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碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

1805- 自動翻訳の技術

2018-05-28 | テクニクス
 国内メディア・ニュースを見ていると、世界の狭い 一部地域の限られた情報だけが 脚色されて与えられている様な気がしてきた。
海外在住方が、盛んに情報発信され 日本国内ニュースは少し偏向気味と投稿記事を読むと 日本人でも生活文化が変われば受取り方も違うのだろう。
 陸の動物が海の魚を 「変わった奴らだ」と言っている様なものかも知れないが。

 昭和期では、メディア情報が社会の先導してくれるものだと信じていたのだが 平成に入り新世紀となった頃から 逆にメディア情報は出遅れているのではないかと不安な気持ちになる・・情報ネットワークの急速な進展で、国内・海外の情報を ステレオで読めるようになったのも原因だが 大きな要因は 英語圏に情報が自国語で自動翻訳される最近のツールのせいもある。

 日本は国の形ではなくて 実際は日本語の壁が島国にしていると思う。閲覧ブラウザはグーグルクロームを使っているが、拡張機能を入れてから 海外情報が難なく読めるのだ。同じニュースなのに何で こんなに見方が違い どちらが正しいのかと比較しながら考えてしまうが 顕著なのは国際会談後の記者会見ニュースなどで自国と相手国の夫々の結果発表の解釈の多くはまるで違っている、成果がないのに大成功たったとか・・大抵は反論も無く 放置されてがもう仕方が無いのだろうが 国内ならこんなのは会議をしたことにならない。

 そんな結果から特有文化と、独特な言語の日本はグローバル世界に物流は出来るが コミニュケーションの世界には異文化障壁があり中々克服できそうもないと思うのだ。それでも今更、鎖国して日本文化を守る事も出来ないので この島国は固有の特殊文化を武器にして 観光と日本食でアピールするしかないのかも知れない。
 
 Google Chromeの設定で、簡単に翻訳されるのは凄い技術だ

1805- 仲間から山行レポート

2018-05-24 | 山登り
 春山の雪渓の写真が送られてきた。連日晴天で、幸運な山行だったことが良くわかる。
今週から、長野県中央アルプスに登った仲間から 無事下山の報告だが 近くにいたら、一緒に行けたかも知れないと思うと残念な気もするが・・・。

 私は、雪の残る春山が大好きだ。荒い呼吸を吐きながら、足に付けたアイゼンのサクサクと雪を削のながら登るのは 他では味わえない清々しさなのだ。
そんな機会もあるのだろうと、登山道具の中には使い古したアイゼンも、シモンのピッケル、深い雪を歩くワカンも買い直した最新のアルミ製にして今も大切今にしているが 見るたびに多分 もう使われることはないのかも知れないと思う辛い思いがよぎる。
 でも仲間から送られた計画書のルートを確認とか、山行レポートの賑やかなテント風景の写真を見せられると いつも胸がワクワクするこの山の魅力は何なのだろう。






1805- 古い製品の樹脂劣化

2018-05-23 | テクニクス
 棚の奥にしまい込んでいた、40年前の古いカセット・ラジオを見つけた。
ソニー製だが当時、無線機などのデザインに使われていたが赤いLEDがグリーンのダイアル面で動くデザインで 無線機とか船舶レーダーの雰囲気がありカセットに用が無くなったのに保管してあったようだ。付属コードも無いので 別のコネクターを探し出して 電源を入れるとラジオもテープ・カセットも健在。通常、カセットはゴム類が耐候劣化で切れているか、伸縮も無く使えなくなると思っていたので これには驚いたのだが・・昔のソニー品質だったのかも。
 裏側の電池ケースとかアンテナ保持での樹脂は、さすがに劣化していたので無水エタノールで拭いてブラシ清掃したら暫く使えるラジオ・カセットに復活した。

 この古くなった樹脂劣化は、表面つやが無くなりベタつく加水分解と言う現象だ。
樹脂は、意外と早く劣化するので この知識を持った設計技術が大切なのだが ブランド品は高品質だが アジア製品がすぐ壊れるのもこの辺りの部位機能に見合った素材選定の技術力に差があるのだと思う。

 樹脂生成する際に、水のH(プロトン成分)とOH(水酸化物成分)を分割し生成されるので H2O(水成分)は皆無になるそうだ。それが長い使用とか、保管している間にい湿度環境で吸湿が起こり、素材が元に戻ろうとする化学反応らしい。他にも鉄の代替え樹脂と言われた「ポリカーボネート」でも 日差しに長く晒して見ると半年で ボロボロになるが これは耐候劣化で紫外線の影響で分解してしまうのだ。シリコーン樹脂でも、過去に失敗した経験を思い出した。

 石油化学のプラスチックは、人間生活を豊かにしてきた功労者だが 金属とは違う環境による弱点は意外と多いのだ。
流行りのトレッキング・シューズのウレタン底が、履いていないのに靴底が突然 剥がれたり ストレッチ繊維が3年で伸びたままになるのもこれが原因らしい。


1805- 関門海峡の歴史

2018-05-20 | 日記
 先日のクルーズ船が、晴れた午前中に釜山から四国沖に抜ける 狭い関門海峡を通過したが 両側の北九州の門司港と下関を眺めながら思い出した事があった。
全長三百メートルの船が、六百メートルの狭い関門海峡をゆっくりと通過するのだが 九州には過去何度も行っていたのに この海峡の景色には日本の海岸の地形の複雑さを改めて認識させられた。

