毎日、コロナで亡くなった人数が速報されるが こんなニュースは知りたくは無いのだがただでさえ減少する人口を加速する要素にもなっているのだろう。
人口減少は「未来の年表-河合雅司著」を三年前に読み、その内容は印象深かったが、その本が三年後もベストセラーなのだから これは多くの人が不安に思っている問題なのだ。
私は当時 読み終えて それほどまでは・・と思ったが三年後の今 その予測より現実は加速して昨年、誕生児は90万人を切り 女性人口の半分が50才以上と統計数字が出ているそうだ。この原因は 経済悪化で結婚も出来ない若者も 単独の方が気楽だと言う風潮も増えていることもあるのだろうが 人口減の視点では未来への不安にとなってしまう。
この著者が「2020年代の日本」と言う、新刊を最近出したそうだが その紹介記事には「10年後には企業の働き手だけでなく 今まで当たり前だった 医療従事者・介護者・警察防災などの社会を守る人 高齢者が利用する宅配 サービスもエリアによっては中止される可能性もある」と言う長期の予想があるらしいから調べて見ようと思う。
確かに、人手対策の外国人労働者に頼るのも 実体は行政も中途半端で外人差別もあり 保護政策も弱いし 長時間・低賃金労働の挙句に この コロナ禍では日々の暮らしに困り苦に自国に戻る人も多くなっているからこの国は見放されている。
統計会社のページには国内の単独世帯数も増え続け、来年には三割を越えるそうだ。 家族中心社会が変化して行くと考えた方が良いのだろうが 単独暮らしは社会構成が現状のままなら成り立つが それが壊れ始めたらコロナ問題よりも、この国にとってはもっと深刻な問題になりそうだ。
世の中の流れは容易に変られそうもなく、既存のものだけに頼らない新しい生活手段の選択肢も勉強しておかないといけないのだろう。
みんな現実になって来た・・