作家・鉱山技師・資源探索とかの知的職業にもついて江戸の文化を押し上げる原動力になったようだ。

 深川の質屋で、生まれ育った山東京伝と言う少年が 最初は浮世絵を習っていたが その多才な才能で小説とか 手拭デザイン・広告チラシで有名だったようだ。
現代のイラストレーター風で素晴らしいセンスの人だったらしい。
 京伝は特に洒落本・黄表紙と言うバロデイ・風刺画の笑いを持ったものが得意で 中に「江戸っ子の5カ条」の説明を受けて、初めて「江戸っ子の定義」を知る。

 定義に期間があって1978年から1988年とあるのだが
  1.江戸城の近くで生まれ育った
  2.金離れが良く、物事に執着しない
  3.育ちが良い
  4.日本橋を見て育った
  5.粋と張りを信条とする

 最近では青梅・所沢の人も「東京から」と言い、神戸でも山裏の人も「神戸から来ました」・・兵庫県からとは言わないので似たようなものかも。
しかし、江戸っ子と見栄を張ってもいいが この定義を正しく守ると 多分仲間から文無しにさせられる。

 テレビもラジオも無いが、近くには 歌舞伎も浄瑠璃も芝居小屋もあり 町中が楽しかっただろう・・落語の話もいつも並行して考えると尚更だ。
江戸時代がどんな時代だったか・・今まで良く考えた事も無かったが この講座の企画者と受講できる現代にも感謝したい。

 講座から・・このチラシの様なもだが、手書きの美しさと文字と絵のバランスが良い。これを配られたら額に入れたい。


 講座から・・広重の有名な風景画・・静止画なのに既に遠近法を越えて 立体的な画法も世界最先端とヨーロッパで人気・・現代人も負けそう。
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