碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

2206- 迷路のような情報機器 ?

2022-06-30 | テクニクス

    最近、画面下に E-Start と言う複数アイコンが並び 邪魔なのでこれは削除できたが、Windowsアップデートで最近 追加される天気表示とかブラウザがEdgeとか検索がbingに替えられたり 簡素に使いたい私には すべてが迷惑でしかない都度設定変更して元に戻すが それも出来ないものもある。

 使用アプリのアップロード時に 隠れたセキュリティアプリ・ 興味ないアプリが付随してしまい注意しても 際限なく入り 既に必要かどうか判別不明な物もあって 迷路の中にいる感じだ。フリーで使える代償の広告と同じだが、中には詐欺まがいのものもあり 一度見た広告も何度もポップアップされ Webは岐路の多い無法地帯のようでもある。

  それでも、手放せない道具なのだがデジタル世界を囲む GAFAに誘導され 商業戦略の岐路さえ判らないな未来が待っている気もするが この危うさは 個人レベルではどうにも逃れられそうもない。

 昨年、常識の様に使われる LINEは 実は中国委託開発だったこと、そして通話内容は閲覧可能されていたのが判明したが 多分何か対策が取られ今でも使われている。しかし、台湾では10年前からそれを知り無料でも使わなかったというから この国の性善説を重んじる国民性が 疑似混在のデジタル時代には 通用しないのかも知れない。 

 しかし、どれも外来の道具の上で 日常生活し 食料・エネルギー・家電品の半分は輸入に頼る一方で円安が進む・・何か良いことはないのだろうか。

 

  便利だからと追加されたアイコン・・もう迷惑

 


2206- コラム作者の訃報

2022-06-27 | 日記

 日経ビジネスで著名なコラムニスト小田嶋隆氏が亡くなったとの訃報、市販の本も良く読んだが日経の記事でも本人ブログでも 常に読んでいたのにとても残念に思っている。

「アピース・オブ・ケーク  A piece of cake」のタイトルも、このケーキの一片・たやすい事・取るに足らない事・・と言う意味らしいが 世の中の出来事を独特の簡潔な表現で表せるコラムの天才だったと思う。対談の中で「地雷を踏みに行くコラムニスト」と言われていたのが何かピッタリ表現だと感心したのもあったけれど。

 ここ2年間は脳梗塞で入退院を繰り返してと書かれていたが、発信も少し減ったと 気にしていたのだが 入院先でも執筆したので自称「働く病人」と言い その中に 晩年と言う言葉の解析をしているのも 死期の予感があったのかも知れない。

 社会が、気づかない内に変わっている事も このコラムを読んで気づいたことが多い。例えば菅首相の時代「まず自助・共助・それから公助」と言う所信表明での発言は、それは上からの目線で公である国が困った苦しい人に手を差し伸べる役目なのに・・と異論を唱えたり、ここ10年の「させていただく・いただいて」と言う人間は、自分で決断して個人の意思や責任において行動することを断念して語法は指令に従って、その様に・・と個人の自由と責任を奪い去っていると言う現代の指摘も判るが 私には会話で足元を掬われない用心深さなのだろうと勘ぐって見たり。

 病床で書かれたと言う、最近の本屋さんの「晩年コーナー」と言う最後の投稿も面白かった。人生の幕の引き方について、多くの人に読まれる新たな需要があるからなのだ。社会の高齢化と言うこともあるが、若い人も老後の生活をどうするかと言う事を知りたがり 私は暗い感じで読む気はしなかったが 彼は読んだそうだ。実は内容は、編集者の意図なのか意外と明るい希望のあるものに仕上げられ だから売れているらしいのだが 作られた流行と言うこともあるらしい。

 半世紀前なら、若者はこんな内容は見向きもされなかっただろうに これも知らない内に社会の老化が進んでいることの兆候の一つなのだろう。人が気づかない様な出来事を、素直に捉えコラムに仕立てるその感性には 感心していたのだが・・・合掌。

 

日経ビジネスの記事から

 

 


2206- 50年掛かっても未完

2022-06-24 | 日記

 最近の映画・・と言ってもWEBだが、洋画も最新作はあまり良いと思える作品が無いし CGアクション映画も飽きてしまったのは 齢のせいもあるのだろう。

大抵は古い洋画を、見るのだが 日本の古い映画にも丁寧な作品とか、英訳の時代劇もあって どれも優れた作品も多く 以前は日本映画もハリウッドに負けない作品量と映画観客も多かったのだと思う。 

 前に見た「青春の門 筑豊編・・TV版」10part で6時間・・昔の風景と内容がとても新鮮で面白かったので続きを今、岩波文庫本を買ってきて読み始めている。講談社文庫なら 筑豊編は第1部で、続きは延々と現在第9部まで発行されて 未だ完結してはいない著者も健在。数十年前に文庫本で読んだ記憶はあるのだが、10冊程度だったのでまだ執筆途中の内容だったらしい。

 著者は五木寛之氏で1969年から週刊誌に断続的に連載され 50年後の2017年に再開し9部が完成し 筑豊の少年の青春小説から 社会人になる過程を克明に描いた 小説はあまり例がない気がする。本格的な映画も日本を代表する俳優の多くが関わって何度も作られていて この買った文庫本も28刷と裏表紙に書かれていることからも 大変なベストセラー作品だ。

