毎週の様に、本屋さんに通ってしまうが 本は好きだが最近は 加齢で目疲れするので 読み進まないのに それでもやめられない本の虫程でもないのだが。先週は「人生の諸問題 ・・小田嶋隆」と言う、早稲田同窓の東大紛争時代の同窓同志で会話する内容を記録したものだが 昔の東京の描写が面白くて まだ読み終わらないのに 生物学解説の本が山積みされているのを見かけ買ってしまった。
4刊目増刊と言うベストセラーなのが今更「生物学」にのも変なのだが 開くと「直立二足走行の利点」とか「 人はそんなに偉いのだろうか」を 他の動物と比べた講座風の読み易さになっている。これも、最近のコロナウイルス問題の 政府の右往左往に見える様な 指示判断の影響で日本中が過剰反応とか 拙速な取り締まりで混乱気味な事象を比べて考えるの良いと思ったのとコロナ感染の「飛沫感染→接触感染」・・ここまでは兎も角 「→空気感染→空気感染・」と言う予測の流れになると少し疑って見たくなる。
判断には事実・出来事に忠実に仮説する「演繹法-えんえきほう」と多数の類似した出来事から仮設する「帰納法-きのうほう」・・推測と言う結論の出し方があるそうだ。例えば「タコは足は10本なのでタコ」であると言うのと「足が10本ならそれはタコである」と言う仮説が正しいと言うような間違いを言うらしい。帰納法では「10本足はタコ」となれば「エビも机」も私は違うと反論される・・・コロナ感染も、マスクは風邪を人に感染させないか→ 風邪を貰わないように・・と正常の人までもが着用し →集団は感染しやすい→幼稚園は休校→保育園に駆け込む→保育園も閉園となる・・・とか もう際限なく広がっているようだ。
国内も最近はマスク増産となり、マスクで紙不足 →トイレットペーパー買溜め →テッシュペーパーも・・と将棋倒しになっているけれど 西洋人は今も、正常ならマスクはしないのが正常だと言う。
世の中の人の判断とか、論議・論議は個人の 間違った偏った考え・解釈のズレが 無駄な論争とかそれが実行されて混乱が進むらしい。生物学の注目は、この混乱が広がる現代を見直そうと思った人々が増えて ベスト・セラーになっているのだろうか。遅ればせながら、私もこの世界も少し勉強して見たいと・・。