世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

Wiang Phayaw古窯址訪問記・#1

2015-11-17 11:58:36 | 窯址・タイ
<続き> 

タイ語書籍「陶磁器・パヤオ」に掲載されている、Wiang Phayaw古窯址の位置は、下の写真の赤丸枠内である。
ワット・リーを出て東に向かうと、小川が流れている。それを写真の位置に向かい、途中から小川の右岸の藪の中を苦労して進み、写真の赤丸位置らしき処に至ると、1軒の民家につきあたった。幸い住人に日本語通訳さんが所在を尋ねると、裏手にあったが、今は破壊され跡形もないという。・・・あきらめた。

<余談>
ブログ<の~んびりタイランド2>氏も訪問されたようだが、氏も発見できなかったと掲載されている。

ところが、ドライバーは東に向かって歩き、通りかかったバイクの人に位置を尋ねたらしい。そうすると自分の所有地にあるとのことで、日本語通訳さんにTELして来た。ラッキーである。その位置は下のグーグルアースに示す。
探し求めた窯址と案内された窯址は距離にして200mほどであろうか。道から一段降りたバナナ畑の中であった。
目を凝らして見ないと分からないが、数か所に陶片が落ちている。写真の右側が田圃で、それに向かって20度程度の下り傾斜がついている。幾つかの煉瓦を見たが、窯体は見当たらない。
地主に了解を得て数点の陶片を拾い持ち帰った。以下、その陶片を紹介する。

残念ながら写真が翠色を表していないが、無数の貫入が走る。現物は明瞭に青磁色を表している。非常に薄胎で厚いところでも、3mmもない。盤か碗の口縁部の破片で、口縁にも釉薬が掛っている。このように薄いと云う事は、余程優れた胎土と陶工の技量が考えられる。残りの陶片については次回紹介したい。



                                  <続く>

クアラルンプールのロングステー先

2015-11-17 11:47:24 | クアラルンプール

<Seri Bukit Ceylon Serviced Apartment>

タイ王国のツーリストビザ再取得のためKLへ先日行ってきた。タイに比較しマレーシアのビザは簡単で、日本人ロングステイヤーは多い。予てから滞在先を種々調べていたが、インターネットでSeri Bukit Ceylonなるサービスアパートメントの存在を知り、何やら日系のようであり、一度見てみたいと思っていた。
11月12日、見学の時間がとれたので行ってみた。担当者は加来さんという女性、彼女もKLに魅せられたであろう。場所はラジャチュランでイスタナ・ホテルの前を左折して300mほどであろうか。

 

外見はやや古そうに見える。ロビーに入るとその思いを更に強くする、明かりが少ないので薄暗い印象である。価格がやや安くなると、こうもなるのか・・・との印象である。

 

 

 

 

ところが、部屋を見せてもらうと印象が大きく異なった。部屋は明るくそれなりに清潔で、備品もすべて整い、有難いことに炊飯器まである。流石日系で聞くと日本人の滞在者も多いという。

部屋賃料は
 月額  1BDR:5,600リンギット  毎月前払い
 デポジット:1,000リンギット
 TV放送:日本語放送なし 但し月額250リンギットで日本語TV6チャンネル・可
 リネン類の交換と部屋掃除は2回・週

ロングステー先の候補としてはよさそうである。但しモノレール・ラジャチュランから徒歩10-12分を要す。