goo blog サービス終了のお知らせ 

碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

2109- 企業のOB会は

2021-09-25 | 時計

 何故か、中学生時代の同窓会だけが4年前の招集を最後に 情報が無いのでコロナとは関係なく クラス担任中心で始まったので生成の高齢の理由かもしれない。しかし、企業OB会は 毎年の退職者が入会するので 企業が存続していると永遠に存在し続けるのかも知れない。

 私も定年で、当然決められた路線の様に勤めた企業のOB会に入会したが 定年後の相談に会合の度に 先輩同僚との交流は楽しいし楽しみな行事だった。現在でも古い顔ぶれが元気で趣味・地域ボランティア・老後生活近況など 特設ページに競って近況を投稿しているのを見ると安心するのだが 知った人が高齢化になりその訃報も気になって来た。

 全国企業だったので、組織は北陸・東北・関東・関西・中国・九州に跨る6ブロックに分けられ多分数万人の規模でいまも盛会なのだが 数年前に参加した時も持病を持つ元上司が来ていたり 既に定年から20年経っても 役員幹事には知人が残っていて懐かしいとは思っても既に 共通する業務上の話題は無く 病気と孫の話になって過去とは違い 現役以上の盛り上がりは無かったと言う記憶だ。

 同僚の訃報は数年前までメールで知らされていたが最近は個人情報の問題化でその通知も来ない。最近、知人が亡くなったと聞いて情報を確認するため OB会ページの登録パスワードを本社事務所に問い合わせし確認して見たが 他にも次々と忘れかけていた方も載っていて それも知った処で余りもう意味は無いのかも知れない。

 今は海外拠点も社員も、国内以上に増えているが海外社員には 元同僚が退職後も助け合い 協力し合いと言う集団は多分世界には無くて「子供頃の遊び友達・職場仲間・元戦友・元スポーツ仲間などの親友中心で極めて小人数の集団はあるのは映画などで知っているが これは親友が対象だ。日本の様なOB会・同窓会の集合写真で先生・上司中心に・・と言うのは少し違うのだ。

 ページには中の元気なメンバーは 趣味で表彰・大学講演した・旅行した記事が競う様に掲載されていたが 現役時代と同じで いつまでも「集まると競争する」習性の様なのも気になったが一方で「健康寿命は人との繋がりの有無で左右される」と言う言葉は「親友がいる、いないかで・・」と言う意味なのだ。

OB会には惰性で参加せず、老化の個人差も勘案し 自分の決めた年齢で 案内を受けても欠席にするのが良いと思っているのだが 。

 

 同窓会の洋画を見つけた  ・・・ ベトナム戦友で親友の死を悲しみ、助け合いには感動物だ (2018)


2109- 秋の六甲山 西おたふく山

2021-09-25 | 山登り

 今年6月にも登った 西おたふく山 (標高867m)は、人も少なく静かなのが気に入ったので 季節が変わったこの月に再び登って見た。

このコースの良い点は、整備された住吉道と 登山口は六甲山の中腹の住吉団地・標高260mまでバス利用出来るので 気楽に登りたい登山者に優しいのだ。もっと軽い登山なら山脈北側の鈴蘭台団地(標高290m)まで有馬鉄道で行き、駅から僅か30分登れば菊水山(460m)で六甲縦走路の中ほどに着けるところもある、特に南の海側は坂の街と言われる中腹まで住宅があり、六甲山と街が一体化して何処から登っても良いし登れば 山頂バス・ケーブル利用も可能なので子供も高齢者にも登れる裏山の様な存在なのだ。

 予報では、この日は快晴で気温も低い筈だったが 一日中 日差しだったが薄雲が残り湿度も高く 山頂まではほぼ予定通りだったが、着いたとたんに疲れが出て帰路計画は中断して山頂ケーブルで戻ることに決めた。山頂道路から縦走路を西に歩きアンテナ台(890m)からガーデンテラスまでは 普通50分だが 変更を決めてから極楽茶屋跡の展望台でコーヒーを沸かしたりして 結局は80分も掛かったが 無理をしない山歩きが今は一番心地よい。

 ガーデンテラスに着くと、子連れ観光客か多くて大変な賑わいだったが マスクを取り出してテーブルで神戸サイダーを飲んで過ごしたが 既に3時を過ぎていた。西おたふく山電波塔を、山頂で探したが木で遮られ見つけらず 気になっていたが Gテラスから東南に確認して納得

