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碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

2304- Life Shift の続き

2023-04-15 | 学習

  この本の人生100年の視点は面白い、確かにこの国も ネット社会でグローバル化し 身近な食材でさえ輸入品で埋もれているのに 多くは未だ 終身雇用とか企業年金がある時代の延長だと考えている。現在、企業寿命は10-15年らしいから 仕事先の転職は避けられず IT化した仕事には学歴も知識も 今までの経験も役に立たない。激しい技術変化で、次々と小さな企業が 集合体になり大きな企業を乗り越え 巨大産業もモンスターの様に絶滅しつつある。

 内容の中心に1950・1970・1990年に生まれた標準的な人生を題材に その時代どんな生き方と選択肢があってどのようになったのかを「仕事・家庭・夫婦のあり方」を仮想して書かれている。1950年生まれは私に近いのだが「学業・仕事・老後」の人生3ステージに硬直化し 老後が伸びたと言う暮らしはその通りだ。70年は企業寿命が短くなり 勤務先も仕事も変わる環境になればスキルを磨く勉強が必須で仕事も選ばないと生きれない・・これは現在の働き盛り世代の実情だろう。マルチな仕事を持って働くことを「ポートフォリオ・ワーク」と言うそうだ。

  社会に出ると言うと、先ず 経済力となり有形資産(お金)を稼ぐ 職探しをしてきたが 100年人生を意識するなら その前に「何がしたいのか、自分の適性は」を考えた生涯関われる仕事と 支え合う友人をいくつか持つマルチワークな体制、協調できる良いパートナーを慎重に選択する必要がある。欧米の大学には、卒業前後にGap yearと言う 「エクスプローラー」と呼ぶ期間で 例えば 多くの職を体験し見て、人に出会い 出来れば世界を回り 自身の無形資産となる スキル・経験・人脈の基礎作りをして職に就くそうだが この国にはそれが無いのかも。

 若さは活力だが、これも変えられる。 大昔の60歳と現60歳を比べて見れば歴然なように 、新しい事に意欲的で、創造的で運動と食生活・健康に気を付ければ 人の活力も生命に合わせて伸びるのだ。仕事も若さも、定年60歳の様な過去の年齢で止まるなら100年人生が 暗くてつまらない 長寿になってしまう。

 昔、欧州からの実習生を毎年夏に10か程 ホームステイしていた時期がある。 5か国10人位の大学生だったが 彼らはGap yearと言う入学時・在学中・就職前の休暇を利用して日本企業実習に来ていた。当時、政府補助もあり みんな夏休みは世界中の国を自転車で30-50か国周ったと話してくれた、言葉もバイリンガルで日本語も加えていたが 30年前から欧州大学生は マルチ思考を学ぶ態度に感心させられた。

  今の新しい世代は、生まれた環境でなく100年生きることを意識しそれを前提に人生の計画を立てる最初の世代なのだと言う。未来は多様な国籍と文化とクラウドな仕事になるだろうが 国境とか政治はどぅなって行くのだろうか・・

 


2105- 定年で大学に行けば・・

2021-05-14 | 学習

 後悔は先に立たず・・ 最近 本を読み 私でも脳が活性化していた時代(20歳前後)にもっと勉強すべき事があったのだと後悔している。

 勉強よりも遊びが大切と勉強は適当にして 社会に出たら大好きな模型作りの様な 機械設計の仕事に出合い そのまま続けていて定年になってしまった感じ。定年になってパソコンに嵌まり、それも食傷気味になってから 本とかネット情報で未知の知識に興味を持つ自分がいるが 知識を学ぶなら大学に行けば良かったと 気が付いたがそれには 少し遅すぎだ。

 毎日の午前中の日課、英語学習も連続500日も越え成績ランキングも上位になれた Duolingoは 最近は少し物足りなくなった、本も次々と読み終えたが 哲学紹介の本を読むと欧米のエリート教育には哲学と歴史は欠かせないと言われ、欧州では必修だそうだ、それはこれを専門知識以前に知らず権力者になれば社会の危険人物に成りかねない・・と言うのが世界の常なのだが  私たちのこの国の高学歴と言う大人たちはどうも違うようだ。

