碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

2012- サラリーマンは絶滅種に?

2020-12-31 | 日記

   年金生活が長くなり、ビジネス世界は ますます遠のいてしまったが サラリーマン生活が長かったせいで 何時までもビジネスを行方は気になってしまう。コロナ騒ぎをきっかけに、昔のサラリーマンは消えて行くと言う 言葉をいろいろなビジネス記事で読むのだが その警鐘を鳴らす ビジネスマンで人気のコラムニスト、コンサルタント・クリエイター と呼ぶ人達は 私より二回りも年下だがその 鋭い時代の洞察力には感心してしまう。私の時代の経営コンサルタントのレポートもあるので偶に比較もして見るが やはり若い世代の方が思わぬ角度の指摘の方が 面白いし興味深いと思う。

 プレジデント社オンラインに載っていたコンサル 山口周氏の対談記事に興味を持ち、著書を買いに本屋さんに行きたいが 混雑の正月は避けてから行く事にした。今は、世代間でも考え方には 断層がある気がするがインターネットが通信ツールだった時代( X世代 1965-80年まれ)、スマホ登場で必須ネットワークに変わった( Y世代 1981-96年生まれ)・・ 次はAV・3Dプリンターの( Z世代 1997年以降生まれ)の違う価値観・考え方を知りながら 整理・記憶しないと「常識」で固まった古代人の頭は混乱するのだ。私時代に大切だと実感もしてきた経験も、今ではネットがあればその必要もなく 次の日にはリセットされてしまい 国境もない時代なのだろう。

 それと、ビジネス環境も業界・国の範囲は世界の枠で考えないといけないし 起業するにもその選択肢は大昔から比べたら百倍は拡大している気がするが 現代の中心だろうと思う X世代の山口氏の記事を読みながら その時代感覚の距離には考えさせられた。  

 自分の住居から、毎日決まった時間に通勤して同じ職場で毎日同じ仕事をする・・と言うサラリーマンの生活様式はここ20年の企業倒産・縮少とかリストラで日本中で その形が維持出来ず 非正規社員で補ったり 残った正社員も情報機器を使ったオンラインで仕事に変わり 自宅と職場の境界が無くなったり 勤務時間の観念も消えて仕事をしている人もいる・・同僚も上司も身近にいないのなら、続けて行くには 企業でもグループ作業でも 自身のポジションを確保し 全ては自分で考えて処理するしかなく経営者並みの高度な能力が求められると言う意見だ。

 過去のサラリーマンには 出向・転勤などがで職場が変わる事も多かったが その物理的な事よりも 仕事に対するモチベーションに欠けた人は不要と言う厳しい環境に変わり 逆に順応出来た人には報酬が増えたり副業も可能になり 格差は更に広がりそうだ。店員・窓口業務などの 単純作業は「OKグーグル」の様な機械に置き換えられ 人力作業が残っても 低賃金を強いられることにもなり 若者も社会に出る前には 勉強だけでなく ネットワークを活用しその準備をすることが大切なのだと思うのだが・・。

 企業も、今までは「必要で、便利で役立つもの」さえ作れば良い時代が どの商品も同じものが横並びしてしまって飽和した現在では その存在する意味が不明確なら 当然売れていないのが現状だ。そんな現代でも、50年前のフェラーリを復元したら2億円で完売したとか 数百万の腕時計も良く売れ 二万円の欧州高級トースターが 輸入され国内でも売れているのは何故なのだろうか。

 文明が飽和してしまうと安価・ハイテクは意味がなく もっと美しい・心地よい意味ある物に移るのだ。もう一度、「どんなものが必要なのか」と言うニーズの見直しで経済活動を見直す必要がありそうだ。  

 「適者生存の法則」と言う言葉があったが、混沌とした世界では その環境に適した物だけが生き残れると言う意味らしい。 地球環境を保護する国際団体が提唱する「持続可能な開発目標・・SDGs」17目標があるが 地球上の経済活動は それに適した活動する企業・個人が 多くの人から支援を得られて生き残れると言うのも 同じ事なのだろう。

 

 

 


2012- 経済成長の縮少で

2020-12-27 | 日記

 スーパーに行くと、欲しい物を一つ購入するにもあまりに種類が多く うっかり 選択を間違えて意図に合わない物を買ってしまう事がある。同じ場所に無かったり、包装デザインが変ったり 新商品が増えたり  何でこんなに同じ機能の消費財があるのだろうかと思ってしまう。選択肢が広くなることも、豊かな証拠でもあるので これも仕方が無いのだが・・・。

