世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

オリーブ開花

2024-05-19 08:39:38 | 日記

今年もオリーブが開花した。昨年は100個弱の実が収穫できた。それが初めての収穫であったが、今年はどうなるものかと、やや心配していたものの、蕾は鈴なりである。今年は昨年以上の収穫になるよう期待しているが、炭疽病で収穫に影響がでないようにしたいものである。

天気のよいのが続いているので、一気に開花がすすみそうである。

<了>

 


50年振りの宮崎

2024-04-08 08:44:24 | 日記

ブログを休止して実に72日振りである。肩凝り・痛みの為せる業で、種々試してみたものの結局、パソコンを使わないこと、肩ほぐし体操の2点がよさそうだ。アリナミンEXαやアリナミンメディカル、整形外科医の診察と治療などは全く効き目がなかった。

過日、孫が宮崎大学に入学するというので出かけてみた。宮崎は実に50年ぶりである。大学の学舎の写真を掲げて、今回の記事は終わりにしたい。

<了>


巡った瀬戸内の考古資料館

2024-01-21 08:39:59 | 日記

年初に京都からの帰途、瀬戸内の考古関連資料館を巡った。それらの訪問記や展示物の紹介は別途行う予定だが、随分先になると思われるので、各資料館の逸品を紹介しておく。

たつの市埋蔵文化財センター   ★★

駐車場の端に何やら赤い実がなっている。それも星の形である。後ほどスタッフの方に聞くと、花水木とのことで、初めて見た次第である。

ここでは、双龍環頭大刀の柄頭が展示されていた。韓国は金海の博物館で見たものと同形である。

 

岡山オリエント美術館   ★★★★

モザイク  豹  シリア   前5世紀

石像  男子頭部  シリア  前3ー前1世紀

何れも卑弥呼の時代を遥かに遡る。表現力の具象性を称賛したい。

 

岡山シティミュージアム  ★★★★

これが見たかった。鳥装人間の線刻絵画土器片である。弥生時代のシャーマンか?

柄頭形石製品

出土例は極めて少ない。その一つがコレである。目的は何なのか 、妄想は思い浮かぶが果たして?

 

倉敷市埋蔵文化財センター  ★★

館内に弥生時代の竪穴式住居が復元展示されている。写真のように地面を50-60cm掘り下げて建てられている。これなら冬場の寒さも防げそうだ。高床式住居は冬の寒さに耐えられない。存在はしていたとおもうが、冬場は竪穴式住居に移動したと想定される。

 

総社市埋蔵文化財学習の館  ★★★★

鶏冠人頭土器片で、これも見たかったモノの一つ。弥生時代の遺品である。やはりシャーマンを表すか?

 

笠岡市立郷土館   ★★

瀬戸内の小島から出ら奈良三彩の小壺である。遣唐使のルート上に存在し、航海の安全を祈願した祭祀遺跡から出土したという。

 

広島大学総合博物館埋蔵文化財調査部門  ★

展示物について過大な期待を抱いていたせいか、結論ガッカリであった。広大な敷地で探すのにも苦労したが・・・。展示数は少なく、これといって紹介する遺品もなかった。

 

<了>


新年早々の大災害と大事故

2024-01-03 08:03:18 | 日記

謹賀新年・สวัสดีปีใหม่ครับ(サワデーピーマイクラップ)と銘打って、北タイの辰年守護仏塔を紹介しようと考えていたが、年明け早々の大地震と大事故で、正月気分は吹き飛んだどころか心配になってきた。

令和六年能登半島地震、原発が存在する志賀町で震度7の大地震というニュースが、飛び込んできた。輪島では火災発生、最終的に200棟以上の消失。犠牲者は1月3日現在で57人とのこと。ご冥ををお祈りします。被害の拡大が心配です。

能登半島は地震の巣窟のようで、そのことを気付くのが遅れたかに思われる(ココ参照)。記事にもあるように村田製作所にとっては致命傷とはいわないが、大打撃である。能登半島には事業所・工場が集中している。羽咋市、七尾市、穴水町、氷見市、半島ではないが 、富山市、白山市、能美市の金沢周辺、そして小松市である。幸いMLCCは福井県越前市と島根県出雲市・大田市である。

村田製作所にとって能登半島は、圧電部品とフィルターの製造拠点である。村田製作所の恒夫会長は、中国勢のSAWFIL台頭が著しいと記しておられる。果たして供給責任が果たせるのか、一気にシェアを失うのか正念場である。 正に好事魔多しである。先日は、MLCCの景気の良い記事を紹介したが、数日後の惨事である。

 

圧電部品とフィルターの製造を能登半島に集中しすぎた。2007年、平成19年能登地震が発生し、大きな被害を受けたが、結果として危険分散に繋がらなかった。経営陣は拠点配置を再検討すべきだ、ここ5年で分散を完了させて欲しい。

羽田空港の管制ミスか、管制官は視認していたのか、目を閉じていたのか。日航機機長は管制指示に従っていたのか、海保機も管制指示に従っていたのか。まだ原因特定に至っていないようだが、いずれにしても確認不足以外の何物でもない。毎度叫ばれるが、二度と同じ事故の撲滅を願いたい。くれぐれもお題目にならないように。

<了>