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碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

1807- 企業活動の地域公開

2018-07-30 | 日記
 岡山の住宅地にも突然、戸建ての家なのに「蕎麦」とか「○○洋品」とかのお店が出来たり 農地とか調整地域と言う宅地に出来ない筈の土地にも じわじわと宅地化され大きな戸建てとか集合住宅が増えて景色も変わって行く。
土地が他にない訳でもないが、住宅地と言われていた町並みも 混在化が進むので このまま放置してしまうとどうなるのか 「戸建ての並ぶ街並み」が美しいと言われて大昔に選んだ この土地の未来も心配になる。

 小都市の神戸マンション群は、規制があるので宅地と企業・病院・行政建築物など区画が決められているが 行政が変われば緩和もあるのかも知れないが 今のところは当初の都市計画が守られているようだ。住宅市民と企業との、関係は薄くなりがちだが 先日、地域にある大手食品メーカーの地域サービスとして自社会議室を使った「特売セール」の案内があり出かけてみた。
 商品は保存食中心なので大量に売れていたが、食品材料のルーツとか伝統食文化の企業姿勢と 子供たちの食育など その企業姿勢にも感心してしまった。以前は技術立国で、工業製品ばかりだったが 食品業界の技術も独特だしこんな企業活動を公開して地域に知らしめる良いイベントだろう。内部では簡単なゲームとか食品クイズもあり、子供たちも大人たちも楽しそうだった。

 この企業の場合は、伝統食材の「カツオ・昆布・豆」を工夫して 美味しいのは知っているが面倒だと拒否していた人を自社商品のリピーターとして伸ばしてらしい。考えれば、国内食品企業には 伝統食で売り上げを伸ばし 更に世界にも販路を広げ成長している企業が意外と多いようだ。例えば長野の寒天、灘の日本酒とか山梨ワイン・醤油・味噌など 輸出額は、未だ僅からしいが酒粕までも輸出されるのは 今の日本ブームが追い風なのだろう。

 住宅地にある地方の工場が爆発とか火災を起こして始めて企業内部の活動が公開されるニュースも多い。隣の高い塀で囲まれた工場が 何をしているのか知らない・・と言う地域と地元企業との接点がないのは 大きな問題で 特に地方の山里にある様な企業には 安心して暮らせない仕事もある可能性がある。
 それでも地域の行事に、支援金位は提供するのだろうが 企業活動を出来る限り公開して地域の理解とか協力関係を日頃から築いておかないとそんな企業が永遠に存続出来るとは思えない。
働く人にとっても、自分たちの住む地元にまるで無関係でしかも 何も貢献していない企業なら本来なら働きたくはない筈だが。

 神戸のこの地域は、大手企業の本社が際立って多く「医療研究企業・スポーツ用品・アパレル企業・貴金属企業・化粧品企業・コーヒー大手・特殊ベルト・・などなど」どれも有名な大企業だが サッカー・スタジアムとか青少年科学館などのスポンサーとなったり 自由に見学できるショールームを置いているところも多い。恒例の自社セールも定期的に行い、地元だけでなく県下からの一般県民も呼び込み顧客反応を集めたりもしている。
 過去の災害の教訓で、企業を紹介し理解を得て貰う機会を作り 住民との良い関係を築こうとする企業が多いのは 全国から見ても特徴的かも知れない。

 企業は利潤追求の活動だが、究極は社会貢献していないと抹殺されるのは歴史が証明している、企業活動が続けられるのも 住民同士のコミニケーションと同じ地元民に支援され存続できる大切なバランス要素なのだ。


1807- 涼しい国もある・・世界は広い

2018-07-26 | 日記
 暑い暑いと言う、ニュースばかりで地球全体が過熱しているのかと思ってしまうが 北欧イギリスではこの夏の最高気温は25度なのだそうだ。
イギリスの国は、北海道より緯度は高く樺太に近い位置と言うのは 今年2月にも記事にしたが 行ったことも無いので実はあまり知識は持っていない。ネットの「ウィキペディア」で調べると「イングランドと北のスコットランド・西のウエールズそして、海を隔てた北アイルランド」の四エリア渡る総人口約六千万人の国だった。

 英国も女王を持つが 政治権限を持たないので日本と同じ「立憲君主制」なので過去日本は英国からいろいろ学んできた国でもある。国の形態には中東国にある王様が政治権限を持つ「絶対君主制」と大統領・首相を直接・間接選挙で決める国は「合衆国・共和国」だ。他にもドイツ大統領は国家元首で政治は首相が行い フランス大統領は外交だけの役割らしいから 世界はいろいろだ。
 日本には国境・人種など無くてあまり考えたり論議しない国民だが昔、ホームスティに呼んだ英ダブリンから来た若者に「Are you English ?」と聞いたら「No!」と言われてやっと気が付いたのは 英国からと思っていたアイルランドは独立国で 北アイルランドが英国だった事と 所属する国と住んでいる国は違うのだと言う事を。
 例えばスコットランドの人はScottish人、北アイルランドのBritish 又はIrish人、ウェールズのwelsh人だと皆自覚しイギリス人とは違うので英国から来た〇〇人と言う解釈が必要だ。