 独裁者ヒトラーの行為も、報酬を貰い働く人間が 悪い事と知りながら「 私は、命令に従う忠実な部下だ」と言う集団が行ったのだが 実は実行者は 「普通の常識人間だった」と言う、つまり 「責任は上司にあり 自分ではない」と言う事だったそうだ。報酬を受け、責任はないと言われれば 今の世の中でも 同じような事は組織には存在し実行者の善悪は問題外となっている考えると 恐ろしい。

 人間は、動物と違い力は弱くても 道具を使い地球を破滅させるほどの 最も 危険な動物なのだ。その為に、領土争い・権力闘争の長い人類史の中で賢人達が書籍でより良い未来の人に託しているのだから バトンの様にそれを積極的に引き継ぎ 社会環境の変化を自分で考えて行動にして行かなければならない、まともな人生なんて自分一人では描けないのだから歴史から学び自分の頭で考えることだ。 

 今は多くの人がスマホで会話し情報キヤッチして、知識が増えた・・と言うが その情報は知識でもないし根拠の殆どが怪しいと思わないといけない。哲学者50人の結論は、時代が百年前で違うものもあるが 何もない時代に「地球は宇宙に浮いている」と結論を出した人の考えのプロセス、人のパーソナリテイーは実は 表面には多様な仮面を付けている・・ と言った人間のずる賢さなど  今も昔も何も変わってはいない 先端技術のAIでも 犬と猫とは男と女の区別すら出来ない数字バカなのだから。

 メールで案内されたり 、通信教育サイトからも勧められるが い異方向な情報もコロナ禍には良い時間になる先月、医者からは運動不足と言われたので これも間を見て自己努力するしかないが 退屈なとは私にはあまり 関係がない。

 

 


2104- 島も世界化の波に

2021-04-05 | 学習

  独立研究者と自称する山口周氏の新刊本が出た。今度のタイトルは「自由になるための技術、リベラルアーツ」300頁ほどの分厚い本だが、一週間足らずで読んてしまった。

 内容は著者が、各分野の達人七人の対談し 著者視点と対比したものだがその中で外国在住で日本の大学教授している方の「異質を危険分子と捉える日本のメンタルは、海に囲まれた移動の可能育まない島国と言う土壌によって象られたものかも知れない」とある様に 世界から見た日本人観はそんなところなのだろうと思うが 世界の中に入らないと 元の孤島に戻ってしまいそうだ。

 日本の歴史からは、島国の各所に村落があり小さなグループが相互に助け合ってきたが 戦後は民間の企業が 社員を家族の様に春と秋の社内旅行とか 社員の誕生日・送別会など事ある毎に コミニュケーションして昔の村落を企業が引き継いだようだが 日本独特の生涯雇用・退職金制度もその名残りだったらしい。しかし近年は、利益重視で低賃金で保証も不要な 非正規とパート社員が主流に変わり 経済効率の理由で家族も分散し 相互の共存共栄の精神が薄れてきてコロナの追打ちで更に 社会の有り様が混沌として先は見えそうもない。

 今は混沌は世界中に拡大しているが、宗教・禅の方の内容では 学問の初めは宗教教育から始まったが 欧米大学でも日本の禅の教えが学科に取込まれ 見えなくなった未来を 人間の根底を見直して新しい方向を見付けようと努力しているらしい。それもリベラルアートと言う人間性を解放し新しい社会を探る動きのひとつらしい。

 日本は世界を見て、それを辿って革新的な経済成長に成功し 世界の仲間入りが出来たと思っていたのは妄想らしい、植物に例えると木の実と葉を取込みして その根っこを大切にしてこなかったから 生き様の正しさを世界に伝えてこなかった様だ。30年前に経済はアジア諸国に移り 日本が世界に貢献したり誇っていたものが消え今になると 枠の外に置かれている感じもする。

  二番手がトップになると、追いつく相手が消えて行き先を見失うのに似ているが 未来は過去の延長線にあり 数百年・更に昔のスパンでしかも日本語で無く 英語圏の視点で考えれば世界に通用する 答えは見つかるのだろう。国内の、書籍に松下塾の本とか 過去の成功者の著書も多いのだが この高度成長期の再来を求めているのは 参考にはなっても 間違った未来誘導だろうと私は思う。

 本を読む度に気が付かない視点を教えられるが、出口氏の「本・人・旅」では本・人に会う情報も大切だが それはフイルターがあるが 旅は自分の感性で得る一次情報でこれも同時に大切に・・と言う言葉は心に残る。

 

 

 


