古いマンション(築38年)は建物内部は当時の電話回線で、高速光契約になってもVDSL方式で速度は遅いままになる。しかし利用者が増えたためだろうが 時々回線切れがあり 都度電源を入れ直して復旧させているが 先週やっと建物内に光回線工事する事になったが 事前調査で前入居者がコンセントをリフォームした時に回線保護のパイプを切り 我が家の場合は別工事しないと出来ないと言う結論となり 現状維持で行く事にした。
通信速度は100Mbpsから10倍の1Gbpsとなり接続機器も電源不要でシンプルになるそうだが、私は速度より 接続安定化だけを期待していたが仕方がない。電話回線も光電話の欠点である停電とかシステムダウンで通話出来なくなったが 技術は進んでも切換えは簡単には行かないし デジタル特有の欠点も付いてくるのだ。
電話回線もダイアル式がプッシュ式に変わり、ワンタッチで相手に電話で切る様になったので電話帳も必要なくなったが光電話が停電で使えない欠点が追加された。災害時の停電では、公衆電話も消えスマホは中継局が被災すると使えない・・世の中のデジタル機器は停電とか災害・システムトラブルの無い条件で便利が保証されているだけだ。ショツプ会員カードもは廃止されスマホによる QRコード登録にしたが カード不要になっても スマホで全てを済ます不安と 登録出来ず 放置してしまう人も多くいるのだろう。
デジタル化と高速通信の普及で、現金不要のキャツシュレス社会になり自動改札から 未来のクラウド預金・自動運転なども天災の備えも不十分なこの世の中に デジタルの人災リスクが追加される。トラブルになれば 複雑化したシステムが絡み合い「想定外」で解決不可能な不安は増えて行くばかりだ 。
電話と言う通信は、狼煙を上げたり手旗信号・モールス信号から進展した音声通話だが 今でも天災による陸の孤島になるとこの方法が役に立っているのが 不思議な気がするが・・・。