 船上の人々は、デッキでのんびりと過ごしていたのだが 10年位前に門司港には行った事があり 関門海峡は狭いのも知ってはいたが生憎その日は 天気が悪く橋の辺りだけが狭かったと思ったのだが この海峡が複雑に曲がっている両岸の景色は作り物の様な不思議なものだった。

 その時に泊まった門司港も歴史ある港町で、珍しい輸入食器とか古い図書館など面白かったが 巌流島の船は波が荒いとかで対岸下関の「赤間神宮」とか日清戦争の講和条約を調印したと言う「旅館 春帆楼」を見て回り 漁港の魚売り場が元気だったのと 今でも当時貰った「赤間神宮」と書かれた赤い変形団扇が家に残っている。

 ネット辞典ウイキベディアで、歴史を調べると約六千年前に 九州と本州が分断して海峡が生まれたそうだ。1612年に宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が巌流島で行われ 1863年に山口長州藩が米国商船を砲撃し下関戦争になった。
 1895年に日清戦争の講和条約が、結ばれ1942年に関門トンネルが開通し、1983年には高速道路が、1975年には新幹線、と言う歴史で 平家が敗れた「檀浦の戦い」の古戦場も下関にはある。
 
 日本地形も、海岸から眺められる機会は少ないのだが 更に船は四国の南を大阪湾に向かって 佐田岬から足摺岬を確認し 室戸岬ではもう暗くなって見えなかったが多くの点在する島々にも人が住み生活しているのだ。

 海から列島を眺めると 長崎で生まれ育ったご夫婦が宮崎・油津の飫肥(おび)城下町は 交通も不便で余りにも遠いので行った事がない・・と言われた様に 昔栄えた港町など 海路から見ると まだ知らない歴史の秘境が国内には多くあるのだろう。
 私も、寄港地予定の油津・飫肥など字も読めない位だったが ツアーに参加した外国人が多いのには驚いた。京都・奈良を知り尽くした外人が、南日本を探訪したいと参加するので世界視点で事前調査してこられるのだから もう日本人より日本に詳しいのかも。
 







1805- 漢方の薬剤師さん

2018-05-17 | 日記
 私は、幸い医者とかはあまりお世話にならないが 歯医者だけは行かないとダメな歳になった。
弟が「頸部変形性脊椎症」になり、今月予定した山登りに行けないとの報告で医者から幹部の湿布と薬で治療しているらしい。高齢化になると、人様々な障害が出てくるのは長寿命化の代償なのだろうが 出来る事なら体に負担を与えずに続いてほしいが健康不注意代表の様な生活をしてきたが 遂にそれも問題になってきたらしい。
 先日、妻が行く漢方薬局に付いて行ったのだが 待ち時間に薬剤師による無料診断をしてくれると言うので受けてみた。話を聞いて行くうちに今の西洋医学の治療方法に少し疑問に思ったことがある。最近は、西洋医学のお医者さんも来店されて治療に漢方を取り入れている医者も増えてきました・・ともお聞きしたが。

 漢方の中医療の考え方は、人間の体は五臓の機能がお互いに助け合い 抑制しあって健康を保っていると言う症状に至った原因を改善するのが漢方薬なのだ。確かに人間は生物であり、花が枯れるのは根の水分栄養が足りないのと同じで 血とリンパが体内を流れているので症状の部分原因だけではなく 全て体内で繋がり相互に関係しているので 全体循環している道筋から ゆっくりと改善して行くのが中医学なだそうだ。

 しかし、西洋医学では症状のある患部に効果のある薬品とか手術をして治療するが 暫くして再発するのも体の根源まで直していないからだと思える。
機械なら、壊れた部分を修理すれば良いが 人間も機械の様な扱いに似て症状に合う専門医に行くか大病院に行っても各専門医を回されて部分の専門医ばかりで総合的に診断する仕組みが欠けている様な処理は問題がある気がする。渡される薬品にも強い抗生物資もあるが、長く飲み続けるのは要注意と言うネット情報もある、以前にもコレステロール値が高いと飲み続ける様に言われた薬が 登山中に足が動かなくなった原因になったと後で知ったことで医者の薬には用心している。言われても飲まない薬も溜まってしまったが 無駄でもあり少し問題もある。長く医者通いする人で、中々症状が改善しないのなら 漢方を試すのも良い様な気もするのだ。

 最初に「心・・心臓・循環器 肝・・肝臓・血液 腎・・腎臓・中枢神経・造血 肺・・呼吸器・喉・気管支 脾・・脾臓・胃腸・消化器系」の5臓の機能説明があり舌を出す様に言われて診断。薬剤師さんの結果は特に悪い部分は無いが、高齢化による体機能は低下しているのが色で分かると言う。

 胃腸を掃除して血流を助ける「ササヘルス・・熊笹エキス」と「牛車腎気丸・・ゴシャジンキガン」と言う老化による生命エネルギーを蓄える腎機能に働きかけると言う二種類を勧められたのでこれを貰い暫く飲み続けてみる事にした。

 相性・・互いに働きかける 相克・・互いに抑制する と言う意味らしいが 眺めてみるとやはり人間は機械ではない