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碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

1902- 飛鳥Ⅱが寄港

2019-02-28 | 日記
 日本籍最大の客船「飛鳥Ⅱ-五万トン」が寄港する予定を知り 近くのポート・ターミナル駅まで歩いて行って見る。
飛鳥Ⅱの母港は横浜、春は国内クルーズで忙しく今朝 午前中寄港したのに 午後2時には出港すると言う。出る直前に間に合わせて 真近で初めて見た船体は流線型でとてもきれいな形だった。
 クルーズ旅費は高額なので乗れそうも無いが、内部も食事もとても良いと言う評判、 この二代目の飛鳥(Ⅱ)は初代の二万八千トンから大型化され同じ 三菱長崎造船所生まれだそうだ。

 現職の頃、社会人育成の一環で「青年の船」と言う定期教育活動に「飛鳥」が使われて毎年 部下の中から一名を選抜して行かせていたが 肝心の本人は乗ったことも見たことも無かったが 1900年代で 当時は「初代 飛鳥」の事だった。それでも帰社報告会では「生まれて初めての豪華船で、夢の様な・・」と参加者が皆興奮していたが 当時の飛鳥も日本郵船所有だったが企画するクルーズは常に満杯な人気で 就航15年目で 次の大型化がどうしても必要となり 飛鳥はドイツのクルーズ会社に売却され別名で今も健在らしい。

 初代「飛鳥-1991就航」だったが、2006年に後継として全長も定員も増強した「飛鳥Ⅱ」が就航し現在に至っている。所属は日本郵船で全長241m、幅29.6mで最大速度21ノット、客室定員872名、乗員470名だそうだ。速度の1ノットと言う単位は、馴染みが無いが1ノット=一海里(1.85km)/時の速度単位を言うので 21ノットは 約40km/時の速度に相当する。

 船が港を離れる時、タグボートが船尾を押していたので 今時の大型船は 横軸のプロペラが前後にあり 旋回など自身で出来るのに・・と疑問になり 見送り旗常連の年配者に聞くと「確かにそうですが、今はタグ会社は仕事が減り苦しいので クルーズ船側がタグ手配を依頼し仕事を与える意味と 船のパイロットも操船はタグに任せた方が楽であり安全だからと聞いてますよ・・・共存共栄の精神ですね。ハ、ハ、ハ」と教えてくれた。二人で話していたら、遠ざかる飛鳥を見ながら別の年配者も 見送りの元ミス神戸のお姉さんも話の仲間に入り 港の話まで拡大して・・船好きの船の話は切りがない。








1902- ダラー・ストリート ・・What ?

2019-02-19 | 日記
 先の「ファクトフルネス」を読み終えた。著者は公衆衛生の医者だが、世界各地で講演に呼ばれ その時に使ったプレゼン資料が本にもネット上にも紹介され 補助資料として見るのも理解の役に立った。
 講演内容は世界で毎年開かれる「TED Confarece」と有名な講演会は70人のパフォーマーと千人の聴衆で 5日間開かれ 多くがTV放映となる程のもので良く見ていたつもりでも 国内にはあまり紹介がなく この本を読むまではTEDにあった事を知らなかった。
 環境問題のアル・ゴア元大統領、又ビルクリントン元大統領・大企業ビルゲイツも講演した 格調高いプレゼンで多くは日本語で訳され自由に見る事もできるのだ。
著者ハンスロリング氏の講演で、著者が世界の人たちに何を伝えたかったのかも理解出来た気持ちになった。ハンスが亡き後、資料作りに協力してきた子供たちが成人して 今は父の遺志を引き継ぎ世界にそれを伝えている。

 娘さんが考案した「Doller Street・・世帯収入ごとに見る世界の人たちの暮らし」と言うプレゼン資料は 先の「平均寿命と月収入」とは違う実際の写真を並べたものだが 収入を基準に於いて 世界中の人の生活を細部にわたってウォツチし比較できる判りやすい資料だ。
 アンナ・ロスリング・ローランドさんのTEDを見たが日本語版もあり、この貧乏人もお金持ちの生活は 実は世界中みんな同じだったのを知り「何処の国では・・」と言う話とかニュースは 誇張され過ぎていて平均的な実態は正しく伝えられていないと言う事も良く分かった。

 今朝の新聞に、子供にスマートフォン禁止する校則を教育行政で検討すると言う記事があったが これなども収入レベル・田舎も都市も関係なく一律に決めてしまう事の如何に多い事か・・この本を読んだ人は、人それぞれの環境があり それは間違った議論ではと疑問を持つのではないか。

 この本はビルゲイツ氏が、絶賛し米大学生に無償提供したらしいが この資料は「オフイス・バワーポイント/エクセル」なので自身の商売にも狙いがあったのだろう。しかし、オフイスでこれ程の技術は、恐らくはMSスタッフも関わっていると想像してしまうが ツール活用と新表現アイデアを生んだ超人がいるのは驚きだ。この資料があったからこそ 世界に大きなインパクトを与え本のベストセラーも達成できたのだ。
 これも一つの本に書かれた意見と言えば、それまでだが情報で溢れる現代に一方的・偏向的な考えは危険でありその警鐘を世界に知らせたかったのだろう。

