碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

2311- この国の行方は・・

2023-11-26 | 日記

 先月の来日-インバウンド数は250万人で、コロナ以前を抜いたそうだ。神戸の街も、電車でも街でも外国の言葉に溢れ それが普通の景色になった。

 円安で物が安いと言う他に、他国には無い習慣文化から新しい企業とか商売のヒントが魅力らしく 外から見たこの国は 事業ヒントの宝庫と言う話もある。確かに寿司・弁当とか例えば フランスでは店に傘袋を置くことで店の評判が良くなったと広まっているらしい。

 戦後の日本は欧米生活に憧れ 真似をし 安い労賃をの活用し低価格で輸出し 更に生産効率を高める工作機械を改良し大量生産して 先端気施術の高級品まで輸出し驚異的な経済成長を達成した。他国を知らない国も 世界から学べば世界と共存できることを知ったが 生活が向上すると有頂天になり今は 他国文化から学ぶ事を忘れ ここ30年 経済は鈍化し デジタル後進国と言われる様になってしまった。

 世界文化を知らなくてもゲームソフトは出来るが 世界中で通用する情報シテテム・アプリは開発は出来ないしこれからも無理だろう。航空機も頓挫、原子力も半導体復活も覚束ないし それでも空飛ぶ車など目指しているが 先端でなく足元の深刻な自動車の公害・生活環境汚染・水資源・自然エネルギーなどの身近な問題解決で世界貢献するのが の方がこの国には取り組みやすいのではないだろうか。

 他に、車も電気製品も修理して使用寿命を延長する様な行政支援があると良い。修理費の高い日本は買った方が安いと考えるが、欧州では修理して使う人が7割だそうだ。今は修理方法はWEBで探せ部品も見つかるので自身で直せる。外から見ると建物は外国同様に立派でも 何でも曖昧で 部屋と同じく頭の中の整理整頓がいつの間にか出来なくなっている国民に見えるそうだ。

  他国情報を探るとフランスの自転車前輪を交換するだけで電動自転車になる事業とか コペンハーゲンでは自転車に簡易サイドカーを付け子供も荷物も載せられ 電車も自転車を乗せ移動することで 自動車から自転車の流れで環境汚染を回避する行政が進んでいるのは一つの指標になる。

 このヒントは中国の廃棄自転車を見たり、環境汚染を見た発想から生まれたのだそうだから 日常の足元に経済を起こすヒントが多く埋もれているのだが・・。 


2311- 接続方式の新旧交代

2023-11-21 | テクニクス

  パソコン歴も長いが、周辺が新方式になる度に 機器の接続コードとか 専用電源アダプターが次々と増えその整理保管にも困っている。普通、新旧交代は旧機種互換が多いのだが 接続規格が変わると互換性はないので特に始末が悪い。

 顧客は便利さと引き換えに 新しい機能を手に入れる度に 何となく増えるので 終いには整理がつかなくなるのかも知れない。

機器の方は種類もランク増るので街で探すのは至難で大抵は通販で購入するしかない。先日も必要がありピンマイクを購入したが アンプ接続しても動作しない・・良く調べると接続ジャツクは3極だと思い込み新しい4極だったのを 見落として購入したらしい。大昔モノラルの太い2極コードから、イヤホン・ヘッドホン・マイクの3極(左右とアース端子)が 定着していたが、近年はヘッドフォンにマイク付となり マイク端子が追加した4極ジヤックが標準となっていたのを知らなかった。新たに変換アダプターを入手するか 古い3極品を買い直すが良くある失敗だ。

 これも主流の USBコネクターが高速通信対応と機器小型化で次々と新構造となり ジャンク箱には10種類以上の長さし大きさの違うコードが増えたのと同じだ。通信機器が小型で軽くなった負債だが更に AppleとMicrosoftの競合で市場が分化しユーザは両用かるので複雑さが加速したのだ。

 今はイヤホンは無線接続のBluetoothとなり、端末周辺機器もWifiになり コード不要も増えてきたが 便利・高速化の進化は進むので 受信・送信部分にもイタチゴッコが続くのだろう。 

  若者は時代遅れな古い技術も仕様も知る必要も無いが 世界中には その歴史を知りながら 新旧の付属コードと付属品を使い分けながら使うしかないが・・。

 

3極ピン根本がアースだが、4極ピンはその部分をMIC・アースに分割したらしい

 

 


2311- 創業百年の畳屋さん

2023-11-18 | 日記

  来年は年男になるらしい、又年賀状の準備が必要とか 歳を取るのは良い事なのかを この時期になるといつも考えてしまうが

正月前にと10年は経つ 畳の表替えを灘の畳屋さんに頼んだ、昨日の朝 畳を引取り夕方には新しい畳に敷き詰めて頂いたが 社長さんは86歳で 指示で末の息子さんが作業するお二人のお店だった。 元気な気の合った親子で仕事も分担して助け合い 如何にも楽しそう、話を聞くと畳の縁縫いは今は機械になり 畳床も新素材が増え 表も樹脂が増え 昔ながらの藁表の産地も業者も少ないそうだ。

