世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

ワット・リー付属博物館訪問記・#1

2015-11-15 11:02:24 | 博物館・タイ
<続き>

 訪問日時:2015年11月4日12時30分
 場所:北緯19°10′05.60″ 東経99°54′57.54″

付属博物館とは何も関わりがない涅槃仏で恐縮である。北タイのそれは、ほぼ金箔が貼られているが、ここでは写真のように塗られ、なにやら艶めかしくミャンマーの涅槃仏を見るようである。境内の中央付近に付属博物館が建っていた。
入り口の階段を上ると、読経と喰う寝るだけで、こうも太るのかと思われる坊主がいる。来意を告げると博物館のドアを開け案内してもらった。中には仏像、仏頭等々多くの古美術品が収納されていた。古陶磁は2階で展示しているという。
 
(受け取ったパンフレット)

いきなりタイ語表記でハーム・タイループ(撮影禁止)の表示。あわせて僧侶も撮影禁止と云う。日本からわざわざ来たので許可して欲しいと云うと、あっさりOK。最後のタンブン(喜捨)をはずむことにした。以下はいずれも広義の「パヤオ窯」である。




成程、サンカンペーンの壺類と姿や釉薬の色が似ている。盤も見分けが難しいが、壺類でも同様なようだ。

                                 <続く>

<予告>

 次回はパヤオの特徴的な陶磁を紹介したい。


インド正月・Diwali

2015-11-15 10:05:05 | クアラルンプール
先回も紹介したように、11月11日にタイ王国ツーリストビザ再取得のため、クアラルンプールへ行ってきた。ビザの期限切れが11月11日だったので、ギリギリである。事前にいつが良いか調べていたら11月10日が、マレーシアではディーパバリと呼ぶヒンズー教徒の正月で休日との事。休みに行ってもしようがないので、11月11日にしたいきさつである。
Diwaliとはヒンズー教徒の新年で、マレーシアではディーパバリと呼ぶらしい。Diwaliとは、油入りの陶磁器製ランプを点灯し、悪に対して善が勝利することを表すとのこと。
マレーシアでは多くの場所で、米に着色したオブジェを見ることができる。2013年にクアラルンプール滞在中はあちこちで見た。今回はKLCCで見たが写真を撮り忘れ、11月14日KLIA2のターミナルで見た。それが下の写真である。



また幸せが得られるというラクシュミー神を、多くの人々が祝う。行ってみたことがないので想像であるが、ヒンズー寺院は多くの人々でごった返したであろう。この祝いは、一言で云えばインド正月で光の祭典であろうことを、過去のTV番組で見た記憶がある。