 元の計画では、更に西に六甲ゴルフ場まで歩き、そこから南へ天狗岩南尾根を下るつもりだったが これは次の機会に。この日は高度計で、高度チェツクして登って見たが その正確さに改めてこれは コンパスと合わせると正しい進路と標高を教えてくれる頼り甲斐のある支援ツールだ。問題個所の住吉川の渡渉点は、崖下の下りと丸木橋は越えられたが 改めて体の平衡感覚の劣化を感じたが・・。他にも蛇が横を通過したり トカゲとかカエルが横切ったり、中腹では10cmくらいの穴から出た太ったモグラを発見し 赤い実とか山葡萄の雑草とかも みんな秋の演出だったようだ。

 熊笹の中を足元を見て歩いたが、山頂付近で突然の目の前に下山者に出合い お互いに熊か猪かとびっくりしたり 木陰の涼しい風と 山でしか出来ない マスク無しで歩く爽快さにも満足した・・・考えて見れば本来、マスクをするのは病人だけなのに・・・と。

 

 五助堰堤上部の湿原木道・・風がありススキが揺れて

 上左岸道から右岸道に向かうのは この崖下を下る

 右岸道渡渉の丸木橋・・設置ロープを使っても 好きになれないけれど

 西おたふく山の広い山頂を行く・・熊笹の道

 ガーデンテラス展望・・南東に西おたふく山・アンテナ塔が確認できた


2109- 4年先の万国博覧会は

2021-09-21 | 日記

 東京五輪に続いて、もう2025大阪万博の準備が始まっているようだ。万国博覧会と書いて見て、何か古臭いネーミングだと思ったり 協会のページを見ると前万博で感じた未来のワクワク感もあまり感じないのは何だろうか。

 企業パビリオン募集、人工島への直通モノレール計画も始まるそうだが 企業も裕福でなくなり 大型投資も税金なので今の国の財政力では 思い切った企画も難しいし 過去の延長でしか出来ないのかも・・と心配してしまう。

 米国では、宇宙ロケット旅行が 民間でも始まり 最近始まった世界規模の米フォートナイトのゲーム会員が3億5千万人の会員となり eスポーツ懸賞金30億円だとか・・ゲームだけでなく今でも世界中で大型画面観戦とか、バーチャル美術鑑賞・一斉にリアル配信なども出来るが 更に世界に高速の5G回線も普及すれば 2年後でもこれを越える人を世界から集めるイベントはもう難しいのだろうと思う。

 例えば、会場から数万メートルの上空へ登り 酸素マスクなしで 宇宙遊泳を体験できるとか、遠心力を利用した無重力体験とか 海底まで無人車で行き 数キロ先の海底の散策が出来るとか 必要ならガラスの部屋からダイバーウェアで 海底の外に出ることも可能だとか・・そんな夢があれば世界からも人が集まるかも知れないが そんな破天荒で費用の嵩むものは不採用だろうけれど。

 現実的には、会場を無人車が走り空飛ぶタクシーと3次元シアターしか思いつかないが 見方を変えて環境問題とか持続可能社会の提言などをデモして見せれるなら人は限られるが 世界には貢献できるし感謝されるかもしれない。

 祭りは好きだから開催されれば出掛けるだろうが 人の少ない祭りは盛り上がらないから・・・。

 

 万博推進協議会のページから

 日経ビジネスに紹介されていたフォートナイト・ゲームサイトの記事から


2109- エコロジーな思考へ

2021-09-19 | 日記

 買いたい本は、ネットで探すようになり内容がじっくりと吟味できるので 本屋の立ち読みで衝動買いし失敗することは最近は減った。今回の二冊は、最近気に入っている山口周氏と今年亡くなった立花隆氏の文庫本で 一つは対談記録、立花氏の本は最後の著作だったのかもしれない。

 山口氏は日本人はロストアートで、市場調査を重視してしまうのだが現在、「この人でないとダメ」と言われる仕事の出来る人とはスキル(技術)がある人では無く センスを持った人のことを言うそうだ。これもアート思考と芸術・文化を踏まえた意味のある事が大切と言う彼の主張は変わらないが 一橋大の楠木健氏の呼び掛けで実現した対談はこの時代を考えるにタイムリーなものになった。50代になった山口氏は スキル(技術)はコンピュータの活用でこの世に溢れて 今は学校では教えられない「センス」を持つ人が枯渇している・・と主張が常に一貫しているのが読んでいても心地よい 。

 「思考の技術」では今までの工業的社会は「技術の思考・部分最適の追求」だったが、これからは「生物学的な発想、エコロジーな発想が重要になるつまり、自然界の空気・水・石油も全て無料であり自我の為に消費続けていたが 人間の手に渡るとお金儲けで有料され枯渇とか汚染など考えなかった。しかし、取引にはIN・OUTが必ずあるのに 地球に対しては 使い放題で環境汚染・資源枯渇が問題となった。大昔に、バビロンの様な緑と水に囲まれていた帝国がやがて自然を破壊し人々は飢えて滅び今は砂漠の遺跡になった様に 現代の人類も世界規模の環境汚染でこのまま行くと同じように滅びてしまうだろうと言う警鐘だ。

