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碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

2505- 3次元設計の見落とし

2025-05-01 | 学習

 私の3Dプリンターも、ホットエンドを毎回交換している内に ヒーターとセンサーの細いリードも危なったがているが ベットを金属板に変えてから剥がれも途中停止も減少したのは失敗の積み重ねだろう。設計もボール転がしの難度のある構造は、設計では完璧と思っても精度が低く動きが悪い、紙の設計と違い 簡単に立体設計出来るので 3面図なら部品の渉などのミスが見つけ易いのに 見落としが増えて これも何度か失敗し 作り直し して学ぶしか方法がなく 改めて経験から学ぶ事の重要さを思い知るが 所詮は玩具並の機器の限界なのだろう。過去は親とか上司に叱られながら 仕事では自分の設計が原因のクレームで起こし全国の北から南、米国にまで出張した苦い経験があるが テストもして製品化するので構造より材料原因が多かった。

 後始末も周囲・上司から支援・応援も受けて 一人ではない安堵感もあり最後まで仕事が出来た事を思い出したがいつまで経ってもこの失敗から学ぶ原則は変わらず人間はバカな動物なのだと思う。

今,電車内でスマホに熱中しているほぼ全員の若者達を見ると、危うく思うのはスマホもアニメも経験で無いし 怒られたり叱られる経験も無ければ 社会でそんな場面に出会うと挫折するのだ 広い公園が多いが遊び・スポーツに熱中する元気な若者も少ないし 友人同士の会話する風景も見ないが 多くはスマホの架空の世界にいる方がストレス無く安堵感があるからだろう。

 未来は益々、混沌として 日本も否応なく世界に飲み込まれるが 過去に指導された事でしか働けず 変化に対応できないなら従う事しかないではないか、何でも未経験を克服する事で 人を育てなければ 多様になる社会環境には対処できないのだから・・。

 

 迷路に6mmボールが レールを通過しない・・設計余裕が不足だ


2407- 司馬遼太郎の本

2024-07-24 | 学習

 生活の中で使われる"コスパが良い"と使われている略語は安いから買う・・意味はあまり好きじゃない。物の価値にアートな部分とか信用ブランドなどが欠けた商品など意味があるのか・・と 更にタイム・パフォーマンス・・タイパ の良い行動様式、つまり時間を効果的にと言うのも 旅行会社の中身の希薄なツアーの様で 実行しても何かが欠けて満足感のない行動とか。損得を考える前に「それが必要か、目指す目的は何か」を見定めなければ 現代人は忙しくて無駄が多くなるばかりだと思うのだ。

 そんな現代行動に欠けたものを見直してみようと 司馬遼太郎の本を読み返して見た。有名な作品は 昔にドラマで見たり本も読んでいるが ブックオフ店で探すと 未だ他に読んでなかった作品も多く 特に雑誌連載のエッセイの文庫本は知らなかった、全巻必要な播磨灘物語は通販に手配し 店頭で見つけた「この国のかたち」「以下無用なことながら」など短編集で文字の小さくない文庫本を9冊購入した。中にあった「以下、無用のことながら・・古本の町」 古本屋を愛した作者によると 明治・大正時代は本屋さんと言えば 古い本が常識で紙幣と同じ様に人から人に流通していたのだと言う、多分、今の ブックオフが町中にあり庶民が安い価格で高価な書物も自由に購入出来たのだろう。

 作品の「人・地方・地名・宗教・幕末・文化・歴史」など 改めてその知識の多彩さと膨大さに驚くが、大正生まれで外語大学で蒙古語学を専攻したと言うから 若くから桁が外れた人物だったらしい。かつて私も 坂の上の雲、竜馬が行く、菜の花、同じ時代小説で吉川英治の新書太閤記など 一時期夢中で読んだ記憶があるが 日本は五島が連なった島国で孤絶した地理的な環境に生きてきた国なのだと思い知らされる、欧州大陸は多言語と国毎に違う文化と社会体制を持ちほぼ均一性があるが彼らは庶民でも他国に渡り親戚も多く自国と比較することが簡単で 政治外交と言っても地理的な現実の利害関係で結ばれる政治技術が常識なのだ。

 我が国にそんな経験も知恵も無いのも当然で 大陸からは東方末端の島の一つだと思われる歴史も仕方がないが今はグローバル化になり半世紀経ってもそれが克服できないでいる。日本国内も地域性が多様にありそれは 米の1/26の面積でも東西南北3000Km、沖縄・北海道の距離は3300Kmの横長だからだ、農業の国だったので 変化を好まず「一生(所)懸命」と言う様な みんなで命を懸ける・・行動習性は昔も今も変わらない。歴史も世界知らずで失敗した戦争も 偶々成功した経済成長の原因も全てそこにあるようだ。作家が江戸時代と戦前戦後を調べ尽くして作られた作品と 作家は貴重な存在で調査によるとこの作家の再読率は78%と言う高率で常に本屋さんにも並んでいるのも納得できるが  もっと現代に生きる人々はこの国の世界の座標位置を見直す為にも 参考になる筈だ。

 面倒だと安直な商業主義の映画・漫画化は読む編集者の能力とか 売るための作品になり タイパは良いが 作者の伝えたい内容は1/100程度しか伝わらないだろう。昭和恐慌の子供時代のコラムには「倒産・夜逃げはざらで失業した人は故郷に帰る旅費もなく野宿して歩いた」とあり、戦争で学徒出陣になり幹部候補生で戦車隊に配属されたらしいが絶えず笑顔の軍人らしくない好人物だった様だ。阪神淡路大震災の翌年に73歳で亡くなり、数年前に生誕100歳だったらしい。もし、ご存命だったら今の世の中は何を言われるのだろうか。

 

 暫くは読書の秋だ・・

 


