「まっちゃん」日記~「市民が主役の鹿沼」をめざして

「市民が主役の鹿沼をつくる」ことを目指して、私の所見や活動近況等をお知らせさせていただきます。

新国立問題「とかげのしっぽ切り」は許しません。

2015-07-29 07:52:59 | Weblog
以下ネットニュースの抜粋です。トカゲのしっぽ切りは私も許しません。局長クラスがあのような巨大プロジェクト全ての判断をしていたなどとは到底思えません。安倍政権は責任を取らない、まさに、そうした姿勢が露呈しました。


文部科学省は28日、新国立競技場の整備担当部署であるスポーツ・青少年局の久保公人局長(58)が辞職することなどを盛り込んだ人事異動を発表した。発令は8月4日付。下村博文・文部科学相は閣議後の記者会見で「役人人事は基本的に(職員が)自分で判断することはあり得ない。大臣として判断した」と述べた。だが、事実上の更迭との見方が強く、野党だけでなく政府内からも「とかげのしっぽを切ったとしか映らない」と批判の声が挙がる。

【誰ひとり責任を取ろうとしない「新国立」の白紙撤回】

 久保局長は定年退職まで約1年半を残しての辞職となった。下村文科相は「後進に道を譲るという意味での勇退」と説明したが、政府関係者は「(更迭なのは)見れば分かるでしょう。だが、これでは火消しにならない。(野党に)攻撃する機会を与えただけ」と冷ややかに話した。

 文科省は近く第三者による検証委員会を設け、担当部局や建設主体である日本スポーツ振興センター(JSC)などから白紙撤回に至る経緯を調査する。しかし、9月にまとめる中間報告を待たずに更迭に踏み切ったことで調査対象に予想される関係者は「久保局長はスケープゴート(いけにえの意)。ここまで来たら政治の話。政治が決断したのだから」と反発。意思決定した下村文科相らの責任問題を指摘した。

 民主党の高木義明国対委員長も「問題を放置した下村文科相の責任は大。役所のどなたかに責任をなすりつけることは決してあってはならない」と批判。維新の党の柿沢未途幹事長も「とかげのしっぽ切りで済むと思うなら安倍政権の感覚が狂っている」と語った。

 後任には、高橋道和(みちやす)内閣官房教育再生実行会議担当室長(54)を充てる。
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