 今年の世界経済成長率は、前代未聞のマイナス4.4%の低成長と発表されているがこれもコロナの経済ブレーキが原因だ。日本の経済成長率はマイナス6%で世界最低、 来年は世界も日本も プラス4.1%を予測されているらしいが コロナが世界中で収まる前提での予測だと思うので 未だ信頼できる予防薬が無い状況からすれば疑問がある。

 世界中でコロナの死者・感染者だけでなく失業ホームレスも多く 米国ではテント村となって これからの厳冬期を迎えて困った状態になっているそうだ。日本も完全失業者は200万人を越えているから 世界中が同じ様なことになっているのだろう。

 消費財の種類も大昔は、例えばミルクなら森永か明治、歯磨き粉ならWライオン、ビールなら朝日・サッポロで 簡単に選べたが 現代は企業競争と利益追求で 多くのプレミアム商品(高級・上位の意味だが、実際はどうだか?)を増やし価格を上げた物を推奨しそれによって利益を上げて来たがそれは 国民に余裕があった時代だったからだ。

 コンビニは店舗が狭いので、私もそうだが 標準的な品物はスーパーよりも コンビニで買うが 最近は野菜まで置かれていて 住人利用が増えている気がする。日常使う消費商品はお店に任せて 買い易いショツプの在り方を見直して 生活の無駄を無くして行かないと 家庭も企業も立ち行かなくなるのではないだろうか。


2012- 買わずにレンタル

2020-12-23 | テクニクス

 数年前から、元々難聴気味の右耳の会話で支障に気が付いていたのだが マイク付イヤホーンが数十万円の医療補聴器は 集音器と変わらないのに価格差が10倍なのが疑問だったので調べる気もしなかった。それが最近、レンタル補聴器をメガネのミキが扱うのを知りお店に行き 試用二か月目だが 耳掛け式は必需になったマスクに絡んだり 両耳使用なので煩わしいのと慣れる事が難しいし 何度か調整しに通ったが その効果よりも煩わしさの方が気になって不満だった。

 耳に負担の無い「骨伝導補聴器」の別企業の試用会もあって、体験にも行って見たが 調節操作は簡単だが 肝心の感度が最大でも足りないのと 私には重量も大きさも少し大袈裟で今一つだった。

 更に探すと「集音器は安いがダメ=微調節出来ない」と補聴器店で言われた集音器でスマホの無線調整出来る物が発売され 早速、一週間レンタルで今比較しているが 感度は少し補聴器よりも劣るようなのだが 毎日取り外す使い方をするのならこのタイプが私の場合は合っているのでこれを購入することにした。

 結局どのタイプも、煩わしいのだが その中でもオーディオの様な集音器で しかも個人調整可能で充電式と言うのが良い。店頭で何度も調整すれば、高額になるのは当然だが 医療品と家電品は構造は同じで集音器が自分で調整できるのなら 名前と販路が違うだけで同類の様に思えてしまう。また、難聴に骨伝導は理には叶っていると思うがこれは未だ先の商品の様な気がする。

 集音器は 家電品扱いで販売も開発も自由で 将来次々と小型軽量品が出てくることも期待して数年しか使えないだろうが私にはこれが良いと判断した。この結論も、自分で調整しいろいろ試して知ったが、片耳でスマホ音声を聞いみると 音を大きすれば聞き取れても 雑音が残り長時間使用は疲れて 気分が悪くなる・・ 多分、高額で買った方には完全調整して貰っても 使いたく無くなったと放置してている友人もいるのは 難聴は多少改善される程度で正常にはならないのだと思う。 

 このレンタルで知った「Rentio」と言う企業は、カメラ・ルンバ・印刷機に至る 「短期間だけ・試用したいが高価」と言う ニーズに応えて 今まで30万件の契約実績があるとパンフに書かれていた。私の前ブログに「物を所有しないNew Normal」を実践しているのだが、補聴器は正にその対象で 早速、利用させて貰ったが他にも カメラ・自動車など直ぐに新型に置き換わる商品には 賢い選択肢なのかも知れない。

  通常の補聴器・・価格20-50万円で 欲しくても二の足

 

 

 骨伝導の補聴器・・音を振動として伝達する・・イヤホーンと似てるが

 

 集音器と言われる物・・補聴器も集音器には変わりはないのだが。

 

 契約期間が済んだら、送られた梱包でコンビニに戻すだけらしい。


2012- Hawaiian カレンダー

2020-12-17 | 日記

 ホテルにあるハワイアンの店は、直輸入の木彫り神様・海辺のカヌーの美女の絵・他にもハワイアン模様のいろいろな物があり アイデアが面白いので買わないが 立ち寄ることが多い。