2407- 仏映画の翻訳

2024-07-06 | 学習

 古いフランス映画「海の沈黙」と言う秀作の字幕を翻訳してみた。仏語を英語字幕にして それを和訳すると言う作業だ。

作品は90分なので 2週間程掛かったが、長い言葉を1秒で字幕にするのだが 不明単語も多く「Google翻訳」を利用し長い訳は 次画面に続く形で追加表示させるたが 自動翻訳の文字が多過ぎて読み難いのとは違って 判りやすい字幕映画にかることが出来た。

 映画は、1941年のドイツ占領下のフランス地方都市、ドイツ軍将校ベルナーが老人と孫娘の暮らす家に同居することに。彼は大きい家の2階部屋に決める、フランス文学にも詳しい作曲家で 彼が 家族の部屋の前で毎朝、晩に挨拶して仕事場に出掛けるが家族は何の反応もない。家族は自国の占領軍には ひたすら沈黙でしか抵抗するすべがなかったのだ。

 同居3か月のそんな交流でも、彼と家族の間には 相互の心情が少しずつ伝わってくると言う作品。村には食料も枯渇し、隣近所の助け合いとか 中にはレジスタンスに走る知人も存在する 占領下で暮らす戦争最中の状況が理解できる素晴らしい作品で 途中で投げ出すこともなく 最後まで作業した。監督は「ギャング」で有名になったジャン・ピエール=メルビルで彼の長編レビュー作だったのだそうだ。

 字幕作りの大変さは理解できたが・・でも、暫くこの作業は休止としておこう。

 

 仏映画の英訳なので、英訳も比較的シンプルだった


2406- 性善説は昔話に・・

2024-06-24 | 学習

 人間は本来善人なのだと言う「性善説」で自動改札装置の開発者は ゲートは常に開いている扉構造にしたのだと開発に関わった人からに聞いたことかある。世の中の情報システムの外部攻撃でセキュリティが壊されるニュースを聞くと「そんな悪い奴はいない筈だ」と言う日本人の考え方はもう世界では通用しない時代になったようだ。

  フリー映画のNサイトが数か月前から停止して、今も復旧出来ない理由も外部攻撃で システムが動かせなくなったからだそうだ。人気投稿サイトは個人情報もあるし、関係先も広範囲なのだ。洋画は日本語吹替で良く利用していたのに 仕方なくYou洋画を自動翻訳して閲覧しているが 会話は複雑で全部字幕にされると画面が見えないし読み終わらないで次画面に行ってしまう。

 日本語の字幕スーパー(Subtitle)は複雑な会話を要約し 1行10字、2行までの基準で作られたのも初めて知ったが 他国では音声吹替なのに この国だけがオリジナル音声に拘る大衆の意見で字幕になった歴史があるそうだ。英字幕にすると名作も少し違う 別作品を見た感じになるが 複雑な会話を短く要約する字幕作りも大変なのだと知る。今の時代は字幕は面倒と嫌われて吹替が主流だが 翻訳もその方が簡単で 世の中はスピード重視で面倒なことは流行らない。

 サイバー攻撃は世界中の 銀行・企業・行政システムなど話題になるが、欧米の復旧は大抵 迂回路が用意されて早期に復旧するのに この国はデジタル化では 自社のシステム更新とか個人情報漏れの不祥事が毎日の様にある。デジタル化整備も急務だがその前にセキュリティ体制をしつかり整えて 今は「性悪説」でシステム構築をする必要があるのかも知れない。

 行政でも日本語の「漢字・読み方・ひらがな・カタカナ」 地域管理も「都道府県と市町村」で違うのが問題だがその複雑さを解消する事が先決だと思うのだが・・・。

 

 

  常時は閉めたら、故障も増えるし・・

 


2403- AIで検索

2024-03-23 | 学習

 Duolingo英語学習も慣れて次ステップに簡単にクリヤー出来るので 覚えたフレーズを会話で試したいが 時々Tolkingとhearingはあるが残念ながら会話までは出来ない。

 ChatGPTの質問でAI ロボット英会話を調べると10倍程の英語文回答が帰り2-3調べたが少し会話が早かったり難しかったり月課金も発生あって 少し敷居が高い様に思えた。

 簡単会話ならApple siri でも可能だが物足りないので調べて行く内に「Gemini ジェミニ」と言うAI-Chatを見つけた。検索に強いGoogle系で先発 ChatGPTと似ているが違 いはGoogle Driveに連携され 会話は筆記でも音声でも日本語でも英語でも何でも 選べるようだ。英会話の推奨は「ELSA,POLYGLOTS,Plang,SpeakBuddy・・」があり これも比較検討してみるつもりだ。

 その前に Geminiの実力を試すのに「日本円の推移と出来事、ミステリー小説の書き方、日本の代表料理」と質問した回答を読むと、何でも応えられる先生だ。特に日本円レート推移と出来事の表は 作成には大変なのだが瞬時に一覧が表示されるし これを現代の教育に活用したら教科書の内容などは古いし 未来の教材になるのではないだろうか。

 この国ではAIの活用と同じくらい「AIをどう規制するか」と言う論争が多いが 元は人類が集積した知恵を 質問に応じて抽出された文献と同類のものなので先に活用出来た者が勝者となり 種々の問題は後から時間が解決されると考えた方が良いだろうに。

 後発なのでGeminiは基本無料だが 他に有料版Advanceもあり 内容も精度も未だ進化途中らしいが プロビジネス向けなので 将来はこれが本当に 人間の頭脳を越えるのではないだろうか。

 

 Gemini の初期画面

 

 Q!・・日本円推移と主な出来事表を作成                                                      Q2  ミステリー小説を書くには 

 

 Q3 日本食の代表・・因みに4位はラーメン