2010- 英語ヒアリングに新ツール

2020-10-11 | 学習

 毎日、午前中は Duolingo英語学習を約二時間続けるのが日課となっている。サイトにログインすると 自成績ランキングが表示され今日の課題が示される。正解が続くと褒めるメッセージが入り間違っても励まされるので 傍に講師がいる様で つい辞める訳には行かない巧妙な仕掛けもある。学習を辞めると、ランキング表示の50位以下に落ちるので それを辛うじてキープしてするのが目標の様なものだ。

 今まで「リーデング・ライテング」はそれなりに、ところが「ヒァリング・トーキング」が 心細かったが 先週、新ツール「ストーリー」日本語圏版の紹介が来て試して見た。これで質問を復唱しながら、回答するのでネイティブでに使われる省略語とか 特有のジョークも加味されていて 更に面白い学習が出来ると思った・・無料ツールなのが信じられないのだが。

 この受講者には英語圏から日本語選択した人も多いようで、知らない人からコンタクトを求められ 言語の違う生徒同士で会話勉強も出来るのだが 実は私にもドナルドさんとか数人の コンタクトも得ているが どうもその自信が無くて失礼ながら放置したまま、積極的に学びたい人には申し分のない優れたツールなのだが・・・。

 一番嫌いだった科目が、ゲームより面白いと続けてるが、一つの科目をこんなに長期間続けるのは 生まれて初めての経験で 実際に自分で驚いているが 似た学習メニューは国内に山ほどあるのだが 初期英語ならこれ以上のものは無いのではないか・・これを始めさせると夢中になって自主的に続ける小学生も多いそうだから「楽しい勉強」の見本だろう。

 このアプリは2011年に米国ピッバークのカーネギメロン大学教授ルイス・フォンアン氏が構想発表し 翌年に「AppStore」から次々と拡大し トップ・アプリで表彰を受け今では、日本人口と同じ一億二千万人もの登録者がこれで毎日世界中で勉強しているそうだ。小学校講座に使う国もあるそうで 国内にも英語と並行してフランス語もマスターしたと言う人もいる。多国語も身近に学習できるのと フランス語と英語を知って 始めて日本語の文法と外国語の違いを理解したと言う感想にも興味を持っが ポルトガル語イタリア語も 何でも勉強は可能なのだが 到達すると別の世界が見れる様だ。

 自分の成績・努力で競争させられのだが、別に頑固で負けず嫌いでは無くても 子供の頃横浜市内の里山から「ほんち」と呼ぶ小さな蜘蛛を子箱に数匹入れ名前を付け 友人の蜘蛛と戦わせて遊んでいた時の様に 相手と対面すると向きになって戦いたくなる変な習性が 私にも取りついているのだろうか。コロナ時間の過ごし方としては最適だけれど。

 辞典で「ほんち」を調べると「江戸時代からの蜘蛛合わせ、と言われた地域の遊びで 漁師の間で賭けに使われ後に 幕府から禁じられたが、横浜市登録地域無形民俗文化財とされている。横浜だけでも無くて 川崎市、富津市にもあったようで 一番の蜘蛛は「横綱」と命名されていたらしい。

 

 Duolingo 紹介

 

 ストリーの実際・・易しい英会話

 

 wikipedia から「ホンチ」垣根に棲む 戦闘的な奴


2005- Gacco 受講

2020-05-13 | 学習

 今年初めに、案内があり申込んでいた「江戸文化入門・・地方都市」と言う徳島県那賀町から発信される珍しい講座が始まった。

 この地域は9割が山林で、中央に那賀川と言う一級河川と 四国の最高峰 剣山(1955m)を持ち 冬も厳しく 雨量も多い地域だが 変化に富み第一章から興味深い内容で次回が待ち遠しくなる感じだった。当初の内容には、地域紹介のイベントもあり 出かけて自然探索もあったのだが コロナで計画は未定に変わっているのが少し残念なのだが 仕方あるまい。

 全講座は四週間で「自然・治水・文化・歴史」と続き章毎にテストもあるから 緊張感もある。ステイ・ホームのこの時期なので、こんな「eランゲージ」受講者も増えているのではないだろうか。

 過去から続いている英語学習も、最近は毎日受講の癖がついて 間もなく150日連続記録達成も近い。当初は単語を覚える事に集中していたが、最近は課題となった長いセンテンスを手書して覚える事にも慣れ 苦手だったと言うものも 続けていれば何とか身に付けられるものらしい。