 なかなか理解できないが 英国は20世紀初頭は、太平洋大西洋の世界中に米国インドも含めた植民地を持っていた巨大な大国だったから 世界中の人の多くは英国所属だったからなのだろう。
今の時代でも太平洋のバーミューダー諸島に英国領を持っているが その後に多くの紛争の末に 各地の植民地は独立され 北アイルランド南側の「アイルランド」 対岸の「アイスランド」は独立した。現イギリスも未だに スコットランドと北アイルランドのアイルランド統一とかの議論もあるから 生活習慣の違う民族の境界とか国の問題は我々日本人には縁遠い話なのだが 企業も世界中で仕事をする現代では それでは済まない時代だと思う。

 イギリス周辺を見ると、アイスランドの北は、グリーンランドになり直ぐ上は北極だから地球は狭い感じもするが 英国人の考える世界観はとても想像がつかない。
アイスランドは、氷の世界と言う意味で、人は住めない気がするが 面積は北海道のやや広く東京一区の様な人口30万人だが オーロラと火山の観光地であり 紹介記事で見るその美しさは驚嘆する。
 日本にいるとこの暑さでは全人類は絶滅かと、思ってしまうが 英国メディアが2020年の世界の祭典「東京オリンピックの夏開催は無理では?」と報じるニュースも 地球規模で考えて見れば 当然の判断だと思う。でも国内ニュースで 「高湿度は日本人有利だ」と言う元選手と言う人達が言っているのも 自分勝手な酷い話と思ったが 行政も時期を見直す気配はなく 準備は順調とこのまま「灼熱オリンピック」を進め 現実に熱中症で選手が倒れている高校野球も当然の様に進められる。
 観測史上初の高温災害と言いながら、決められた習慣を守り「臨機応変」をすっかり忘れて 直ぐにみんな揃って想定外と言う国民性は平和続きで少し変になってしまっているのかも。

  ↓ 前にも使った地図 北緯66度のアイスランドは「オーロラベルト地帯の直下」、この地形を見たら自然の驚異を感じるのだが・・

 
  イギリス共和国とは「スコットランド・ウエールズ・北アイルランド・イギリス」の4カ国連合、行き来は自由だが生活習慣も違う多様な国なのだ (ウイキペディアから)

1807- 資本主義と民主主義に黄信号?

2018-07-24 | 日記
 ここ数年、今まで信じていた資本主義社会に疑問を持つタイトル本が増えているので気になった。
その中でも、サラリーマンのベストセラーに証券会社チーフとか大学教授の「水野和夫著」が多くの一部には 昨年 28万部とかと言うから注目を集めていたらしい。
 経済紙ダイヤモンド・日刊紙の昨年の記事だが、最近でも対談とか著書紹介記事が掲載され 気になって読んでみたが 読みだしたら確かに辞められなくなり本屋さんで探したが 置いていなかったのでアマゾンから買おうかとマーキング。
「経済至上主義の人は、私の考えは後ろ向きと言います、今ある物が無限に続く・・と言う発想を転換しないとならない」と言う出だしも興味を引く。

 確かに資本主義は自分の資産活用で、資産を増やす経済の仕組みだが 民主主義は「誰もが自分の欲求を追及して良い(一人一票の参政権を持つ)」体制で人の無限の欲求を生産力を向上させて 消費や所得を増やしてきたが それは国内に消費者がいなくなれば海外に求め 未開発国にも売りまくり 所得が上がり労務費が高騰すると 労働力も低賃金の海外に求めて 続けられてていたから何世紀も続けられたのだ。
 ところが、現代はグローバル化で情報と物が世界に行き渡り 消費者は減ったが生産力は有るので価格競争で 物が過剰になり 衣類も食料も捨てられている状況も世界中にある・・つまり、資本主義とは資源国や途上国の犠牲の元でしか成立しない「欠陥商品」だったのだと著者は言う。世界経済がアンバランスでないと、成立せず「世界中がみんな仲良く、幸福に・・」と言う 子供の頃に 教えられた世界は実は妄想なのだと。

 今は経済成長が見込めなくなり、経済格差が不平不満となり 歴史の転換点に来ているのに 時給750円で働く若者が将来的に収入は増え続けると言う 妄想に基づいて30万円のローレックスをローン購入するような 本人の実力とは無関係の「爆買い」に似た消費行動をしている。日本の民主主義も、今の政治とかマスコミ情報を見ると酷く劣化していて 国民不在となりその信頼と信用も失墜している感じだが 経済活動も大きな基本変動が起きているのだろう。
 自分なりに考えれば、民主主義も自然破壊とか人間調和のための規律・ルールを国民が守る前提だが 個人の贅沢とか利権欲で解釈と運用を都合よく変えてきた結果が表面化したのではないか・・従って 少しこの結論は短絡的だと思うが見て置かないとならない視点だろう。