 特に、最初の筑豊編は、太平洋戦争前後の不安と混乱期に命を懸けて生きる人たちがリアルに描かれて 流石にその時代を体験した著者だと思う、誰もがこれを読んだら映画化したくなる内容だったのろう。

 「誰もが一度は通る青春時代・・これを読まずに青春を語るな・・」小説の広告に書かれていたが、今どき「青春」の単語は見かけないが 若者が大人になる不安一杯の過程を思い出した。 

 

 2019年の第9部も完結でないらしい

 小説の筑豊とボタ山の風景・・広告から


2206- Duolingoの英語学習

2022-06-12 | 学習

 80代の周りの元の同僚・会社のOB会・中学同窓会のメンバーにも社会活動・OB会幹事などまだ頑張って人もいて  会えば懐かしいが 昔話も何か鬱陶しいし 個人的な孫・家族の自慢話・困り事も聞きたくなり ここ数年は年賀状だけで遠のいた薄い繋がりになってきたが そんな方はいつまでも元気だ。

 昔は、新しい知識・情報・体験が出来たり自身のプロジェクトに参加し協力を得て 何かを実現するに 欠かせない関係だったが リタイヤして20年も過ぎるとこれは仕方のない事だろう。

 2年前からオンライン英語講座をゲーム感覚で、毎日、1-2時間欠かさずに続けてたが 来週890日に到達するそうだ。今頃になって勉強をするとは思いもしなかったが、しかもそれが嫌いだった英語・・毎日、学習フォローのメールで成績・順位が通知されるが先生が嫌いで勉強しなかったが 実は外国文化は好きなので逆だったらしい。

  今年からコースが「レジェンド」中級コースに上がり中学英語でも少し難しくなり 間違う度に減点され 前に進めくなった、これは有料コースに進まないとこれ以上は時間ばかり掛かる仕組みがあった。これだけのシステムを無料で維持するには有料会員がいなければ維持にも無理があるから当然だろうけれど 私にはそこまでする気はない。

 考えるにPlasに進んでも 読み書きは進が このパターンではトークとヒヤリングは弱いので実用会話は無理であり 更に英語圏の文化・習慣を良く知らなければ限界があると思っている。

 WEBには、いろいろな英会話ツールもあり 何処まで進めるかともかくそのツールで会話学習も続けてみるつもりだ。他にも字幕のない洋画で、ヒアリングと外国文化を知るのも効果的らしいので 学ぶだけなら、いろいろある世の中なのだ。好きな山登りでも、東西60kmの六甲山山脈の全コースを歩くのも 私の生涯目標になっているが 毎年コースが自然災害で荒れて 中々簡単ではないのだが 無限あるコースは何処まで地図を塗りつぶせるのかも 私の努力進捗度の物差しになっている。

 でも久しぶりの知識学習を続けたお陰でやる気と活性化に役立ったかも知れない。 

 


2206- 産業も新陳代謝が問題?

2022-06-08 | テクニクス

 世界には開業率、廃業率と言う産業経済の活性化を図る物差しがあるのだが その中の先進国では最も低い国になっているそうだ。 

ここ30年、インターネットとデジタル化が進み世界に飲み込まれたが 変化すれば当然 古いものは捨て、新しい企業が対応するのは動物でも同じ適者生存の世界だろう。

 発展性・成長性のある企業が期待され、企業も利益を上げ拡大し 国経済も伸びるのは当然で何処の国も必死なのに この国はそれが出来ていない。過去から新規事業は若い世代が それを担って未来を構築していたのは 何処の国もどの時代も同じだろうが この国は1990年以前の豊かさと平和で 何かがすべての世界で欠落してしまったらしい。 

 最近、今年の健康診断申請をしようとかると「ファックスでしか受け付けない」とか、旅行料金支払いはカード支払いは「ネットは安全性の懸念から、電話で本人確認して行います」と言われもうファックスなど世界でこの国しかない遺物であり、まして電話など本人確認にはならないのに 。

 今年の確定申告で税務端末が サポート切れのWindowXPで入力させられこの国の情報化の遅れは情けないが それよりも安全性が問題だろう。山口県の給付金誤送の事件でも、博物館入りの様なフロッピーディスクでデータ交換していたのも驚いたが こんな状態があるなら全国では 未だやっとペーパーから電子データーに転記された位の地域もあるのではないだろうか。

 今世界は、電子素子は米国・韓国・台湾の限られたメーカーが製造し 自動運転・EV車の様な情報機器は その素子の活用・応用で新規企業(スタートアップ)が数万社が競い合っているが この国ではその企業集計も話題もほとんで無い。国内も地球裏側の事象も瞬時に判る現代は、その活用で経済の勝敗が決まるのだとすると 猶更それが大切なのに この国の未来が心配になる。

 現政権が最近、何度も聞いた「AI 技術振興」を掲げたが 足元のマイナンバー・カードも8年かけても2割しか普及されずとても無理な目標だろう。一方で今月から、売買するペットの犬・猫には ICチップ埋込が制定され 飼い主が特定出来るようにされ犬なら出来るのだが。いずれはどの国も、国民背番号は必然になると思うが、旧態依然の行政システから抜け出せないと行政が益々煩雑化してデジタル拒否に逆行してるのかも知れない。

 住基ネットもマイナンバーも、このまま活用出来なければ ペットの法制を知ると 数年先に国民もチップ埋込にされそうな嫌な予感がする。

 

 Win10も25年に終了し、次の11移行推奨されている・・使い難くなるが、これとて使って慣れないと前には進めない