<続き>
今回がワット・シーコムカム付属文化展示センター訪問記の最終版である。初めに「パヤオ窯」にも影響を与えたであろう、明染付の紹介でパヤオ県内から出土したものである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/9a/33e24cf27714f901300f687083c2d3d5.jpg)
写真は青花麒麟文盤で、ほぼこれを直模した鉄絵盤がカロンに存在する。なぜか「パヤオ窯」に鉄絵による装飾は見当たらず、北部窯の謎の一つである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/d1/53eeb648042788646e3b0f9fa587a986.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/18/bd80cc94cc496a4f09d005a2edf2e909.jpg)
上の3葉の写真はパヤオ湖に棲息する淡水魚で、20数種がかくにんされているという。パヤオはメコン水系に属すが、別に紹介しているように北タイで共通の魚を見ることができた。
最後に窯場の想定ジオラマが展示してある。下の写真がそうであるが、どうも手回し轆轤を使用していたように思われる。
下の写真はタイ語書籍「陶磁器・パヤオ」に掲載されている轆轤である。随分分厚く重量がありそうで、その慣性力は陶磁器を捻りあげるのに十分とみた。中央の穴に木か枝を差し込み、地面に立てて用いたのであろう。
ここで時計回りか、反時計回りかが気になるが、それについては別途触れたいと考えている。
<続く>
今回がワット・シーコムカム付属文化展示センター訪問記の最終版である。初めに「パヤオ窯」にも影響を与えたであろう、明染付の紹介でパヤオ県内から出土したものである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/9a/33e24cf27714f901300f687083c2d3d5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/f3/9320c5796196ed70e631bc3e0b2a7ff8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/d1/53eeb648042788646e3b0f9fa587a986.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/18/bd80cc94cc496a4f09d005a2edf2e909.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/cc/756b92908114ac050f1ccff9d9f6cf64.jpg)
最後に窯場の想定ジオラマが展示してある。下の写真がそうであるが、どうも手回し轆轤を使用していたように思われる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/40/d26bb7c5a3fa36d86f91d41ac6690196.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/0f/b7975653119b6a4f47c1ae2cd47fd4a2.jpg)
<続く>