 昨年のニュースとなった「TEDのアンナ・ロスリング・ロンランドさんのプレゼン画面・・検索で「TED 世帯収入ごとに見る・・」


 月収入別に世界の人々の生活を分けてデーターを並べる・・今まで忘れ去られていた要素だったのかも

1902- 生活環境の変化

2019-02-18 | 日記
 家の近辺は、田畑の広い土地が次々と 売られて埋め立てられると不動産会社の上り旗が掲げられて プレハブの家が建てられている。
ジムに自転車で通うが、建築現場から聞こえる音が電動ドリルとか 打ち込み電動音で 現場作業者も少ない。重機がパネルを運び込むと二日ほどで家が出来てしまう。建築現場と言えば、カンナとノコギリ・金槌の釘打ちの音がするものだったがそれが 全てが工場加工となり 組立作業となり知らない間に家が増えているのに気が付いた。古くなり売り家になった日本建築の住宅も、使えるのに壊されて更地になり 同じ庭も無い大きなプレハブ住宅も一緒に並ぶのだが 太陽光パネルも付いた街並みを見ると 中近東の岩屋の町が並んでいる様な 緑も空地も少ない 何か殺伐とした風景になって行く気がする。これも、住宅を求める側の 新築のプレハブに人気があるからだろうが 大工職人はもう不要になったらしい。

 先日、風呂場のリフォーム相談で業者さんが 来宅したがタイル職人も左官職人もいないので「バスユニット交換」で風呂釜も全部入れ替えるしかない・・と言う話で中止したが 職人が消えたのもこんな時代背景があると言う
 
 昨年暮れに、愛用していた自転車のカギが壊れたので近くに買いに行った。丁度26インチ(590cm)商品がなく全部27インチ(630cm)ばかりで大きい車輪の方が軽いと言う販売店員の勧めもありそれを購入したのだが サドルとハンドルの距離かあり私の乗ろうとする時に引っかかることがあるが確かに走行は楽になった。
 私は身長160cm少しなのだが、現在の標準は165-180cmになり27インチが主流に市場は変わっているのを教えて貰った。今は、トライアスロン競技の自転車も26インチは禁止で、今は世界標準は27-28インチなのだそうだ。古い自転車は、カギを直せば使えるのだが分解もできないので仕方なく廃棄処分したのだが・・。
 26と27の差は4cmもあり身長160cm以下の人は足が届かないが、日本人の平均身長が伸びて当然 市販自転車サイズも今は違っているのだ。

 世の中は安定し、昨日も今日も同じだと思いがちだが 身の回りを良く注意して 少しづつ変わる世の中の変化を確認し 知識を変えながら生活しないと 古い化石になってしまいそうだが 貧乏な時代の物を大切にする文化が消えて、修理するより買い替えた方が安い・・と言う論法と修理もできない環境は何か みんなで間違った道を歩いているようだ。


1902- iPhoneの リンゴ・ループ

2019-02-17 | テクニクス
 昨年購入した iPhoneは、意外とあまり活用する機会がない。携帯デジカメとしてはとても便利なのだが、通話機能は普段は必要がないからだ。
しかし、音楽再生で活用していた Touchは廃棄した代替器として これは無いと困る道具なので 常に手元に置いている。
 コンテンツは音楽と本朗読もあり聴き終わると、入替えのために同期処理をするが先日 同期画面にアップデート督促がありうっかり実行してしまった。
ところが、10分程後に端末がリンゴマークが表示したままフリーズ。指示コメントがあるが、全く動かなくなった・・調べるとこれが「リンゴ・ループ」と言うiPhoneバグだったようだ。

 脱出方法を調べて、操作をやり直してやっと回復したが、結局リカバリーと言う購入状態に戻す初期化する羽目になった。
登録情報をやり直し、入っていたコンテンツはiTunes同期で意外と簡単に戻すことが出来た・・iPhoneのリカバリーは以外に簡単に出来るのだ。

 黒リンゴ表示のフリーズ状態・・初めて見る画面だった


 電源とホームを10秒押し→ ホームだけを放すと接続表示が出るとリカバリー・モードとなる

1902- ラストエンペラー(1987映画)

2019-02-16 | 日記
  面白い映画を探していて「ラストエンペラー」と言う古い映画を見つけたが 残念ながら英字幕はあるが 日本語訳がない。
昔、シアターで観ているのでストーリーは判るからと思い見始めると 英伊中の合作のせいか 字幕スピードも遅めで字幕英語も易しく楽しめた。坂本龍一の音楽も好きなこともあって 英語の復習テストの様だ・・会話の省略もあったのかも知れないが 投稿者が自分の英語学習で編集作成した様な気もするが・・。
 物語は西大后から指名され満州国最後になる皇帝として愛新覚儀の生涯を描いた長編映画で後にアカデミーを受賞した。この映画を観ると、中国と日本軍の1950年頃背景の歴史を知ることが出来る貴重な作品だろう。

 コンピュータグラフックの大袈裟でない、昔の西部劇の様な壮大なスケールも良かった。会話に皇帝と下位の者との会話が多いのだが、家臣が陛下と言う意味の「Your majesty」と言っているのが 私の皇帝様と言うのは「my majesty」が正しいのではと変に引っかかってしまい 早速調べて見た。
するとmajesty・・陛下・尊敬・威光と言う複数の意味で、位の高い人には「あなた様のご威光に対して申し上げます」と言うことなので「Your majesty」が正しいのだそうだ。
 納得はしたが昔、米大統領がローマ法王に会った際に「Sir」と言い周囲から笑われたがsirは準侯爵・伯爵に対する敬称なので 英国人からするとそれは失礼だと言う理由だったがこれも似たような勘違いだつたらしい。
 日本語学校で正しい日本語を覚えた外人が、最近TVでも使われる「・・繋いで・結果を出す」と言う日本人の主語のない話を聴き 意味不明と言う例の様に 言葉の使い方・意味・慣習どは その国に馴染まないと世代でも変化するし 母国の言語学習だけでは習得できない難しさがあるのだろう。