 科学・農薬・技術は便利に利用したが、悪く使えば兵器・毒薬にもなり 利用の仕方が問題なのだ、自然との共生と環境バランスを考える行動に変えるとは、社会・経済・文化・環境負荷を掛けないことを考慮して行動しなさいと言う事を言っている。

 昔、弥次喜多の中に「風が吹けば桶屋が儲かる・・風が吹くと、眼に埃が入って眼が悪くなり三味線を弾く按摩さんが増え 猫の皮で作る三味線が増えると猫がいなくなり ネズミが増えて桶を齧るので桶が足りなくなり桶屋が儲かる。英国にも牛の牧草のアカツメクサ花の受粉にはくちばしの長いマルハナ蜂だが、ネズミがこの蜂の巣を好むが 街には猫を飼うOldミスが多く猫がネズミを捕まえてくれるので英の水兵は牛肉をたくさん食べるから強いのだ・・と言う似た話があるそうだ。

 これも本の受売りだが、両方とも笑い話にされてきたが このような思考が生物学的・生態学的な考え方なのだそうだ。世界では余る材料があり、それを必要とする人もいる・・神戸の 甲南埠頭と言うラーメンからミサイルまでと言われる 三井物産系の企業の紹介があった。世界の穀物を大型船で集め、全国に供給している「穀物ハブポート」を関東関西の港に持ち「小麦・コーン・粗糖・菜種など」の原材料を港に隣接するサイロに貯蔵し毎日全国にここから配送している日本有数の食料倉庫でもある重要な役割を持つ企業なの打たなくてもだ。

 考えて見れば、広告とかCMなど無くとも社会の構成には絶対に欠かせない企業が この国内にも沢山あるのだが 人間も動物で自然界の寄生虫と同じなのだから 宿主の自然界を殺してしまったら自滅してしまう。今まで、自然界を痛め続けてきた人間も「この行動は、社会の役に立っているだろうか・・」と 人も企業も自問して修正するのが 生存の基本なのだろう。

 最近評論家の内橋克人氏も 立花隆氏も今年 他界してしまった。社会の指針となる賢人が消えるのは寂しいが 著書が残っている。今まで見落としていた情報も 今は簡単に探すことも出来て本は大切な私の応援者だ。 

今年

 

 


2109- 振動モーター

2021-09-10 | テクニクス

 スマホ更新で、不要のスマホを解体して構造を確認したのだが 最近はマナーモードの振動素子は円筒形から薄いボタン形に変わっていた。

  あまりに薄いので、高級素子のピエゾ方式か水晶発振振動かと思ったが 似たような振動素子を調べてもっと単純なブラシレス・モーターを超小型にしたものらしい。古いガラケーも小さな分銅モーターで、分解する度に 本体薄型化と合わせカメラ素子・マイク素子とどれも分解する度に 驚くほどの小型化に変化してきたが、このマイクロ・モーターは構造的にこれ以上小さく出来ないと思っていた。このボタン電池の様な素子の両極に電源を加えるとブルブルと振動するのでモーターに違いないが ブラシレスがボタン電池のサイズに収まるとは考えても見なかった。

 この販売している通販サイトの写真から「磁気ローター+IC素子+三角コイル2個」もあるのでモーターだ。秋葉原の通販だが驚いたことに一個百円程度。とても手作業では限界サイズだが 過去のモーターは全て中国製だったので 数億個のスマホ需要が この国に一極集中し 自動生産となり こんな価格が実現しているのだろう。

 これも、多くの国が争って生産してきた一つの部品が 中国製になった流れは他の電気部品には沢山ある。この流れは情報機器も内蔵部品も世界統一と「安い価格」を追い求めた結果だから仕方ないのだが、世界の文化が共有されて 多様な技術・多様な文化を期待していた未来が 一つの形に平準化されてしまったのでは少し違うと 一つの部品の流れを見ながらそんな事を思うのだが

 このまま低価格至上主義で、何もかもが同じ形に集中したり 個人情報の漏洩で問題にされた無料で使える 情報通信のLINEとか Googleの情報収集の危険なリスクが潜んでいるなら猶更だ。

 

 振動モーターを並べると 6mm径→4mm径→8mmボタン型に

 

 秋月電子通商、構造解説ページから ・・直径8mmの内部