今日、そこで来年のハワイカレンダーを見つけ 中の細長の手漉き紙で作られた和紙の様な紙で作られ裏に月毎の教訓の様な物があったので買って来てその言葉を調べてみた。

 January 「E Lei kau e Lei ho'oilo i he aloha」 ・・愛は夏にも冬にもかけるレイのようだ。愛とは永遠にかわらないもの

 Februry 「Aia noi ke ko a be ou」・・渦の潮が流れる方向はさまざま、流れに逆らわず身を任せよう

 March   「E houpe aku no i ka hoe a ko mai」・・オールを前に出したら、最後まで漕ごう、始めたことは最後までやり遂げよう

 April     「Ⅰmohala no ka lehua i ke' eke'ehe' ia e ka ua」・・優しい雨がレフアの花を咲かせる、優しい言葉をかけて見れば何かが変わるはず

 May    「E kanu i ka huli oi ha ule ka ua」・・タロイモは雨の内に植えよう、やるべき時に行動しよう

   June  「A ohe hua a ka mai'a i ka la ha okahi」・・バナナは一日にして熟さず、マイペースで行こう

 July    「A ai a ka hula waiho ka hilahila i ka hale」・・フラを踊るときは、恥じらいは家に置いてこよう、恥ずかしがらず 前向きにやってみよう

 August 「Ole ua 'ole unuenue」・・雨がなければ虹はない、辛い事を乗り越えたら 良い事が訪れるはず

 

   December 「Pu' ipu u lei pali ika o l 」・・どんなレイも首にかければ美しい、大切な人がいるから あなたは輝ける

 

 途中は省略したが、ハワイ語の変換は無いので書き写したが 恐らく間違っている・・翻訳は、裏に日本語で書かれていたので正しいが ひらがなに似て 何故か何か判ったような言葉に思えてしまう。 この教訓の様な内容も 手漉き和紙風な素材も 日本文化に近いので この島と日本の島は兄弟なのかも知れない。

 素朴なカレンダー開いて気付いたが カレンダーの綴りの芯は 青竹が使われていた、果たして ハワイはハイビスカスとか椰子の木はあったのだが 竹も育つのだろうか・・・。 

 

 


2012- 師走の北野坂

2020-12-16 | 日記

 外出禁止も一週間が限界だ、昨日 二か月ぶりに北野坂でランチに出かけて忍者の様に2時間ほどで往復してきた。

この坂ではお馴染みのフランス雑貨のお店も臨時休業となっていて 奥の六甲山は紅葉が残って奇麗なのに人通リも少なくXmasツリーのある 異人館通りも いつもと違う寂しい風景になっていた。

 お目当ての老舗珈琲店のランチは お客も少なくて静かで良かったのだが 行政のGoToも原因だと思うのだが 今年のコロナは止められず拡大させ 歴史に残る大惨事になるのかも知れない。

 通信大学学長の大前研一氏が「日本は低欲望社会」になってしまったと言っているが、確かに利子も付かないのに銀行預金していたり 企業は資金は持っていても投資を控えているなど 今までとは違う世の中になっているらしい。何もしなくても、現状維持が出来るのならそれでも良いが 補助金で維持している社会なれば 長続きは出来ないしそこには未来は存在しない。

 欧米では子供教育は「あなたの生きたいように行きなさい、でも何がしたいのか話してごらん」と言うのが基本だそうだが 日本は「教えられた通リ、マニュアルに沿って・・」と教え込まれで 過去の経験が通じない 現代社会では知識も役に立たないらしい。自由社会に生きているのに、今の社会制度とか常識・硬直した教育制度がそれが出来ないようにしてしまっている 原因なのだろう。

 勤務した企業創業者を思い出すが 米国企業依頼で自動販売機開発し それをヒントに自動販売機の特許を取り 更にその技術で自動改札装置・センサー制御の交通信号機など 世界で初めて開発し事業化した人がいたが その発想も凄いのだが 研究と実現には 大きな企業の収益力があったから成功したと思う。しかし、資金の他に今の海路地図もルートも何もない未来を切り開くのには 月面着陸を成功させた先人の様な冒険心と成功の信念が備わっていないと デジタル化した未来を進むのは不可能だ、自由な発想の日本アニメの世界の様な そんな行動が良いのかも知れない。

 しかし国の経済が縮少してしまうと、自由な発想も萎み 実現する力も無くなるのが 恐ろしいが 今のうちに夢を実現する若者の出現を期待するばかりだ