「まっちゃん」日記~「市民が主役の鹿沼」をめざして

「市民が主役の鹿沼をつくる」ことを目指して、私の所見や活動近況等をお知らせさせていただきます。

その人に「寄り添う」ことの大切さ。

2017-08-24 08:51:52 | Weblog
昨日、大変心温まるエピソードを聞きました。学校の先生の体験談ですが、障がいを持つ生徒さんに寄り添うエピソードです。その子は運動会が嫌いでした。なぜなら運動神経が届かず、いつも「かけっこ」がビリだったからです。ある時、その子は先生に相談しました。運動会に出たくない気持ち、そしてどうしたらいいかといった相談でした。先生は困惑したそうです。運動会を休ませるわけにはいかないし、かといってその子はかけっこをすればビリになる。結果、先生はその生徒に伝えたそうです。「先生は○○ちゃんだけを第3コーナーに立って応援するから」頑張っても早く走れない生徒に、先生は同じ気持ちになって寄り添うしかないと考えたとのことです。後にこのエピソードは新聞にも取り上げられたとのこと。何故、こんな話になったのか。それは、今回の民進党代表選について意見交換をしていた時の話でした。「一億総活躍」といった言葉が出回っています。しかし、先生は、「どんなに頑張っても活躍出来ない人たちを置き去りにしない、そんな寄り添う政治を大切にしてほしい」と述べていました。私は、改めて「すべての人に居場所や出番のある社会」を築くことの重要性、そのために「共生社会」を築きあげる大切さを再確認したような気がします。

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