 今は、外国人に人気と言われる畳部屋だが 輸出するケースもあり 富裕層に向けた新しい市場が開けるのかも知れない。

  今朝 神戸マラソンが8時にスタートし 5時間経った広場にゴールしてくるランナーに 高齢者も目立つ、多分退職し趣味の これも楽しさとか健康のために 周到な準備をして毎年完走を目指して走っているこれも高齢者だ。

 今年「ライフ・シフト」と言う本を読んだが その人生100年の著者「リンダ・リットン氏」のインタビュー記事を日経オンラインで見つけた。その中で、日本人は「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」と言う伝統的な性役割分担が未だに残る人生60年を前提にした古い考えを変える必要があるとあったが 既にこの様なライフ・チェンジを実行し活躍している人もいる。

 確かに長寿命社会になれば 人生を高い位置から見る必要があり それには健康の配慮と80年を超える生涯も学び続け ワクワクする生活を維持する姿勢は重要だろう、教授によると 世界を旅をしたり、異なる職種を体験 あるいは起業したりして 様々なマルチステージを行き来する。それには 常に「何をしていたいのだろうか」と自問して 日々の出来事に目を奪われることなく人生全般を俯瞰しなさい・・確かに理想的で目指す老後の姿だが 誰でもそれが出来るとはならないだろうけれど。

  私はまだ、体力・気力は自信がなくても 新しいことに興味はあるからましな方だが  歳を取るのは新しい発見もあるし有意義な生活を目指すことを常に考えて生きなさい言う事なのだろう。 

 

 スタートから5時間経っと歩いて完走する人もいる・・ゴールの風景

 

 


2311- 国会中継の意味

2023-11-16 | 日記

 国会中継はいつも変わらず興味がわかないのは 議長が「〇〇大臣・・」と呼び出して 本人は予め提出させた質問回答書を 下を向いて読み 周囲には寝ている議員も見かける風景なのだ。カメラが入り失言を恐れて 質問を事前に提出させて用意した回答で答えたら演出されたセレモニーとなり  結論も裏で決められているのだろう。

   報道される外国議会の中継を見ると 口泡飛ばして大論争し 周囲も真剣で長い論争を経て結論も採決され面白いが この国の国会議論は未開国だと思われても仕方がないと思う。

 基本的に討論・議論は 民主主義の基本を築くピースだと言われるが この国はそれがしっかりと出来ないので 失策も多いのだろう。国や自治体をどうするかと言うより自分達の支持基盤とか自分達の利益で決まるのは恐らく国会に限らず 日本全国に蔓延している風潮だろうが そんなれば 裏に強力な大企業損益の誘導も絡んだ複雑な事になり歪んだ結論になるのだ。

 国民も自分が不便になってもその先を考える人を支持せず自宅近くに駅を作ると言う人に投票してしまうのも原因だ。平和で何でも肯定し 悪いことは他人事で済ませる習性は 今の北欧戦争とか異常気象・経済疲弊・借金財政の中でも変わらないのだがこれこそ最大の災いになってる気がする。

 問題解決の為の議論は 自分が考えつかなかった意見・アイデアを発見して 最大の効果を上げる結論を導き出すことは小学生で学んだ筈なのに・・・。

 WEB辞書によると、ドイツの哲学者ヘーゲルが弁証法の中で「Autfeben アウフヘーベン」と言うドイツ語がある。「否定する・保存する・中止する・拾い上げる・高める」と言った議論をまとめて一段階上の結論を得る意味だそうだ。

 

 


2311- 大型クルーズ船

2023-11-15 | 日記

 昨日は久しぶりに大型クルーズ船が寄港したが横浜から神戸に寄港してその日の夜景を見ながら出て行った様だ。

昼過ぎに狭い神戸の街中を 割り込む姿を見つけたが 屋上には 遊戯施設・プールと船内の豪華インテリアが最近TVCMに頻繁に紹介されて有名になって、高級クルーズ代表だった飛鳥・日本丸・ダイアモンドプリンセスの国産勢は少し派手な外国船に押されて影が薄くなった感じがする。

   5年前にフランスで建造された17万t-全長319mで乗客5500人の巨大さと 屋上にディズニーランドを乗せた様なクルーズ船だが 価格提示が10日間で10-40万円と言う価格は 日割りすると 国内旅行と変わらずキャンセル待ちも出る人気になっているらしいから その人気も半端ではなさそうだ。

 外国船なのに先月も2回、今月も寄港して日本周辺を回っているのは フェリーツァーも増えているので 島国の海洋民族を思い出したのか 船旅が見直されてきたのかも知れない。

 先月はこの船に続いて「セブンシーズ・エクスプローラ 5.5万トン」も 今年初めて日本に来た白亜のクルーズ船が二度も神戸に寄港していたが、モナコで生まれ、米国船籍の世界一豪華と言わているそうだ。

 多分これは高価過ぎて 私には無縁だが 頻繁なクルーズ船の行き交う様子を見るとコロナが安定だけで無く この国にも富裕層が多くいると言う事だろう・・それでも 世界を駆け巡る青空の客船の姿はいつ見て美しいし夢が感じられる。

 

 MSC Bellissima 7万トン  関東から西日本・台湾・韓国を10日間程 巡るようだ

 

 夜の姿は 旅行会社のPRから

 神戸港のSeven Seas Explorer