 しかし、地球の夏の気温と湿度はもう殺人的だ。クーラーが無いと、36度と言う体温が保てないのだ。全国でも毎日死者が出て、熱中症の救急車も足りないようだ。
以前、夏にオーストラリアに旅行したが42度と言う気温だったが 日差しは強かったが大汗はかかなかった・・日本の場合は高湿度が重なり 観光で訪れた外国の方には未体験ゾーンだろう。
 クーラーを知らない「北極もカナダ・スエーデン」が30度を越え 東京都心も40度近くなるのは観測史上初めてと言うからこれは異常な夏だ。
灼熱のこの夏は、クーラー室外器の発熱も原因らしい。民主主義と似て、良いと思った物も 部屋を冷やした代償に外気を過熱し 汚れた衣服を洗濯し汚れた水を排水する洗濯機同様 便利な物も必ず影があるのだ。

 7月20日の気象庁の世界気温図から


1807- カジノ法案の違和感

2018-07-21 | 日記
 日本人は、世界でもギャンブル好きでは有名らしい。昔から丁半の賭け事とか、庶民の花札とか今も「競馬・競輪・競艇」など多彩でアメリカ・シンガポール、香港、マカオ群に次ぐ世界三位の売上規模の業界だと発表されている。
 パチンコは娯楽に分類され入らないが、実際は店の裏に 景品交換所があり現金替えも可能なので実質的には ギャンブルと思うが国内では娯楽と言う解釈だ。この機会にこれをギャンブルに含めると何と米ラスベガスの30倍の規模となるそうだから恐ろしい。

 パチンコ店はここ何十年も入っていないが、入口からチラリと見えた風景は電飾されたパチンコ台の大量の列は 真夏の今も広々とした駐車場も空きない程の盛況振りだ。「カジノ法案」は外国観光客を呼び込んで、カジノを入口に 観光日本で経済を立て直すと言うことらしい。マスコミ報道は何故か少ないのだが一般庶民は「パチンコ依存症も多いのに必要ない」と否定意見が大半で賛成意見は国会議員ばかリだ。経済下降を何かで、引き上げないと困るのだが 豪雨災害の最中に 推進派のみで一般意見も無く決められているのも奇異に感じてしまった。
しかし、1980年代から国営企業の民営化でJRとか郵貯・電力とか 近くは水道局も民営化すると噂されている。一般市民も株投資で安定利殖を始めると、NHKも毎朝株価・為替動向を流し 国民財産の年金も企業株・海外債券で運用されているそうだ。誰が許可したのか知らないが、利益が出れば良いが 損失になれば年金減額になる ・・・と言う事は国民も株価とか国際レートで一喜一憂する同じ仲間に入れられているらしい。

 実際、観光客は日本のカジノを目当てに来るのか判らないが シンガポールも同じ狙いだったが 現在は自国民のギャンブル依存が社会問題になっていると言う。
日本人の国民性は、本来は宝くじと賭け事が好きなのと 集団行動の習性があるので 未来の心配が又一つ増えた感じだ。過去の戦争も、これで始まってしまったから。

 

1807- PC雑誌もネタ切れ?

2018-07-17 | テクニクス
 読みたい本が無くなると、本屋さんに行って 先ずパソコン雑誌コーナーに行って 目新しい記事が出ていないかと探しに行く。
ところが、どの雑誌も「Wifi特集・HDD活用・エクセル活用・便利フリーソフト特集・・」など 興味の薄い新味が無い特集ばかリになってしまった。
 3年前なら、最新パソコンとパーツ情報・新アプリケーションなど 必ず興味ある記事が一つはあり 何か一冊は見つかったが 技術系雑誌がマンネリになったら発行している意味がない。

 ところがこれはカメラ雑誌も同じで、沢山あった雑誌も淘汰されて少なくなったが著名な「日本カメラ」も大手メーカーの商品広告の様な特集記事ばかりだと嘆いている記事を読んだ、広告料が減り 広告紛いの記事とか 新商品を使って見て・・と言う売らんかなの評価記事も増えているそうだ。
 トピックスが少なく売上も増えない 多くの技術系雑誌は経済低迷によるネタ切れ現象なのだろう。

 一時、衣料ファッション誌の廃刊、週間少年サンデー・少年ビッグなど大量の廃刊ブームがあったが 日経系のパソコン誌「日経WinPC」も今月で休刊と言うニュースを知って驚いた。国内経済を牽引する 情報機器の先端情報を発信して行く筈の 大手経済新聞社の傘下にあった雑誌なのに・・・
 新聞社も企業経営に苦しんでいるらしいが、組織が事業部制なので ドラスチックに 不採算事業は切ると言う事なら仕方ないのだろう。
老舗本屋さんの廃業、バックを付録にする雑誌の山を見ると本とは思えない、読書家と言われてきた人々は高齢化し年々減少し 更に本も本屋さんも減少するようだ。