世界の知識人でお金持ちが年一度、集まるスイスの「ダボス会議」と言うのが今年も1月に開かれたそうだ。50年の歴史もあり、創設者はスイスジュネーブの事業家で大学教授だったらしい。
お金持クラブと比喩されているが、今年は日本を除く世界の首脳も集まったそうだ。今年のテーマは「Creating a Shared Future in a Fractured World ・・破壊された世界で共有する未来創造」。
21世紀は「思想・ビジョン・志・戦略・戦術・技術・人間力」という7つのレベルの知性を垂直統合した人材が「21世紀の変革リーダー」として活躍すると世界のトップリーダーが2500名も集まったと言う。
経済金融ばかりの話題では無いので、何故か日本政府は参加してなかったらしいが 一般の知識人とか常連も多いのだそうだ。元国連の緒方貞子氏も「ここに来れば世界の要人と自由に会話できる」と毎年出ていたと言う。
スイスの保養地であり、冬スポーツも楽しめる場所で 世界の富裕層にとっても楽しい場所だ。昔から動物も人間も、仲間を仕切るのは最も強い者、権力とお金がある者なのは 大昔から不変なのだ、その力を持つ人々が一堂に集まって紛争を避け平和的に自分達の利を守る方策を探る 意見交換の場なのだろう。
今年は米トランプ大統領も出席し、注目を浴びたそうだが 国連とかGセブンよりも この会議の位置付けは テーマに幅があり人類が関心を持つ多分野に跨るので 高い注目を集めている。
日本のニュースでは、トランプ演説しか報道されていなかった気もするが・・・グローバル議論は既に、一周先を行き「データ独占の弊害」、「ITメディア企業のデータ独占」と監視による社会の悪影響が論議されていた。
我々庶民には、縁のない雲の上の世界だがデジタル情報化で全ての個人情報が把握され制御出来る様になるとなれば 庶民も無関心では済まないだろう。
参加された慶應義塾大 岸博幸教授の記事を読んだが「ジョージ・ソロス氏のスマホ・SNS有害論」の鋭い視点の紹介がされていた。「今のデジタル時代は、非常に有害でおそらく不可逆的な事態が、人間の注意力や意識に起きつつある。それは単に集中力の低下や中毒に止まらない」と言う内容だ。
つまりITメディアを操る企業・政府が、人間の自主自律の精神を奪いつつあるとその警鐘を言っているのだ。精神の自由を確立するのには、人は努力するが 一度失ってしまうとデジタル時代では取り返せないと。米IT企業4社「GAFA」を指すのだろうけど・・
精神の自由を失った人々は、容易に意識をコントロールされ社会や政治に大きな影響力を及ぼす。これは一昨年の 米大統領選挙でSNSの存在が大きな影響を与えた事でも 既に現実になっているではないかと言う。
デジタル化は、便利と引き換えに 個人の自由を契約と言う名目で次々と制約が掛け 権力資金力がない庶民はどんどん束縛されるばかり。
身の回りを見渡すと、意識しない内に 新聞もテレビも含めて マインド・コントロールは既に始まって 未来の話と思っていたことが 既にその包囲網に入る様な気もするが ・・・

お金持クラブと比喩されているが、今年は日本を除く世界の首脳も集まったそうだ。今年のテーマは「Creating a Shared Future in a Fractured World ・・破壊された世界で共有する未来創造」。
21世紀は「思想・ビジョン・志・戦略・戦術・技術・人間力」という7つのレベルの知性を垂直統合した人材が「21世紀の変革リーダー」として活躍すると世界のトップリーダーが2500名も集まったと言う。
経済金融ばかりの話題では無いので、何故か日本政府は参加してなかったらしいが 一般の知識人とか常連も多いのだそうだ。元国連の緒方貞子氏も「ここに来れば世界の要人と自由に会話できる」と毎年出ていたと言う。
スイスの保養地であり、冬スポーツも楽しめる場所で 世界の富裕層にとっても楽しい場所だ。昔から動物も人間も、仲間を仕切るのは最も強い者、権力とお金がある者なのは 大昔から不変なのだ、その力を持つ人々が一堂に集まって紛争を避け平和的に自分達の利を守る方策を探る 意見交換の場なのだろう。
今年は米トランプ大統領も出席し、注目を浴びたそうだが 国連とかGセブンよりも この会議の位置付けは テーマに幅があり人類が関心を持つ多分野に跨るので 高い注目を集めている。
日本のニュースでは、トランプ演説しか報道されていなかった気もするが・・・グローバル議論は既に、一周先を行き「データ独占の弊害」、「ITメディア企業のデータ独占」と監視による社会の悪影響が論議されていた。
我々庶民には、縁のない雲の上の世界だがデジタル情報化で全ての個人情報が把握され制御出来る様になるとなれば 庶民も無関心では済まないだろう。
参加された慶應義塾大 岸博幸教授の記事を読んだが「ジョージ・ソロス氏のスマホ・SNS有害論」の鋭い視点の紹介がされていた。「今のデジタル時代は、非常に有害でおそらく不可逆的な事態が、人間の注意力や意識に起きつつある。それは単に集中力の低下や中毒に止まらない」と言う内容だ。
つまりITメディアを操る企業・政府が、人間の自主自律の精神を奪いつつあるとその警鐘を言っているのだ。精神の自由を確立するのには、人は努力するが 一度失ってしまうとデジタル時代では取り返せないと。米IT企業4社「GAFA」を指すのだろうけど・・
精神の自由を失った人々は、容易に意識をコントロールされ社会や政治に大きな影響力を及ぼす。これは一昨年の 米大統領選挙でSNSの存在が大きな影響を与えた事でも 既に現実になっているではないかと言う。
デジタル化は、便利と引き換えに 個人の自由を契約と言う名目で次々と制約が掛け 権力資金力がない庶民はどんどん束縛されるばかり。
身の回りを見渡すと、意識しない内に 新聞もテレビも含めて マインド・コントロールは既に始まって 未来の話と思っていたことが 既にその包囲網に入る様な気もするが ・・・
