昨日、日本中世史の最後のレポート提出をして通信講座が完了。まだ、最終レポートの採点が6月になるので修了証書と最終採点成績は判らない。しかし、途中経過の成績表から、及第点は取っている様なので合格はしているらしい。
以前にも、書いたが日本史と言うのは、今まで古文の難しさもあって嫌いな科目の上位に並んでいた。ところが、神戸に住む様になって、旧居留地などを歩き古い建物の説明版など読むと歴史に興味がわく。街中の三宮神社も街中にあり昔、参勤交代で上京した岡山藩の一行が異人の無礼で斬りつけた神戸事件の場所だ。六甲山山頂の徳川道も徳川幕府が二度と問題を起こさぬように山の迂回路だが、今もそのまま残っているのを発見したり・・・。
阪神淡路大震災から19年経つが、神戸の人は災害時の各地からの援助を受けた事を忘れず、誰もが人とのつながりをとても大切にしている。出会う人も親切で、町中に飾られた花壇もボランティアが街を綺麗にしているのにいつも感心してしまう。これも歴史を大切にする事が、地域の誇りにも繋がっているのだろうと考え、これは少し歴史も知らないと話しにも乗れないかも・・と。
インターネット画面の講義だが、横に文字スクロールも出て復習も出来るし、講師の話す内容が面白いのだ。中世の記録は、実は事実は破棄され 残しておくと都合がよい、あるいは有利と言う物が多く、知られると不味い事は歴史に残っていないらしい。従って、記録の読み方は「そうあるべき」で書かれたものか「・・なっている」と事実が書かれているのか両面で、読み取る必要がある。鎌倉・室町時代には、文字を書ける人達は権力を持つ人なので知られると困る事は残っていない・・歴史は、科学なのだから内容は 分析して・・と。
日本の中世の「自由・平等」などは、強者・権力者の世界であり 未熟な世界だった。中世から戦国時代・江戸時代と苦難を乗り越えて、やっと見えたのは 何時の時代も人々は「平和」を求めていた事が判り 現代にたどり着いたのだと言う。作り物のドラマなどより、余程面白かったが、特に、鎌倉・室町時代の「荘園」と言う権力者に都合の良い農業制度には驚いた。しかし、現代でも似たような事は多くて、事実を隠して歴史を語る事の如何に多いことか・・人類は進歩したのだろうかも怪しくなる。
ともかく、情報機器のお陰で教師と対面する様な形で、権威の話を直接聴け、新しい学問に触れられて 終わった後も清清しい気持ちだ。
こんな、田畑の景色を見ると 昔の状態に思いが走る・・・
以前にも、書いたが日本史と言うのは、今まで古文の難しさもあって嫌いな科目の上位に並んでいた。ところが、神戸に住む様になって、旧居留地などを歩き古い建物の説明版など読むと歴史に興味がわく。街中の三宮神社も街中にあり昔、参勤交代で上京した岡山藩の一行が異人の無礼で斬りつけた神戸事件の場所だ。六甲山山頂の徳川道も徳川幕府が二度と問題を起こさぬように山の迂回路だが、今もそのまま残っているのを発見したり・・・。
阪神淡路大震災から19年経つが、神戸の人は災害時の各地からの援助を受けた事を忘れず、誰もが人とのつながりをとても大切にしている。出会う人も親切で、町中に飾られた花壇もボランティアが街を綺麗にしているのにいつも感心してしまう。これも歴史を大切にする事が、地域の誇りにも繋がっているのだろうと考え、これは少し歴史も知らないと話しにも乗れないかも・・と。
インターネット画面の講義だが、横に文字スクロールも出て復習も出来るし、講師の話す内容が面白いのだ。中世の記録は、実は事実は破棄され 残しておくと都合がよい、あるいは有利と言う物が多く、知られると不味い事は歴史に残っていないらしい。従って、記録の読み方は「そうあるべき」で書かれたものか「・・なっている」と事実が書かれているのか両面で、読み取る必要がある。鎌倉・室町時代には、文字を書ける人達は権力を持つ人なので知られると困る事は残っていない・・歴史は、科学なのだから内容は 分析して・・と。
日本の中世の「自由・平等」などは、強者・権力者の世界であり 未熟な世界だった。中世から戦国時代・江戸時代と苦難を乗り越えて、やっと見えたのは 何時の時代も人々は「平和」を求めていた事が判り 現代にたどり着いたのだと言う。作り物のドラマなどより、余程面白かったが、特に、鎌倉・室町時代の「荘園」と言う権力者に都合の良い農業制度には驚いた。しかし、現代でも似たような事は多くて、事実を隠して歴史を語る事の如何に多いことか・・人類は進歩したのだろうかも怪しくなる。
ともかく、情報機器のお陰で教師と対面する様な形で、権威の話を直接聴け、新しい学問に触れられて 終わった後も清清しい気持ちだ。
こんな、田畑の景色を見ると 昔の状態に思いが走る・・・
