とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

「北朝鮮のおかげ」

2017-10-27 17:31:37 | 政治
 麻生副総理兼財務相が衆院選勝利について「明らかに北朝鮮のおかげもあるだろう」と述べたということである。あいかわらず言葉に弱い人だ。おそらく「北朝鮮の状況が大きく影響した」ということを言っただけなのだろうが、麻生氏の発言を聞くと北朝鮮と安倍総理が裏で通じていたようにも感じられる。


 北朝鮮は日本が選挙にはいる前は何度も核実験やミサイル発射をしていたのに、選挙モードになってからは何もしなかった。この北朝鮮の行動は安倍晋三を勝たせたかったのではないかと疑いたくなる。もちろんこれは邪推にすぎない。しかし今回の麻生氏の発言はこの邪推が本当だったのではないかと感じさせてしまうのだ。

 これ以上揚げ足取りみたいなことを言ってもしょうがない。しかし政治家はもっと言葉に気をつけなければいけないのは確かである。特に麻生氏はしっかりとしてほしい。

 安倍内閣の大臣はは選挙後の閣議のあと、「謙虚」という言葉を連発したそうである。しかしそもそも安倍氏、麻生氏は「謙虚」という言葉の意味がわかっていないのではないだろうか。
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NHK受信料訴訟

2017-10-26 08:16:00 | 社会
 NHKの受信料についての訴訟が最高裁判所で審議されたという報道があった。次は朝日新聞からの引用である。

 家にテレビがあったら、NHKの受信料を支払わなければいけないか。受信料契約を定めた放送法の規定が憲法の保障する契約の自由に反するかが争われた訴訟で、最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は25日、原告のNHKと、受信料を支払っていない被告男性の意見を聞く弁論を開いた。最高裁は年内にも、受信料を巡る初めての判断を示す。

この裁判、私は被告側に味方したい。NHKが国会中継や災害の際の放送など最低限のことを放送する放送局だったら受信料を支払うのもしょうがない。一種税金のようなものである。しかし、NHKはそれ以上の番組を制作している。民放放送局がこれだけ多くなりながらNHKがエンタテイメント番組も数多く放送する意味はない。現状のNHKは、強制的な受信料によってお金がたくさんある民放放送と言ってもいい状態なのだ。このような放送局に高い受信料を支払う必要があるのか。明らかに常識が捻じ曲げられている。

 今回の裁判もどうせNHKが勝つのだろう。NHKが負けてしまえば日本が大混乱に陥るのがあきらかだから忖度してしまうのだ。しかし少なくとも被告側の主張にも一理あることを言及してほしいものだ。
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好景気

2017-10-25 18:13:20 | 社会
 最近景気が本当によくなったのではないかと感じる。昔は地方都市の夜は閑古鳥が鳴いていたが、昨日あたりは平日だったのにも関わらず、街に人がたくさん出ていた。みんな財布のひもが緩くなっているように感じられる。

 就職状況もいい。新卒高校生の採用はほとんど1発で決まる。10年前の苦しかったが、今はそれがうそのようである。

 この景気のよさはどこから来たのか。一部の学者はバブルではないかと言っているようだが、はたしてそうなのだろうか。バブル期を知っているのは50歳以上である。若い人はバブルの雰囲気がわからない。それでもまだ50歳以上の人間ならばその雰囲気を察知できるので、自然にブレーキをかけることができ、バブルに陥ることはないのではないかと考える。

 1年後も景気は続いているだろうか。とにかく書いておいて1年後検証してみたい。いずれにしても経済状態が安定していればみんなが助かるのは確かである。できるだけ長い、安定した好景気が続くことを期待している。
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選挙結果

2017-10-24 08:08:40 | 政治
 選挙結果が出て、私としては残念な結果に終わった。しかしこれは国民の意思なのだからそれを率直に認めるしかない。

 正直言って自民党が勝つべきだとは思っていた。すくなくともデフレ脱却の道が見えてきたし、外交面でも安倍総理はそれなりの活躍をしている。日本にしては長期政権であるという安定感は評価すべきものである。今の野党にはこれはできない。

 しかし安倍晋三氏の傲慢さには辟易しているので、ここまで大勝させてはいけなかったと個人的には思っている。今後もっと緊張感のある誠実な政治を安倍首相にはお願いしたい。

 今回の選挙でよかったことは、小池百合子氏の化けの皮がはがれたということである。結局この人はここまでの人だった。

 もうひとつ民進党が2つに割れたことである。わかりやすくなった。と同時に枝野氏が「リベラル」という言葉の再定義をし始めていることである。これが広まれば、これまでの右左という座標軸とは別の座標軸が生まれる可能性がある。トップダウン型の政治か、合意形成型の正義かという座標軸である。今後の展開に注目したい。
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1年前シリーズ ラーメンの「スープ」と「汁」

2017-10-22 19:05:26 | 1年前シリーズ
 1年前のブログを振り返るシリーズ。山形県はラーメン消費量日本一なのだそうだ。夏でも冷たいラーメンを食べるからだと思われる。これが良いことなのか悪いことなのか分からないが、その分塩分取りすぎで成人病にかかりやすいのは明らかだ。
  
 東北人にとってのラーメンと東京で食べるラーメンは基本的に発想が違うという話。

 東京のラーメンの話が雑誌などで紹介される機会が多く食べてみたくなる。実際に食べてみると、確かにおいしいのかもしれないが何かピンとこない。そのピンとこないのが何なのかと考えてみるとスープの質が違うのだ。

 東北人にとってスープはスープというよりも「汁」である。味噌汁がわりに飲むものという発想がある。だからあまりドロドロしていない。しかし東京のラーメンは濃厚なスープという印象が強い。だから一口一口味わうものだ。理屈では理解できるおだが、自分の求めているものとは違うのだ。

 私たちの舌の記憶というのは意外にはっきりと残っているようである。日常的に食べているものならばなおさら微妙な違いでもはっきり分かる。「たかがラーメン」でありながら、ラーメンには明確な舌の記憶が残る。そこには自己証明的な要素まで生まれてくる。日本人が執着してしまうのはそういうことなのだろう。

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