世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

どこまで伸びるヤリスの燃費?

2021-05-31 08:01:09 | 日記

先の土日は東奔西走。両日の東へ西へで走行距離は合わせて350km。何を見たのか出典の記憶がないが、ヤリスの燃費は34km以上可能とのこと。その両日の350kmの走行で33.7km/Lとなった。ちなみにリセット間平均距離は3000kmを越えている。

しかも下道だけではなく、普通に自動車道も走ってこの燃費である。一度34km/Lを経験してみたいものだ。

<了>

 


出雲開催『しきしまの大和展』(10)

2021-05-27 08:29:51 | 古代大和

<続き>

『しきしまの大和展』の展示品を紹介する前に、次の写真を御覧願いたい。管玉の穴あけ工法である。尚、資料は松江市・出雲玉作資料館の展示品である。

管玉の外面加工後、上下から穿孔したものと片方からのみ穿孔したものとが存在する。出雲では片面穿孔が存在する。この時のキリは鉄製であったようだ。

右下の細目の鉄製キリなどを下の道具を用いて穿孔したようである。このように管玉の製法は究明されているが、合子の場合はどうであろうか。

以下『しきしまの大和展』展示品の紹介である。いずれも島の山古墳出土品で文化庁所蔵の重要文化財である。

管玉の製法については先に触れたが、上掲の合子はどのように加工したのであろうか。別に悩む必要はないのだが、古代人は何らかの方法で穴刳りしたのであろう。脱帽以外の何物でもない。

<続く>

 


出雲開催『しきしまの大和展』(9)

2021-05-26 08:30:14 | 古代大和

<続き>

今回は古墳時代の石製品を紹介する。毎度のことながら、このような石材加工品をみていると、加工機械はもとより十分な工具もないなかで、よくも作ったものだと感心する。よほどの腕前であろう。

この合子など、どのようにして内側を刳り抜いたのか、腕と根気更には工具を工夫したであろう。脱帽です。

<続く>


出雲開催『しきしまの大和展』(8)

2021-05-25 08:06:32 | 古代大和

<続き>

今回は勾玉と黒塚古墳・下池山古墳出土の青銅鏡を紹介する。黒塚古墳出土の三角縁神獣鏡は、あまりにも著名である。それについてはココを参照願いたい。

澤ノ坊2号墳の合わせ勾玉は透明度が高く、まさに翠色そのものである。

俺らが出雲で作って運ばれたのか、それとも瑪瑙の石材が運ばれて、大和で加工されたのか。空想は尽きないが、出雲で製作し運ばれたのであろう。

下の内行花文鏡は4世紀の古墳時代前期、それを遡る弥生期の北部九州の墳墓から出土する。やはり倭国の先進地は北部九州であった。

<続く>

【予告】

2014年にブログ記事掲載後、当該記事で2025回目となる。何時の間にか2000回を超えていた。その2000回を記念して『下ビルマのKaw Tar窯発掘調査』に関する記事を掲載する。当該青磁窯は京都大学と奈良国立文化財研究所との共同事業として発掘・調査された。まだ不明な点は多いが、シーサッチャナーライ窯と似たような青磁が焼成されていたようである。近日中に掲載したいと考えている。

<乞うご期待>